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白球追いかけ薄給になった管理人が運営するジャイアンツブログです。松本さん!そのやり方は超カッコ悪いです!w     ※コメントに書きたくないご意見ご感想はcoolvanilla3(アットマーク)gmail.com までどうぞ  
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勝つと気分いいねえw
今さら何言ってんだと思うだろうけど、やっぱり実に気分爽快。管理人は評論家じゃなくあくまでファンだからね。

「なんで1番長野やねん?」で始まった試合だったけど、やっぱり慣れた居場所のせいか収まりは悪くないし、すぐに結果も出た。

初めて生で観たマイコラさんはさすがの内容だったし(もしかして最初で最後?)、まさかまさかのタイムリーでレフトスタンドは盛大な祭りになった。6回で降板はちょっと早過ぎる気もしたけれど、山口、マシソン、澤村の完封リレーなんていうファンでも期待してないおまけが付いてきた。
今日はとってもリズムのいい試合で、終始こっちのペースで進んだ感あり。強いチームの試合運びだったなあ。満足度の高い観戦でしたよ。

2015年最後のヤマになる7連戦、非常にいいスタートを切れた。
ただ、負けて尚ヤクルト恐るべしと思わされたのが「帰ってきたバレンティン」。復帰初戦でホームランとかすごいわな。まだヤクルト有利だし、一つ勝ったくらいじゃ楽観はできない。
でも、明日勝ったらおもしろくなる。阪神が勝とうが広島が勝とうが関係ない(特に阪神は気にしなくていいよw)。明日ジャイアンツがヤクルトに勝ったら本当におもしろくなる。期待して、大竹に祈りを捧げて寝るべし。



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ネット用語に疎い人のために書くと、タイトルは「残念だが当然」の略。

もちろん勝っておかなきゃいけない試合だった訳だけど、そういう試合を何度も取りこぼしてきたから今の位置な訳じゃん。
地力の無さというか土俵際で粘れない弱さというか、良くなったり悪くなったりを細かいスパンで繰り返す今年を象徴してますな。ここ一番でしっかり勝ち切れるようなら3位に甘んじてる訳もなく、今頃首位を独走してますよ。

そして、例年得意にしてきたマツダスタジアムでの試合もこれで4勝9敗。これで今年は終わりかな?
タイムリーエラーで痛い点を取られて、攻めては拙攻でチャンスを潰す姿も先月見たデジャブ。なんだろな、ここでやるととにかく終始カープペースの試合運びになる。
まあ打てないだろうな、勝てないだろうなと思いながら見て、結果そのまんま自然な流れとして負けた感あり。負けてしっくりくるようになってしまってるのが悲しいけれど。

ただ、菅野にはちょっと申し訳ない試合だよな。
管理人はジョンソンをセリーグで一番いいピッチャーだと思ってる。だから、打てなかったことは仕方がないとも思うんだけど、それでもさすがにちょっと気の毒だよな。こんなことばかり繰り返してるから、個人成績も防御率は1点台なのに9勝10敗で負けが先行するとんでもないことになってしまった。
さすがにこれは「残当」で済ます訳にはいかん。あと2回なのか3回なのか残された登板機会でなんとか二桁勝たせて、かつ個人貯金を作ってやらんと。

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気になったのはただ一つ。なんで大竹を7回で代えたんだろうか?
8回まで投げさせて9回を澤村ならわかる。でも、連日これだけセットアッパー陣の不安が目立つ中で、7回まで90球の大竹を代えるのは意味不明。
これが菅野やマイコラスなら打順の巡りうんぬん関係なく続投だったんだろうし、そうなるとその差はずばり信頼感の違い。大竹は割といい内容で投げてても、なぜだか不可解に降板させられることが多いよな。

今日の大竹は完璧な出来。5月の東京ドームと甲子園で見せた快投の更に上を行くパーフェクトピッチング。
スライダー、カーブ、シュート、フォークと幅広く散らした加藤のリードも冴えてたし、何よりも今日はストレートが出色の威力。いつもより5キロくらい速かったんじゃないか?
だからこそ「なんで代えんだよ?」と思ったし、案の定その後を受けた田原がややこしいことになったんで尚更そこに目が行く。何も無かったから紛れてるけど、マシソンと山口を使いたくないから田原を出したのに、結果ピンチで山口を出す羽目になったなんて采配ミスでなくてなんなの?
原さん、いい時の大竹は十分に信頼していいピッチャーだと思うけどねえ。

さて、気付けば
1 ヤク 127試合 65勝 60敗 2分 520    -
2 阪神 128試合 65勝 61敗 2分 515.9  0.5
3 巨人 129試合 66勝 62敗 1分 515.6  0

と混戦が更にややこしいことに。
阪神が落ちてきて、ヤクルトが止まって待っててくれた感ありの3チーム0.5ゲーム差。ジャイアンツファンが「・・・あれ?ひょっとして首位空いてます?」と希望を持ち始めたスーパー大混戦。

ただ、まだヤクルト優位は変わらないし、全ては18日からの7連戦だね。そこで全てが決まるくらいの一週間になる。
おもしろいじゃん。ここ数年は独走の優勝で9月以降が丸々消化試合みたいなもんだったし、もつれた去年でさえも9月上旬にはほぼほぼ優勝は見えてた。今年は本当に最後の最後まで楽しめるし、まるで展開が読めなくておもろいわw
一つだけ言っておくと、「ヤクルト>阪神」なのは鉄板で、ジャイアンツがそのどこに割り込めるかって感じなんじゃないかな。うん、来週末はおもしろくなるぞ。


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まずはこの話題から。
谷さんに対する思いは一昨年ジャイアンツを去るときに書いたけど、こうして最後になるとまたいろいろと思い出す。
追われるようにオリックスを出て巨人に来て、「もう終わった選手」という屈辱的な評価を実力でひっくり返した選手。もう終わってるのは広岡の頭の方だということを証明してみせた選手。
2,000本惜しかったなあ。ただ、正直この方が谷さんらしい気はするけどさ。
本当にお疲れ様でした。


試合はよかったよ。みんな頑張ったよ。
勝ちが付いた戸根だけでなく、緊急登板で試合を作った京介の方を先にほめてやりたいし、打って守って加藤も目立った。加藤は地味だし出番も少ない選手だけど、こうして時々しっかり存在感を示してこれたからこその長い現役生活。レギュラー捕手としては物足りないけど、二番手として見ると実に頼もしい選手。

普段は敗戦処理みたいなピッチャーたちの好リレーとか、派手な逆転ホームランとか、内容のある勝ちに安堵しながらも、管理人は山口がやっぱり気になる。今日なんかもう痛々しくて見ていられなかった。

原野球の中心にいて、一番重要な役割を担ってきたのは阿部じゃなく山口。
この7年間、山口がいることから逆算して試合を組み立てられた。先発ローテ陣が入れ替わろうと、クローザーが誰であろうと、山口を挟んで繋ぐことで計算が成り立った。どんな場面でもいける柔軟さ、週に4回でも5回でも投げられる屈強さが売りのセットアッパーが、使い方に四苦八苦するような状況になったのが今年勝ち切れない要因だよ。打線の貧弱さが目立ち過ぎて隠れてるけど、山口が山口のままだったら今年も首位を独走してたと思う。

その山口がこうなってしまって、いざ代わりを考えなきゃいけなくなったときに、戸根とか京介とかで務まるとは思えない。勝った日に、彼らが活躍した日に書くことじゃないけれど、二人足しても正直まだ全然足りない。
うん、ハッキリ書くと、内海や杉内をこのポジションに置くくらいの覚悟がないとこの穴は埋まらない。内海はスピードボールが無いし、杉は立ち上がりが悪いことを考慮して考え直したとしても、マイコラさんやポレダレベルの外国人を見付けてきて、それをこの大変なポジションに置くくらいでないとカバーできない。

