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白球追いかけ薄給になった管理人が運営するジャイアンツブログです。巨人のエースを10年務めた大投手、智之メジャー4勝目おめでとう!!    ※コメントに書きたくないご意見ご感想はcoolvanilla3(アットマーク)gmail.com までどうぞ  
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9回浅野の打席。
ネクストには今シーズン初の打席になろうかという丸。
丸に気付いてザワザワし出すスタンド。

1アウト1塁だから、ゲッツーでも打とうものなら丸に回らずにゲームセットになる。ここで浅野がやったこと。
・・・できもしないセーフティー。

それがファールになって迎えた2球目、ボテボテのサードゴロを打って1塁への全力疾走。

出てきた丸が、しぶとくレフト前へ運んだときの3塁への激走ヘッドスライディング。

見えたのは、丸さんのために、丸さんに打席を回さなきゃ、丸さんを男にしなきゃ、丸さんが丸さんが、という必死な思い。

その辺の選手ならそれでいいし、それが美談にもなるけれど、


浅野、おまえは丸にならなきゃいけないんだよ。


丸さんを引き立ててる場合じゃないんだよ。

セーフティーでなんとか丸さんに打席を、とかやってるなら、自分が2ランでも打って「丸さん終わらせちゃいましたw すいません」くらいでいいんだよ。岡本ならしれっとこういうことやるし言うと思うよ。
おまえはこの丸や岡本の立ち位置にならなきゃいけないんだよ。


主役。
映画やドラマでいうところのトップクレジットで扱われる選手って、そう何人もいる訳じゃない。

ドラ1の威光を今使わないでいつ使う?堀田や平内みたいになってからじゃ遅いんだぞ。

よくできた脇役より冴えない主役であれ。
結果のいい悪いはともかく、ファンが「ああ、今日は浅野を見た」と思える男になれ。




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東京ドームにピッチャー田中瑛斗がコールされたとき、これまでと比べて明らかに声援が大きかった。
大勢くんや雷丸が出てくるときのように、「いよっ!待ってました!」と言わんばかりの歓声が上がった。
これはもちろん、甲子園でのシュート無双を受けて期待値が1ランク上がっての凱旋登板だからこそ。

だけど結果はこうなる。

そう、世の中そんなにうまくはいかないしプロの世界は甘くない。

あまりシュートを投げさせなかった岸田のリードに責任を押し付けたくもなるけど、今日は瑛斗も投げ切れてなかったし、なによりも左打者を当てるという攻略法まで見えてしまった。いや、それはあまりに初歩的な攻略法ではあるけれども。

瑛斗にとっては悔しい日になってしまったけど、ある意味これでいいのだ。
慢心しちゃいけないし相手を舐めちゃいけない。こっちもプロだけど相手もプロなんだもの。
瑛斗は現役ドラフトで獲れた選手。そう易々と成り上がれるほどNPBは甘くない。

そして瑛斗がここから這い上がって、「おおお!瑛斗すげえ!」をもう一度やれたらその評価は倍になる。それが世論というもんだ。
だって「すげえ!」より「やっぱりすげえ!」の方が、感情も思い入れも強くなるものだから。


いいなあ瑛斗。
これ、考えようによってはこの前スター選手への切符をもらって、今日逆説的な手法で後押しされたようなもんだ。こんな美味しいチャンスはないぞ。
頑張れ頑張れ瑛斗。管理人がシュートピッチャーが好きなだけでなく、瑛斗みたいな経歴の選手が一流スター選手にまでなれたらそれこそジャパニーズドリームだ。頑張れ頑張れ瑛斗。



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関西地区の地上波と有料CS放送しか中継が無い日だったのが惜しい。

今日は伝説を見た。

田中瑛斗が投げた9球は今後も語り継がれる。
江夏の52グラム・・・いや失礼江夏の21球、森福の11球のように歴史的な好リリーフになり得るすごいピッチングだった。

徹底してシュートを要求し続けた甲斐もすごいし、1球のコントロールミスもなくガンガンに攻めて投げ続けた瑛斗はとんでもなくすごい。
見逃してもストライクになるところへズバズバくるから森下も大山も打ちにいかざるを得ないし、状況的には大ピンチなのに終始こっちが押してるように見えた。いやぁ、ちょっとしびれたな。

