借金１０。・・・いやぁ、ここ数年聞かなかった響きだ。重い響きだなあ。

ローテを変えて内海を出して勝ちに行った試合。
その試合で勝ちが無くなった１１回裏ってのは、なんだかやっぱり気抜けする感はあった。
越智もゲームに入っていけないうちに、あれよあれよと言う間もなく満塁の大ピンチ。まあ、満塁になってからのピッチングはよかったと思う。腕も振れてたし。今年はずっと内容が良くないから、今日の開き直りでなんか思い出してほしいもんだわ。

で、こういう展開になってしまった原因というか、悔やまれるポイントというか、延長戦にしてしまった要因、負けた要因は８回の内海とホワイトセルの対戦だと思うんだ。
１球目　わざとボールに投げるインコースストレート　B1-S0
内を見せた。しかもわざとボールゾーンの身体に近いとこに投げた。
２球目　外にスライダー　B1-S1
定石通りの攻め。１球目の内角が効いて見逃しストライク。
３球目　インコースにチェンジアップ　B1-S2
打った瞬間ファールとわかるタイミングのずれた当たりで２ストライク

ここまで１００点。

４球目　またインコースにストレート　B2-S2
これよくわかんなかったなぁ。コース狙った球でもないし、変化球勝負って示唆しちゃった感じになった。
５球目　フォーク　B2-S2
ファールされる。
６球目　フォーク　B2-S2
またもなんとかファールするホワイトセル。

で、５球目６球目ってのは勝負に行ってる決め球。４球目までのカウント作る球じゃない。じゃあ、この次の７球目は何か？普通はやっぱりフォークに張る。ホワイトセルもそう考えてたと思う。

７球目　カーブ　甘く入って痛打

フォークに張るときは、できるだけじっくり球を見ようとポイントを若干後ろに置く。そこにカーブとかチェンジアップとか遅い変化球は、タイミングをずらす効果が出ない。意表を突いてるようで突いてない。しかも甘く入ったから見事に打たれた。
フォークに張ってる時には、むしろボールゾーンにストレートで釣った方が良かったりするけど、４球目のストレートがあったことでストレートは釣り球だなってのが相手にも伝わったように思う。決してフォークに合ってた訳じゃないんだし、もう１球フォークで行くべきでした。「結果論だ」って言われりゃその通りだし、フォーク待ちのとこにフォークは怖いんだけど、遅い変化球って選択は無しだったんじゃないのかねえ。
結局、ここで１点取られた時点で「あぁ、今日もやっぱり勝てない」って委縮したムードになっちゃったもん。

ホンットにやることなすことうまく行かないなぁｗ　一方、ヤクルトは最後の最後に、しかもカウント途中に出した代走が活きた。左のエース対決で延長に入るくらい拮抗してた試合を分けたのは、波に乗ってるチームとどん底にいるチームの差だ。
しかも、今日も打てないままで特に明るい材料も無しｗ　明日からは我が家で久々のカープ戦。そろそろなんとかしてくださいませ。

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