勝った喜びよりも、谷さんといい山口といい、寂しい思いが先に立つ感じの日だなあ。


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コンビニ、スーパーで売られているビールに「秋」をフューチャーした商品が増え、つまみコーナーからは枝豆が消える。
普段は行こうとも思わないマックも、なぜか月見バーガーだけはとても美味そうに見える。

秋の訪れを方々に感じる中、プロ野球も実に秋。
そう、秋の試合は簡単にはケリがつかない。一つの勝ち負けの重みがグッと増す時期だから、双方簡単には譲らない。今日の試合もオールスター前までなら、坂本が5点目のホームランを打った時点で阪神は諦めたはず。
それがどこまでも粘ってくるし、一戦必勝の明日なき戦いを仕掛けてくるから試合がややこしくなる。

今日の殊勲者は紛れもなく澤村だけど、昨日2イニング投げてる澤村をこうして8回ノーアウトから注ぎ込むのもまた秋ならでは。春や夏にこんなスクランブルな使い方してたら、この前の「死神と風神と」の記事じゃないけどピッチャーが死ぬ。

巨人ファンを代表して本音を言うと、東京ドームだろうが甲子園だろうがこうして阪神には勝てる。
サヨナラ負けした昨日だって、一手の差し違えで負けたようなもんで相手の強さは感じなかった。
だから、今日阪神とヤクルトがまったくの同率で並んだなんてニュースを聞くと、「あぁ、これはヤクルトの優勝が決まったかな」と思ってしまう。

仮にそうなったとすると、CS1stステージは甲子園で阪神とやることになる。
うん、マイコラスと菅野がいるし、これは大いに勝算がある。実際、2010年に甲子園でやって見事に撃破してるしな。
ただ、その先がマイコラスと菅野が早くても4戦目以降に出る前提で、あの神宮でヤクルトとやることになる。
「あっ(察し)・・・」ってこのことだなw

・・・うーん、そうなったとすると、神宮のチケット代分で月見バーガー買った方がいいかしらw



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まあ、こうなる気はしましたなw

延長が進めば進むほどこうなる確率が高くなる展開だったから、あの9回表ノーアウト3塁で得点できなかった時点で先は見えてたのかもね。

マシソンがこれほどまでに通用しなくなってしまったのは、その自慢のストレートの伸びが原因。
もちろん投げた球が途中から伸びることなんてないんだけど、減速の幅が今までよりも大きくなってる。
スピードガンの数値ってのは初速、つまり投げた直後の速さを測定する。初速よりも、バッターの手元で終速が何キロになってるかが重要な訳で、そこが過去3年間よりも低くなってるんだと思う。

マシソンはもともとストレート一本勝負みたいなピッチャーで、スライダーにせよフォークにせよ変化球の変化量は少ない。せいぜいストレートと緩急が付いてチェンジアップ的効果で打者のタイミングを外すだけ。勝負球にできるレベルじゃない。
ストレートが異常に速くて、わかっていても打てないレベルの速さだったからそのレベルの変化球でも通用した訳で、こうして根本が崩れると全てが崩壊してしまう。

日本人と外国人じゃ体格が違い過ぎるから一概に言える話ではないんだろうけど、一般的に上体の力で投げた球は、初速は速くても大幅に減速する。
全身の力を使って力まず投げた球は少ない減速で打者まで届く。ほれ、全盛期の杉内を思い出してみるといい。ヤツの140キロはどこまでも140キロだから威力があったんだよ。
全身を使うってことは、それそのまま下半身を使うってことでさ。下半身を使うってことは、それつまり走り込みをして粘りを身に付けるってこと。つまり一朝一夕じゃどうにもならんのだよ。

悲しいけど今年のマシソンはもうこのまんま。毎回とは言わんけど、投げれば打たれるような状況が続くと思う。150キロ超えのストレートを連発してるのに、あっさりと打たれる悪循環から抜け出せる可能性はかなり低いと思う。

マシソンは3年間最高評価レベルで貢献した超優良外国人だからそう簡単にクビにはしないと思うし、またそうであってほしいと願う。
だけど、来年はキャンプの練習方法とか、フォームとか、そもそもピッチングに対する意識を改めないとどうにもならない。
管理人はマシソンが好きだから、正直なところちょっと胸が苦しい。今年のこの先はなんとかごまかして凌いで、来年また火が出るような豪腕ストレートを見せてほしいなあ。うん、頑張れマシソン。


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今日の野手陣でブレーキになってしまったのは小林。
「小林が凡退した後」という同じシチュエーションでも、それがプラスになったパターンもマイナスになったパターンも両方出た試合。そして、今日の勝負を決めたのもまさしくそこ。

まず、5回表にノーアウト満塁で迎えた第二打席。
結果はサードゴロでダブルプレー。この間に3塁ランナーがホームインして1点は入ったけど、満塁で考えられる得点パターンとしては最悪。
ただ、これでラクになったのがネクストにいた岡本。先輩が失敗したことで気が軽くなったはずだし、形はどうあれ1点入ったことでノーアウト満塁で無得点で終わるパターンも避けられた。
思いきっていける状況ができた上での初球フルスイング。これが点が入っていない状況で1アウト満塁とかだったら、こうも積極的にいけたかどうかはわからない。
これは凡打が後続にプラスになったパターン。

続いて7回の第三打席。
大田がレフト線を破る長打で、長野がホームに突っ込むもあえなく憤死。ジャイアンツファンのため息が消えないままの状況で、その大田を3塁に残して迎えた打席。
結果は当たり損ねのショートゴロ。1塁へのヘッドスライディング空しくチャンス潰えたジャイアンツ。
さて、この状況で小林の後に打席が回ってくるはずだった田口くんは、次の回も続投する気持ちでいられただろうか?
頭の中に「ここで交代かな」の気持ちがなかった訳がないし、大田の当たりがタイムリーになってたら、そりゃもうよほどのことがない限り打席が回り代打が出て交代だった。それでなくても、小林が残ったチャンスをモノにできていても代打で交代だった。
さて、この状況で若干19歳の田口くんは「次もいくぞ!」と緊張感を切らさずにいられただろうか?

結果、次の回に田口くんが捕まり、2点取られてそれがそのまま決勝点になった。
内村に打たれた5点目はまだ仕方ないとして、筒香に打たれた6点目が余計で結果的にも大きく響いた。
ここで田口くんをスパッと代えられなかったのは、次の8回先頭で打席が回ることと無関係じゃないし、9番に野手を入れる方法を取ろうにも、村田の代わりにサードができる吉川はギリギリまで残しておきたい寺内みたいな役割だし、大田は非常にバットが好調で下げるに下げられなかった。言うまでもなく小林を下げたらキャッチャーは加藤しかおらんしね。

小林が打てなかったことで残った波紋が大きかった試合というか、試合の流れというか勝敗そのものが左右されたように思う。
小林のバッティングにどこまでを求めるかは難しい問題だけど、打率214じゃもう少し頑張れって言わざるを得ないよな。明日は期待してるぞ。


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いやぁ、疲れる試合だった。
ジャイアンツファンが思ってることはただ一つだ。

なんで菅野を代えたの?

もうこれに尽きるよ。
立ち上がりはひどかったけど中盤からは見事に立ち直り、おまけに自分のタイムリーまで飛び出して、傍目にもノッてきた感のあった菅野くん。球数もわずかに84球。どう見たって完投ペースだよな。

この球場でやるこのカードがいかに危険かなんて、ファンでもわかってんじゃん?ドームや神宮以上に狭くてホームランが出やすい上に、肌色の相対色になる青系のバックスクリーンも影響してかとにかく打者有利の球場。
長打出まくり、エラーしまくり、大逆転した後に大逆転されたり、まるでマンガやゲームみたいなバカ試合が毎年必ずあるじゃん?
派手な試合になることが多い球場だし、ここでそうなると不利なことも経験からわかりきってるんだから、なんで自ら進んで試合のリズムを変えるような真似をしたんだか。これ原は「勝ったからよし」で終わっちゃいかんぞ。

まあ、野手のみなさんはたいへんよくできました。
決めてくれた村田さん、足と守備で大いに目立った吉川、ホームランに同点打に阿部も目立った。堂上の2ベースも値千金だったし、地味だけどバントとフォアボールで繋いだ坂本も大きかった。
継投失敗の采配ミスで負けてたらダメージ倍増だったし、いくら打者有利の球場でもあの流れの中で追い付いて追い越せたのは評価できるよ。

で、今日は勝ち投手山口でセーブ澤村になるの?なんだかなあ・・・。


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思わず「おぉっ!」と声が出たニュース。



なんとなんと、全選手対応でフェイスタオルのオーダーメイドがスタート。

このコーチも育成選手も含めた全選手対応シリーズは今年から始まった球団の大きな進歩と評価してるけど、配布ユニへのナンバー圧着、背番号Tシャツ(これは以前からあった)、ナンバータオル、キーホルダーに続き、いわゆる「漢字タオル」が遂にサービス開始。
他の物が数字とアルファベットの組み合わせなのに対し、これはそれらよりも手間暇がかかることが明らかなまさにオーダーメイドもの。やるじゃん。ホントに進歩したじゃん。

今、既成の漢字タオルは21選手分が出てるけど、このシステムができたことで若手のホープから、現役時代ファンだったコーチ、誰もファンがいないような渋い選手、それにセペダ、フランシスコのネタ選手まで、ありとあらゆるオーダーが可能。7回の攻撃開始時、闘魂こめてに合わせてタオルを掲げて振るのが流行りになってるけど、近々「セペダ」「カステヤーノス」「フランシスコ」とファンなんだか煽りなんだかわからないカオスな状態になる日もくるかもw だって想像してみぃ。ライトスタンドのビッグフラッグの横に「セペダ」「セペダ」「セペダ」ってあったらそりゃもう絶対に笑うじゃんw

・・・うん、真面目な話、管理人も相川とか金城とかマジで作りたいし、現役時代大ファンだった豊田さんも作りたい。
素晴らしい企画で最大限に評価したいんだけど、惜しむらくはなんでこのシーズンも終わりに近付いた今の今始めるんですかね?あと2ヵ月くらい早くやっとけばバカ売れしたと思うんですけど・・・。



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試合を決める一打というのがある。

これは文字通り決勝打の意味だけじゃなく、今日の村田さんのゲッツーみたいなのも含まれるんだよなw
ポレダもひどかったけど小川もつけ込む隙がある内容で、どっちに転ぶかなかなか落ち着かなかった試合は、6回裏に出た村田さんの芸術的なゲッツーで決まった。
それまでの2打席はランナーなしで連続ヒット。これなら代打を出すよりも期待して任せてみようと思うのも当然。そんな中で初球ショートゴロゲッツーはさすがの一言。

ありとあらゆる罵詈雑言が村田さんに向けられても仕方ないし、つくづく扱いに困る選手だなあと思うのも本音だけど、なんというか村田さんにおかしなシンパシーが芽生えつつある管理人。いや、管理人だけじゃなく少なからずのジャイアンツファンは村田を嫌いになりきれない、憎み切れない、そんな思いでいるんじゃないかと思う。

人生って順風満帆なときばかりじゃないし、いつでもどこでも優秀な成績を残せる人間ばかりじゃない。上手くいかないときがあるから成功するとうれしいし、上には上がいるから自分の立ち位置がよくわかる。
村田は仮にも2年連続でホームラン王に輝いた強打者。現時点の通算成績で見ても立派に歴史に残る選手。そういうエリートが転落しあがき苦しむサマを、エリートになれなかった自分に重ねて見る。片や数億円プレーヤーのエリート野球選手。片や平凡な人生を送るイチ野球ファン。重なるはずのない人生が、こうしてどんどん近付いてきた感じ。いや、もちろん錯覚には違いないんだけど、2年連続ホームラン王の頃の村田に共鳴する人、今の村田に共感を覚える人。やっぱり管理人は後者だな。

村田さんの場合なんか笑えてしまうから悲壮感とか逼迫した感じがないんだけど、まあ苦しんでるんだろうなあ。もともとメンタルに難がある選手だから、今年一年は地獄の責め苦のような思いを味わってると思う。今年もっとも世間のヘイトを集めたのは、安倍総理より佐野研二郎より村田さんなんじゃないかと思うもの。
このブログでも何度も取り上げ、管理人はもう叩くことも擁護することもやり尽くした気がしてる。だから、今は村田さんを生温かく見つめ、打ったら自分にもいいことあるかなあ、打てなかったら明日もついてない日かなあ、なんて思いで見てる。ホントはそんなんじゃいかんけどさ。

まあ、頑張れ村田さん。「死ね」だ「帰れ」だは他所のブログやなんJに山ほどあるだろうからここでは言わん。村田さんに頑張れ頑張れ言うだけじゃなく管理人も頑張るわw

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片岡って選手は食えないねえw 
西武時代はともかく、巨人に来てからの片岡は実に掴みどころのない選手だと思う。

0-5で大量ビハインドになった3回裏、反撃の狼煙となるソロホームラン。
この回は結局打者一巡の猛攻となり、2アウト満塁で回ってきたこのイニング2度目の打席ではセンターフライ。
5回裏、村田のホームランで勝ち越し、尚も気落ちする若松を攻め2アウト1塁2塁のチャンス。前打席に続いていけいけの場面だったけど、ここでもあえなくサードゴロ。
ところが最後の打席になった8回裏にはこの日2本目のホームラン。1点差で固まりかけた試合を動かし、勝利を確かなものにする値千金のホームラン。
ったく、頼りになるんだかならないんだかわかりゃしないw

この「チャンスで凡退、ランナーなしでソロ連発」とまるで去年までの村田みたいな働きぶりは極端だとしても、今の片岡という選手の武器はこの妙な意外性。
西武時代はコンスタントに打率290前後を残してきたバッターだけど、巨人に移籍以降はせいぜい250前後。リードオフマンとしては正直もの足りない数字。

だけど、こういう勝負強さとも少し違う「もってる」感は非常にある。
一口に得点圏打率と言っても、僅差の終盤に迎える得点圏もあれば大量リードの得点圏もある。ソロホームランだって、同点で喉から手が出るほどほしかった1点もあれば、どうでもいい展開での一発もある。
片岡はチャンスじゃないとしても、ここ一番の目立つところでやってくれるような気がする、そんな選手。期待すると裏切られるんだけど、忘れた頃にしっかり活躍してくれる。今日の8回裏だって「出塁しろよ」と思ってたファンこそいれど、ホームランなんて誰も期待してなかった訳だしさ。

そして、なんとも言えない薄っぺらさこそが片岡。
明るく振る舞っても目が死んでるし、どこか他人事みたいな飄々とした雰囲気で、心がどこにあるのかわからないようなクールハンサム。はっちゃけたように演じてもどこか影があるし、かといって控えめにも真面目にも見えない独特のキャラクター。明るさ、熱さ、冷静さ、ひょうきんさ、そのどれもが腹八分目な感じで、本当の心は誰も見ることができないところに置かれてる気がする。
うん、片岡って食えないねえw


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管理人の記憶が合っていれば「大竹―小林」のバッテリーというのは、開幕直後のナゴヤドーム、先々週のナゴヤドームに続いて3回目だったように思う。
5月6月に大竹が投げた試合のキャッチャーは阿部か相川で、この組み合わせはようやく今年3回目だと思う。

大竹というピッチャーの武器はシュート。
スライダーもフォークもチェンジアップも投げられる器用なピッチャーだけど、シュートを投げられるピッチャーが少ないことからも大竹イコールシュート。
そして、シュートという変化球は地味。その威力に反して非常に地味。大竹自身が地味であることを象徴するかのように地味(ジャイアンツで大竹以外のシュートピッチャーといえば西村だけど、こちらも大竹に負けず劣らず地味w)。
シュートとは、「ストレートだ!」と思って振りにきたところへバットの芯を外し詰まらせるボール。空振りを獲るための球じゃないし、素人目にはストレートとの見分けもつきにくい。日テレみたいに配球表が出る局の中継だとわかりやすいけど、「ストレートを打者が打ち損じた内野ゴロ」と「ピッチャーの狙い通りにシュートで詰まらせて打たせた内野ゴロ」は一見わかりにくい。

大竹みたいに右ピッチャーだと必然的に右打者に対してのシュートが多くなる中、今日の小林のリードはその一段上を行っていた。
これでもかこれでもかと言わんばかりの左打者へのシュート攻撃。ストレートと思って打ちにきた左打者がバットの先で引っ掛けた形になり、打球はショート、サード方向へのゴロになる。
これを1球2球じゃなく軸として組み立てたところに小林の成長が見えるし、大竹というピッチャーの正しい取り扱い方法はこれだと思う。

フォークは縦軸の変化。チェンジアップ、カーブは緩急で前後に揺さぶる球。そこにスライダーが加わるピッチャーは多いけど、大竹には更にシュートがあることで左右に振れる。
つまり、大竹ってジャイアンツの中でも屈指のストライクゾーンを広く使えるピッチャーなんだよな。
管理人は実は大竹みたいなピッチャーが好きなのだけど、今日はすごく小林と噛み合ってるように見えたし、小林が楽しそうにリードしてるように感じた。うんうん、なんか充実度が高い試合だったよ。

え?「3安打しか打ってないじゃないか」って?知らんわもう。


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今日、管理人の身に大きな出来事があった。それも悪い方の。
本来なら野球どころじゃないのだけれど、結局いつも通りに家で視聴。

・・・なんか盛り上がってなくない?

観戦にあまり身が入らないような状況だったから、単に管理人のテンションの問題なのかもしれない。
だけど、ビッグイニングを作って大勝した割には画面の中に熱気がない。もっともっと盛り上がっていいような展開だったにも関わらず、実況河村が大袈裟に比喩と倒置法を駆使した独特のしゃべりで煽っても、どうも画面の中が醒めているように見えた。岡本くんが出てきたところだけは本物の盛り上がりを感じたけどね。

ファンもまだ半信半疑。いや、それどころかこの一週間があまりにあまりだっただけに、一歩引いて見てしまってるんじゃないかなあ。そんな印象を受けた8月最後の3連戦初戦。
今年はずっと信じては騙されて裏切られ、見捨てかけるとまた「おっ!」と思わせるような勝ち方をする。その繰り返し。
今日の1勝じゃまだファンの心からの咆哮、野球場にしかないあの熱い熱気は取り戻せてないと思うなあ。

今日の内容には何の文句もないけれど、問題は明日と明後日。
そこでまた「おっ!」と思わせるような野球ができたら、9月にチャレンジャーとして上位に挑む資格が出てくるよ。
また東京ドームに熱気が戻るか、それともめっきり肌寒くなった気候そのままにお寒い9月になるか。本当に明日と明後日が勝負だよ。



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【箍が外れる】(たががはずれる)
①外側から締めつけて形を維持しているものがなくなり、それまでの秩序が失われること。緊張を解いて羽目を外すこと
②優勝が絶望的になったことで緊張感が失われてしまい、ただでも打てないものが集中力がなくなったことでより一層打てなくなり、3試合でわずか2点しか取れず無様に3連敗したさま


ジャイアンツというチームは勝ち慣れている。
近年でも07、08、09の三連覇、12、13、14の三連覇と、直近10年間で6度のリーグ優勝を成し遂げた常勝軍団だ。選手もほとんどが優勝を経験しているし、勝つチームの雰囲気、優勝に向かって走っていくチーム状態というものを身を持って知っている。どこのチームよりも知っている。

・・・それが脆さでもあるんだよな。
優勝するチームというものをよく知っているから、現状がいかにそれに及んでいないかよくわかるし、エリートの打たれ弱さみたいなもので諦めが早くなる。
ヤクルトなんかは全員が必死にガムシャラにやってると思うよ。誰も優勝を経験してないから余計な先入観がないし、去年までの惨状があるから、こんなチャンスを逃したら次はいつになるかわからないと勝利に対して貪欲になってるんだと思うよ。

開幕前に悪いパターンの想定例として書いた気がするけれど、ジャイアンツはこうなると非常に弱い。
わかりやすく言うと、3位でCSに出たとして下剋上をやる可能性がもっとも低いチームがジャイアンツなんだよ。CSは出て当たり前、それも1位で出るのが毎年の定例行事。そこに2位や3位で参加することに何の意義もないし、むしろ3位で下剋上をやることにどこか気恥かしさすら感じる。どうせ日本一になってもケチがつくのが目に見えているんだから、1位で出るんじゃないなら別に負けてもいいや・・・、的なチームカラーなんだよな。ファンも含めて。
去年、一昨年にカープが「CSに出るぞ!」「広島でCSをやるぞ!」と盛り上がったような空気は絶対に起こり得ない。

わかりやすいからCSを例に挙げて書いたけど、V4が難しくなったあの広島戦以降、選手たちのプレーがまったくもってそういう感じに見えてしまう。このまるで消化試合のような神宮3連戦を見るにつけ、もうジャイアンツは壊れてしまってるんだなと思わざるを得ない。月の20日くらいに今月のノルマ達成を諦めた営業マンみたいになってるもの。
岡本を上げてきたのもそういう部分のカンフル剤的意味合いも強いと理解してるけど、それも功を奏さずファンのイライラだけが募る3連敗。

意地を見せろよホントに。
1位どころか4位が近付いてきてるし、このままじゃ来月の東京ドームが空席だらけになるよ。試合後の神宮は野次がすごかったらしいけど、野次られてるうちはまだいいよ。それだけ応援してる人がいるってことだから。もう野次もなくなったガラガラのドームで、淡々と消化試合をやらなきゃいけなくなる日がもうそこまで来てるんじゃないか?



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今月の上旬にここ神宮へ来たときは、あまりの暑さに閉口するような日だった。あれから僅か三週間で夏は何処へ、肌寒さすら感じた今日の気候。
一日降り続いた小雨も寒さに拍車をかけ、ユニフォームや雨合羽が防寒着のようだった。

時はあっという間に流れ、一つ瞬きしただけの僅かな時間で世界は変わる。
気候だけじゃなく、なんの見せ場も無く敗れ去ったジャイアンツを見て、いかに調子というものが水物か、チームというものがまるで株価のように常に上下動するものかと思い知らされた。
ちょうど一週間前の水曜日、ドームで1イニング12得点の奇跡を演じたチームジャイアンツは、たったの7日間で変わり果てた姿になっていた。

先日、管理人は優勝を諦めたような記事を書いた。何年も続けてきてるこのブログで、あそこまで厳しい言葉でチームを非難したのは初めてのことだ。
あの敗戦にはそれだけの重さがあったし、内容の深刻さを見るにつけ、毎年毎年これだけジャイアンツを追っかけている管理人が匙を投げてしまうようなチーム状態と判断した。
悲しいかな、今日はそれを確認するだけの観戦になってしまった。

  
 
もう打てないことには慣れた。ただ一人好調な立岡が出ても、進めて進めてそこで終わる攻撃ももう見飽きたくらい見た。
今日ジャイアンツに勝ち目があるとすれば、それはもう菅野がジンクスを払拭するような快投を見せ、僅差で逃げ切るパターンだったろう。それがああいった形で崩れていったザマを見るにつけ、もうただただ腕組みをして無になって座っている以外になかった。今日は約2年ぶりにヘビー読者のくせもの2号さんと一緒の観戦だったけれど、くせものさんは3点目が入ったタイミングで席を立った。その気持ちはよくわかる。

ライアンの執念に負けたような形になって、スポーツニュースは実に編集しやすかったことだろうけど、終わってみれば「押し出し押し出しパスボール」でタイムリーが1本だけなのもまた悲しい。変な言い方だけど、キレイにスッキリ負けることさえできなかった感があるよ。
 
阪神3タテを含む4連勝の貯金を全て吐き出す4連敗で、貯金はわずか1となり3位転落。今の状況じゃゲーム差とかなんとかを考える余裕はないね。それ以前の問題だもの。
でもさ、このままあと25試合ズルズルと負け続ける訳にもいかんだろ。泣いても笑ってももう今シーズンは25試合しかないんだよ。どんな形でもいいからさ、ファンが納得できるような意地を見せてくださいよ。悪く言おうが厳しく書こうが管理人はジャイアンツを決して見捨てないし、これまでのようにこれからも共に生きていくからさ。王者じゃなくチャレンジャーとして一矢報いてくれ。


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小山っていいヤツなんだろうなあ。
キャッチャーとサインの確認をしてる顔がアップになる度、打たれた後の表情がリプレイで出る度そう思う。

スラッとした長身のスタイルに加え、第一印象で「優しそうな人だなあ」と思わせる風貌。こりゃあモテない訳がない。
目が優しいし表情が穏やか。相手打者なのかキャッチャーなのか、はたまた審判なのか、まるで相手に気を使って投げているような気さえする。心遣いが顔に表れてるようで、お年寄りにも「あらぁ、小山くんっていい子ねえ」と好かれるようなナイスガイ。

・・・って、それじゃいかんよね。
普段ナイスガイだろうと、穏やかな気遣いの人であろうと、マウンドに上がったら鬼にならなきゃ。鬼になれないなら、水面のように静かな心で感情を表に出さない仏にならなくちゃ。
菅野ってマウンドにいるときのふてぶてしいまでの顔と、試合後ヒーローインタビューで見せる表情が全然違うじゃん?
杉内だって鋭い目つきで打者を威圧して投げるタイプだし、内海はズムサタで見せる陽気なチームリーダーの顔を捨て、冷静に相手を見下して投げ降ろす。
澤村やマシソンは、わかりやすいまでに気合いを表に出しながら、時に吼えながら気迫丸出しで投げるタイプ。見てるこっちも「いや、それおまえが作ったピンチだろ」と思いながらも、汗だくになって鬼神の顔で投げる澤村に、激昂して真っ赤な顔で投げるマシソンに感情移入する。

小山にそういうのが全くないんだよなあ。
オンもオフもなく、マウンド上でも練習中でもベンチでも、もっといえば家にいるときでも小山は小山のままな気がする。もちろん悪い意味で。

開幕前、今年の小山にはみんなが期待した。そりゃそうだ。去年後半にローテ入りして6勝を挙げ、菅野と大竹不在の事情はあれど死ぬほど大事なクライマックスの第4戦にも先発した。
今年は当然春からローテに入るもんだと思ってたし、うまくいけば二桁いけるんじゃないかと期待も膨らんだ。本人だってそれくらいのつもりでいたはずだよ。
それが大きく出遅れ、この夏も終わりかけの大詰めで出てきてこうなる。成長してないんじゃなく退行してるよ。現状維持ですらなく劣化してる。

今日は悪かったんだと思う。球速は出ない。伸びもない。フォークは落ちないし、力めば叩きつけてしまってワンバウンドになる。カーブに至っては打者の頭の上に行く有様。
思うように投げられない自分に焦ったのは想像に難くないし、相手はリーグ最強の強打ヤクルトだ。困ってるんだろうなあってのは伝わったよ。
だけど、去年それくらいの経験はしてきたんじゃないかなあ。クライマックスも含めたら去年17回も先発したんだぞ。調子がいいときばかりじゃなかったはずだし、良くない時にどう切り抜けるかは練習じゃ学べないもので、実践経験を積んで初めて身に付くものなんだ。その経験、活かせたか?
クライマックス第4戦でノックアウトされベンチで悔し涙を流したとき、もうこんな思いはしたくないって思わなかったか?

年齢的にも才能の面でも未来のジャイアンツを担う一人と見込んでるからさ、これ以上失望させないでくれよ。
マウンドで動揺してオロオロしてるいいひとなんか見たくない。女性って男のギャップに弱いっていうからさ、普段は優しそうな男がマウンドで人が変わったようになる姿を見せてくれよ。



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腹の立つ試合が多い2015年。しかしながら、今日ほど不愉快で苛立つ試合があっただろうか?
今年の悪いところを全て凝縮して並べたような試合で、金払って現地で応援した人にも、プロ野球セットに金払ってる巨人ファンにも失礼な正真正銘のクソ試合。
応援する価値どころか見る価値もないようなひどい体たらくで、今シーズンのV逸を決定づけるような敗戦。負けたことも3敗にも5敗にも値する重さがあるし、試合をちゃんと見てた人なら、結果うんぬんの前にこんなチームが優勝できるはずがないとわかったはず。どんな罵詈雑言で罵倒しても足りない無様な負け方で、初回から最終回までただひたすら恥の上塗りを重ねた最低の試合。GIANTS PRIDEの名が泣く「恥」「恥」「恥」のオンパレード。

もう笑っちゃうよ。
2回が田口くんのスクイズ失敗ゲッツーで終わり、3回先頭の立岡はヒット。
6回は満塁で亀井の牽制死で終わり、7回先頭の小林はヒット。
黒田レベルになれば状況に応じてペース配分してくるから単純に比較しちゃいかんけど、いかにも今年を象徴するチグハグさで余計にイライラが増した。
打者田口くん、三塁ランナーアンちゃんでスクイズを仕掛けるのもバカだし、満塁で牽制死なんてのは愚の骨頂。仁志が解説してたように二塁牽制に合わせたディレイドスチールなんだろうけど、そんな奇策が成功する可能性がいったい何%あるの?

ベンチに腹が立ったのが上記の奇策なら、選手に腹が立ったのが二度のバント失敗。
7回の到と8回の亀井。極論すればこれが原因で負けたようなもんだよ。何に腹が立つって、二人ともラクにバントできそうな真ん中付近のストレートをバットを引いて見逃がしてるとこ。バントなんてカウントが進めば進むほど難しくなるのは子供でもわかるのに、なんでみすみす自分の首を締めるような真似をするんだか。それでいて、まるでなにか意図があってバントしなかったか、もしくはベンチの指示で見逃がしたかと取り繕うように、見逃がしたあと何食わぬ顔をしてコーチに目をやるのが余計に不快。
特に到はバットで結果が出ないから昨日代走、今日ピンチバンターと雑用みたいな使い方をされてる立場で、その求められてる小技ができなくてどうするの?火曜日からベンチで何するの?そんなによみうりランドが好きなら止めないけどさ。

それと立岡。
打撃がものすごいから叩きたくはないし、立岡がいなかったらもっともっと悲惨な状況になってるのはよくわかるから言いたくないんだけど、走塁面のいわゆる野球脳がちょっと不安。
ナゴドを彷彿させた最終回のドタバタを見る限り、とことん尚広と噛み合わないし、攻める一方で周りが見えてないんじゃないかと言いたくなってしまう。高校球児じゃないんだから時には引く勇気も必要なんだよ。
で、あの場面で尚広を叩いてるバカがいるみたいだけどなんなの?ライトがバックホームしてきた球のコースを見て引き返してる賢明な判断なんだけど。

こんな程度の低い拙攻を繰り返して、ミスミスミスのミルフィーユだから11安打打ってんのに3安打の相手に負ける。田口くんは澤村1年目を超える無援護地獄になっちゃってるし、采配も個々の選手もこんなんじゃ19歳の若き左腕にはあまりにも酷。他のピッチャーを無援護で苦しめてるのと、田口くんにそれをするのはちょっと意味が違うぞ。将来性十分どころか、既にして一軍レベルに達してる若き才能に何をしてくれてんだか。

残念だけどこんなチームが優勝する可能性はない。1ミリも1%もない。可能性の問題じゃなく優勝する資格がない。もっと言えば応援する価値がない。
今日の負けは取り返しのつかない負けだし、後から「あそこで負けて終わった」と言われ続けるターニングポイント。
管理人だってこんなことは書きたくないけど、今日の試合を見て4年前の秋にガラガラになってた東京ドームを思い出したさ。現実のものになるか杞憂に終わるか、残された時間はあまりに少ないぞ。



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7回表、山口が3アウトを取るのに要した球数わずかに5球。
内訳も初球ピッチャーゴロ、初球ファールフライ、最後はピッチャーの福井を3球三振。
まあ、これだとイニングを跨がせたくなる気持ちはわかる。
8回先頭の丸も2球目でキャッチャーゴロ。
この辺で山口は錯覚したかなと思う。ピッチャーってのは、今日の自分の調子がどうなのかマウンドで投げながら確認をする。ストレートの走り、変化球のキレ、コントロール。それらを試しながら確かめながら組み立てる。今日の山口は7球で4つのアウトが取れてしまったことで、自分の調子がいいものだと過信しちゃった気がする。本当はいいも悪いも判断できない7球だったんだけど、結果がよかったことで自分が騙されちゃったかな。昨日も全然よくなかったのに抑えられたもんだから、それも災いしたかもな。
まあ、頑張れ山口。残り試合も少なくなってきた今から配置転換なんてできる訳ないんだから、山口が頑張ってくれないとどうにもならん。頑張れ。それしか言えん。


さて、熱心なファンならお気付きの通り、阿部と村田の扱いが明らかに変わってきた最近のジャイアンツ。マシソン・山口のセットアッパーは変わらない代わりに、主軸の方はどんどん新成へと向かう流れができてきた。

今日の試合でも阿部に代走が出されたのは7回のこと。僅差の展開だからフォアボールを選んだ阿部に代走を出すのは自然なようにも見えるけど、僅差だからこそ阿部の一打に賭けたくなるのもまた正論。そして、今までの原はどう考えても後者だったように思う。
事実、唯一の得点になった8回、タイムリーを打ったのは阿部の代わりに四番に入っていた井端。まだまだ重要な場面で打席が回ってくるのが目に見えてるのに、あっさりと阿部をベンチに下げた采配が異質なものに見えた。
村田は言うに及ばず。今日もチャンスで代打を出される安定の捨て駒扱い。
この二人の名前がスタメンに無い日も珍しくなくなってきたし、村田が阿部の代わりにファーストを守る機会も増えた。二人とも着実に由伸が近年歩いてきたコースを歩かされている感はある。

これ自体は自然な流れ。
避けられないことだし、今年の成績を考慮すればむしろ喜ばしいことだと認めながらも、管理人はどうも釈然としない。その胸のモヤモヤの原因は明確。

この二人の代わりは誰だ?

役割でいけば坂本と長野なんだろう。だけど代わりが務まってるか?
坂本は万人が認めるやんちゃ坊主。今日も主審がオーバーアクションでストライクコールをしたとき、ベンチで大笑いしながらそのモノマネをしてた。それが坂本の良さだし、頼りになる部分もあるのは認めるけど、阿部という大黒柱のお父さんがいて、その脇で茶目っ気とやんちゃさを出してこそ輝く選手。加齢と共に変わってくる部分の話ではあるけれど、2011年に内海がエースになって明らかに変わったような変化は、残念ながら今年の坂本にはまだ見られない。
長野は成績の面でとてもとても中心になんかなり得ない。今日だって長野に1本出てたら山口どうこうに関係なく勝てたさ。阿部・村田同様にベンチとスタメンを行ったり来たりしてるようじゃチームの真ん中に座るのは無理だ。

ポジションで見たら誰だ?
今日、阿部が下がった後にファーストに就いたのはアンダーソン。これは去年から何度もあったことだけど、今のままでアンちゃんは来年もチームにいられるだろうか?
サードはどうする?
中井は今年全く結果を出せなかったし、吉川ははたしてサードとして育てるべき選手か?長嶋、原に始まり、近年でも小久保、小笠原、そして村田と中心選手が担ってきたホットコーナーを吉川に任せるか?岡崎とか元木とか小兵タイプのサードもいたことはいたけど、なんか管理人はしっくりこない。
ファーストもサードもできる井端はありがたい存在だけど、言わずもがな今年40歳の男はレギュラーとして将来を見込むには難しい。

何が言いたいのかというと、今のジャイアンツは下が育ってくる前に強引に上の看板を外してしまった感が否めない。
下がスカスカなまま上の金看板を不安定なものにして、結果なんにも中身がなくなってしまってる。だって、来年阿部が今の由伸みたいな半分スタメン半分代打の立ち位置になったとして、いったい誰が四番を打つ?悲しいかな、すごくチームが空洞化してる気がしてしまう。ついでに言えば、阿部・村田が務めたクリーンアップという観点でも、期待した大田は知っての通りいるんだかいないんだかわからない存在に逆戻りした。

チームリーダー、ファースト、サード、クリーンアップ。そのどれもが重責で簡単に務まるものじゃないことは理解してる。だけど、この8月下旬に至るまで後継者が出てこないのはちょっと危機感を覚える。
その中で阿部と村田の職責を解くような起用を続けてたら、そりゃもう今日のタイトルを和訳したようなことになっちゃうさ。
うん、わかりやすく言うとさ、2017年のジャイアンツが全然見えないんだよ。



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いやぁ、よりによって今日この日にこうなりますかw

おかげさまでJ:COMは映りました。チャンネル合わせたら普通に見られました。

ただ、J:COMは歴史に残る汚点を作った中継だったんじゃないかと思うよ。
恥ずかしながら管理人も例のルールは知りませんでした。普通にあそこで雨天コールドになればそのまま引き分けだろうとタカをくくってました。だって、表でコールドになった試合なんかいくらでも見てきてるし、己の見識を疑いもしませんでした。
あまりに気になるから調べたら、8回表に追い付いてない場合は記録が有効になって、追い付いたり逆転したりした場合(今日はこっち)は裏が成立しないと無効になるんだって。まあ、そう言われりゃそうかって話だけど、こうも細分化されて規則があるとは思わなかった。お恥ずかしい限りの不勉強でした。

今日の試合を普通にキー局が中継してたら、仮に今日みたいに実況も解説もそのルールの盲点のようなところに気が付かなくても、裏方さんが調べてちゃんと情報を伝えるんですよ。だけど、悲しいかなJ:COMにその能力はなかったんだなあ。
誰もそれに気が付かないから、雨で中断中もただ延々と無駄話を続ける。ネットが「あれ?このまま中止だったら巨人負けるんじゃね?」と騒ぎだし、「そんな訳ないじゃん」派がルールブックを説明されて蒼褪め、ほんの数十分前までそんな訳ないじゃん派だった人が新参者に偉そうにルールを説いていた頃、江夏と元木はまだ脳天気に無駄話をしていたこの悲劇。
いい加減経ってから事の重大さに気付き、放送席が慌ただしくなっても時既に遅し。元そんな訳ないじゃん派からすれば、ほんの数十分前の自分を見るようで心理が手に取るようにわかるんだから、そりゃあ笑いものにもされるわ。
J:COMさんには申し訳ないけど、日テレやテレ朝だったら中断して10分以内にはこのルールを説明できたと思うよ。素人ができないことをやっちゃいけないっていう見本だったわ。これに懲りて、来年からは放送権取ろうとか考えるのやめなさい。悪いことは言わんから。

さてさて、試合も試合でスーパーカオス。
連続バント失敗とか坂本タイムリーエラーとか、とてもとても昨日まで首位攻防を3タテしてきたチームの野球じゃなかった。勢いどころか、まるで昨日までが夢だったんじゃないかと思うような元気の無さ。今年はずっとこういう感じだよな。続かないというか、一夜で別人になるというか。
ポレダもポレダでひどかった。坂本のエラーは気の毒の一言だけど、こうもわかりやすく集中力が切れるかと呆れる崩れっぷり。チェンジだと思ったのが同点で尚もピンチとなれば同情はするけれど、高校野球のピッチャーだってもう少しメンタル強いぞ。露骨に崩れて押し出しを出したところでスッパリ見切った原はさすがだったけどなw

褒める方は阿部がしっかりいいところで仕事をしてくれたことと、妙な勝負強さが身に付いてきた小林。尚広のバックホームも見事だったし、投げる方では戸根が素晴らしかった。
まったく仕事ができなかった選手も少なからずいる中、カープに助けられた感も否めない中、それでもそれでも今日の試合を勝ったのは大きい。だって試合終わったの12時23分だよw 負けてたらダメージ倍増だよ。
予想もつかないことが起きて、その元凶だった雨も尋常じゃない雨で、集中しにくい環境の中よく勝ってくれました。はぁ、疲れたw 勝ったからよかったけどホントに疲れた。



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何かに導かれるように今日という日は訪れたんじゃなかろうか。
東海大相模が45年ぶりの日本一に輝いたその日、母校の英雄ともいえよう菅野がマウンドに立った。

菅野くんという子はエースという役割をしっかりと自覚し、相手チームのエースと投げ合う時はいつも以上に燃えるように思う。対するのは打者でありながら、それよりも強く相手の投手を意識し「エースに投げ勝ってこそエース」と胸に強く強く刻み、それにより己の立ち位置を確立しているように見える。
今日、投げ合う相手が外国人のメッセンジャーや、年齢とキャリアが違い過ぎる能見だったりしたら、はたして菅野はここまで熱く燃えただろうか?その意味でも、今日という日は野球の神様が仕組んだ運命に導かれた日だったように思えてしまう。

菅野ってすごいな。藤浪ってすごいな。いや、野球ってすごいな。
今日一日で何度そう思ったかわからない。気迫丸出しで投げ合った若きエースの対決は、きっと巨人ファン阪神ファン以外の人が見てもおもしろかったはず。画面越しでも燃え上がるような闘志が、エースの名を背負う意地とプライドのぶつかり合いがしっかりと伝わったはず。
管理人はこの阪神3連戦を「誰がどうこうよりも勝てばいい」と位置付けたけど、それでも今日はこの背番号19対決を書きたくなってしまった。それほどまでに見応えのある投手戦。いや、バッターを度外視したかのようなエースピッチャー同士の戦いだった。

絶対的なコントロールを武器に正攻法で正統派のピッチングを見せた菅野に対し、暴れ馬のような荒々しさでジャイアンツ打者陣をバッサバッサ斬り倒した藤浪。
命を擦り減らすかのような魂の投げ合いは、その若きエースの意気に指揮官がどれだけ応えられたかで決したように思う。
和田は代打の切り札狩野を使いそびれたし、とっくに限界だった藤浪を続投させて、挙句ノーアウト満塁の段階でオスンファンに代えた。これじゃエースもクローザーも死なせてしまうバカ采配だ。
原は徹底的に攻めた。亀井に代打由伸を出し、9回のノーアウト1塁2塁では立岡に強攻指示。立岡は今じゃチームでもっとも信頼できるバッターだし、走力を考えたらゲッツーの確率は低い。だけどあの手堅く送りたくなる局面で、迷うことなく攻めに徹した采配こそが原野球。久々にこういう姿を見られたように思う。

おそらく和田は延長を見越して狩野を残したんだろうし、一方原は菅野に代打を出したその回に強攻策で勝負を賭けた。これが経験と勝負勘の差だし、もとから今日は東海大相模が光り輝いた日。そういう言葉にできない部分でアドバンテージがあるときに、気持ちの強さで上回ってたんだからそりゃもう勝利の女神が微笑む方は決まってる。

そう、阪神さん。今までご苦労さまでした。あとはゆっくり休みなさい。セリーグを盛り上げてくれた最高の引き立て役を演じてくれましたが、後はこっちが全部やっておきます。来シーズンに備えてゆっくり休んでください。
東海大相模が優勝した日にOBの原と菅野が輝いたのも運命だし、菅野と藤浪がぶつかって相乗効果を挙げたのも運命。だけど、何よりも毎年恒例のここ一番の大勝負で必ず負ける阪神タイガース、それこそが運命ですよ。後はこれも毎年お決まりの「和田辞めろ!」→「虎の恋人や!」→「怒りの撤退」のフルコースで年末まで遊んでくださいな。



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あなたはこの試合に何を見たか。
5回裏、実に51分30秒におよんだスーパービッグイニングに何を見たか。
あなたが見たものがGIANTS PRIDEであり、ダイヤモンドを駆け巡った選手たちこそが大正義巨人軍。

死ぬほど大事なこの試合で歴史的なビッグイニングをやってのけた。これでこそセリーグの主役、これでこそ大正義巨人軍。貧打にあえいだ2015年、ここ一番の大勝負で全ての巨人ファンの溜飲を下げる猛打大爆発。胸が高鳴り涙腺が緩み、血圧が上がるような1イニング10安打12得点、二塁打がなんと6本も出たエンドレスアタック。

ただ単に打っただけじゃない。小林と片岡に象徴される、次の塁を貪欲に狙う姿勢。しっかりフォアボールを取り次に繋ぐ意識の高さ。点差が離れて緊張感がなくなった後も、ボール球を振らず、大振りにもならず、しっかり好球必打で仕留めた内容の濃さ。全員が強い気持ちで臨んでいたからこその「打者17人終わらない夏at東京ドーム」。昨日書いたじゃん。誰がどうこうとか二の次なんだよ。全員が勝ちに向かって必死になる、その姿がハッキリ見えたから本当にうれしかったさ。

今日、阪神ナインとファンはイヤというほど身の程を思い知ったはず。
そうだった、阪神タイガースはここ一番の大事な試合に必ず負けるチームだった。絶対に勝たなきゃいけない試合を落とし続けるお笑い球団だった。そこを見て見ぬふりをして優勝や優勝やと騒ぎ続けてきた夢から醒め、「あぁ、そうや。わしら咬ませ犬やった。忘れるとこやったわ」と我に返ったはず。

そして、菅野。この流れに乗れ。先週の悪夢を振り払え。心配しなくても普通にやれば勝てるから。
ここで緩まず一気にいけ。勝ち越したことは評価できるけど、3つ全て勝って相手を叩きのめしてこその大正義巨人軍。真夏の天王山、明日勝ってこその昨日と今日。智之、信じてるぞ。


勝利へ続く道 進め菅野智之 
m9(`・ω・´)!



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遂に始まった真夏の天王山決戦。
ここが今シーズン2つ目のヤマで、この先3つも4つもヤマが控えているとは思うけど、この2つ目のヤマを超えなきゃそこには辿り着けない。今日からのこの阪神3連戦は今年もっとも重要なカードで、しかも絶対に負けられない背水の陣。

・・・それをちゃんと理解してくれてたね。打席の中での気迫、集中力。結果を出した仲間に対する態度。ベンチみんながここが勝負どころと認識して、しっかりとGIANTS PRIDEを見せてくれた大勝。
村田5打点の大暴れとか、マイコラさんあわやパーフェクトの快投とか個々を拾うよりも、もうここまできたら内容うんぬんじゃなく勝てばいい。どんな無様な形でも点が入ればいいし、ギリギリまで追い詰められても点を許さなきゃそれでいい。このヤマを超えられたらまた内容に目を向ける余裕も出てくるけど、今は何であれどうであれ勝たなくちゃ。それほどまでに重要な3連戦なんですよ。

今日はもう上記2人のおかげで100点満点に近い試合。今年一番大事な試合でベストゲームに近い快心の勝利。
だけど明日負けたら意味がない。明日勝ってこそ今日の勝ちも活きる。もちろん先発する内海の責任は重大だし、四番なのか下位のままなのかと注目されてる村田さんも然り。
でも、誰がどうこうとか言ってられないんだよ。それほどまでに大事な試合。全員で繋いで全員で凌いで全員で勝利を掴み取るべき天下分け目の決戦。明日も信じてるぞ。

VIVA GIANTS
光る大地を駆け抜けろ m9(`・ω・´)!


        .__
        ,.._,/ /〉___o ○(ハァ―VIVAノンノン)
      ./// //──∧_゚∧ ─::ァ /|
     /// //~~'~~(‐∀‐ ,)~~/ / .|
    .///_//     "'''"'''"'" / /  |
   //_《_》′─────‐ ' /  ./
    | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  /
    |                 .| ./
    |__________|/
最後に自分で茶化してみたw




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管理人が夏休み期間のおさらい。

8月14日 ○巨人7-2中日●
悪夢の大逆転負けを一日で払拭した勝ち。中日に助けられた感もあったけど総じていい試合。
8月15日 ●巨人0-3中日○
今年20回くらい見た気がする何も中身がない試合。
8月16日 ●巨人2-3中日○
なにか暗黒の象徴のように感じてしまった立岡スーパーボーンヘッド。勝呂が言ってることが本当だなんて思えないし、仮に本当であったとしても、それはもう上司に裸になれって言われたらなるのか?ってレベルの話。2点ビハインドで終戦ムードになる試合も多い中、諦めずに追い上げて最後までわからない雰囲気を作りながらみすみす勝ちを逃した痛恨の負け。

ビジターとはいえ中日戦負け越しは痛い。特に3戦目がああいった形だったので余計にそう感じる。終わったことをああだこうだ言っても始まらないけど、3戦目を最後にひっくり返せてたら全て予定通りのカードで終わっただけに実に痛い。

そして、この間も阪神は快調に勝ち続けゲーム差は3.5。貯金1のジャイアンツに対し阪神は貯金8まで伸ばした。
明日からの3連戦、この夏二つ目のヤマであることは疑いようがないし、真夏の大一番になる激熱カード。8月にドームでやる阪神3連戦はなぜか毎年のように組まれていて、毎年ここで阪神に引導を渡してきたカード。年間を通してもハイライトになるような試合が多く、去年は澤村の大復活があったのも記憶に新しい。今年は逆に背水の陣で臨む真夏の決戦。いいじゃん、楽しみじゃん。

予想される先発は
1戦目 マイコラス - メッセンジャー
2戦目 内海    - 能見
3戦目 菅野    - 藤浪

もう両チーム共に何の言い訳も許されない表ローテ同士の決戦。首位攻防の名に恥じない6投手揃い踏み。ここで燃えなきゃ男じゃないし、明日からの3試合で求められるものこそがGIANTS PRIDEだよ。
最低2勝。願わくば3連勝。わくわくしながら楽しみに待とうぜい!



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重い。この負けは重い。
サヨナラ勝ちを始めとして印象に残る勝ち、ターニングポイントになる勝ちがあったのと逆で、下手するといつまでも引き摺り、悪い意味で語り継がれる負けになる。

小林のリードにも、菅野を続投させたことにもいろいろと意見が噴出してる。
・・・だけどなんとも言えない。誰の意見も理解はするけれど納得はしない。代えるんだったら筒香の前なんだろうけど、今日の菅野の出来を見たら任せたくなる気持ちもわかる。9回の1アウトまで100点に近い内容できて、そこに連打があったところで代えるよりは託してみたくなる気はよくわかる。代えておけばって意見もわかるけど、そのまま澤村なのか、左の筒香だけ山口なのか、これだけでも票が割れそうだしな。

ただ、いずれこの負けは重い。
今日でこのカードが終わって、明日から球場が変わるのを幸運に思う。それほどイヤな負け方だし、由伸が一人で大暴れして2点目が入って以降は、負けることなんて露ほども思わなかっただけに正直ショックも大きい。

お決まりのお題目じゃなく、これは本当に切り替えて立て直さないとな。その意味でそのまま東京ドームじゃなく、気持ちを切り替えやすい移動ゲームでよかった。
阪神さんは好調なようで貯金7でジャイアンツとのゲーム差は2.5。このまま阪神が走るなんてそれこそ露ほども思わんけど、あんまり離されないようにしないと。トータルで見たらこのカードも2勝1敗なんだから問題なしと思わなきゃな。悪い流れを作るんじゃなく、流れができる前に1試合だけのスポットとして、悪い火種はボヤのうちに消さないと。


さて、そんな中ではありますが、管理人も夏休み。明日からパソコンが使えない状況になるので更新もしばらくお休み。今日みたいなよほどのことがあれば携帯から書くけどさw 来週までしばしのお別れ。

Let's Go GIANTS m9(`・ω・´)!

寂しいと感じる人は来週までこれでも見て過ごせw いや、マジで気分を上げるときに1-9は相当に効果的。これ見てオレンジ色の血を燃やせ。



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おかえり内海。
代打満塁ホームランなんて離れ技をやってのけたドニイチャンより、昨日の不振を一日で払拭してみせた長野より、内海に向けられた歓声と拍手が圧倒的に大きかった。
スタンドには26番ユニを着たファン、内海のタオルを掲げるファン多数。それが内海という選手の存在感の大きさだし、これまで積み上げてきた功績の賜物。起爆剤がほしいチームにとっても大きな大きなパーツが戻ってきた。

管理人は今日が誕生日。いつも以上に応援も頑張ったし、翌日のことを考えなくていいもんだからしこたま飲んだ。
こういう展開だから酒が進んで、中盤までは非常に気持ちいい誕生日だった。・・・まあ、勝ったからいいけど、もう少しラクに勝てないもんでしょうかねえ? ねえマシソンw
大勝、楽勝ムードだったはずなのに、気が付けば8-7で薄氷を踏む勝利。危うく内海の勝ちも消えるとこだったし、この展開で負けてたらただの1敗じゃ済まない痛恨の負けになるとこだった。

逃げ切って勝てた要因は、目立った堂上と長野よりも立岡。もう誰が何と言おうと立岡。
打って走る、リードオフマンとして理想的な仕事ぶり。ビッグイニングになった4回も起点になったのは立岡のヒットと盗塁。結果的に効いた7回の追加点も立岡の内野安打と盗塁で始まった。「頑張ってる」なんて表現じゃなく、ここまでやってくれればもう立派なジャイアンツのレギュラーだし、どこのチームにも引けを取らない優秀な1番打者になってくれた。大田も橋本も差し置いて、開幕前は誰一人として予想しなかったまさかのレギュラーセンター定着なんじゃなかろうか。調子の波も少ないから安心して見られるし、最近じゃ期待感で立岡が打席に入るときにかかるF1のテーマ曲聞くとウキウキするよ。

さてさて、マシソンと京介以外のみんなが頑張ってくれたおかげでいい誕生日になりました。こうして目の前で勝ってくれるのが何よりのプレゼントだわ。素敵な誕生日プレゼントありがとうございましただね。



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