森下の打席3球目、メシャッとへし折れたバット。
あの折れ方ってバッターが一番嫌うヤツだ。感触が気持ち悪く手に残り、ストレスMAXになる折られ方だ。
あれが伏線になって身体を開いてシュートを捌かなきゃと呪縛に捕らわれ、結果普段は絶対当たらないようなところに自打球を当てた。もうこの時点で森下のメンタルもフィジカルもボロボロだよ。
結果も向こうにとって最悪のホームゲッツーになって、自打球の影響で試合からも退いた。
・・・これはねえ、ここまで森下にやられ続けてきた借りを全て返ししたくらいの強烈なダメージになったはずだよ。溜飲を下げるとはこのことでした。

大山の打席はギャンブル。
森下への鬼のようなシュート攻めはベンチで見ていたはずだし、佐藤を敬遠して自分と勝負することの意味も考えなくてもわかるはず。
全球シュートが予想される中で、カウントが進むとシュートの対応を考えながらももう一つ考えなきゃいけないことが出てくる。ずっとシュートが続くのか、裏をかいてスライダーが外に来るのか、来るなら何球目に来るのか。2ストライクになった時点で勝負ありで、甲斐が手玉に取ってるのがしっかり分かった。
結果、ここしかないという絶妙のタイミングで外にスライダーを投げ、腰が引けたスイングで見事に三振。

この9球はエグかった。
ノーアウト満塁でこれだけゴリゴリに攻められるピッチャーなんかそうはいない。今日はすごいものを見せていただきました。
いやぁ、敬意を表して次ドームに行ったら瑛斗のタオルでも買おうかしら。

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こういう大雨の中での試合は、5回までいけるかどうかが最大のポイント。
勝っている展開なら一刻も早くイニングを消費したいし、負けているならノーゲーム狙いで時間稼ぎの一つもしたくなる。

それはチームの勝ち負けだけじゃなく、個人の成績も同じこと。
ホームランを連発してようが、大ファインプレーを決めていようが、試合がノーゲームになれば記録に残らず全てが文字通り泡と消える。

1番陸、2番門脇の珍しいオーダーで臨んだ今日、

①陸ヒット、門脇送りバント → 1アウト2塁でクリーンアップ

②陸ライナーアウト、門脇ヒット → 1アウト1塁でクリーンアップ

③陸ヒット、門脇ヒット → 1アウト満塁でクリーンアップ

- ここで試合成立 -

1、2番の仕事をチャンスメイクとするならば、今日は完璧にできてたんだよ。3回打席が回ってくる中で、二人とも予想を大きく上回ってくる結果を出してくれた。

この働きを、雨でノーゲームにしてなかったことにしてしまうのはあまりに惜しかった。特に門脇はようやく打撃でいい貢献ができた今年初の試合なんだから、これが水泡に帰したらショックも倍増になるところだったんじゃないだろうか。
二人とも慣れないポジションでしっかり結果を出して、それが無駄にならずに本当によかった。

ドーム球場が本拠地だとこういう感覚って忘れがちになってしまうのだけど、これもまた間違いなく野球の側面の一つ。
今日はいい方に転んでくれて本当によかった。




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昨日、予告先発が発表されたとき「・・・あ、戸郷なんだ」と思ってしまった。
まだ戸郷に頼るんだ。いや、まだ戸郷に試練を与えるんだと思ってしまった。

毎日ジャイアンツ戦を見て、HPなんかもマメにチェックしているのだから、よくよく見れば戸郷が抹消されていないことも分かるし、今日こうして投げることも予想できたことなのだろう。
だけど、なんというか心が拒絶して戸郷の情報が入ってこなかった。
残酷なものを見たくない、あえて悲しいシーンのある映画を見たくない、そんな心境なのか頭が戸郷のことをシャットアウトしていたようで、昨日の予告先発発表に驚いた次第だった。

そしてこうなる。
悪い予感は実際のものとなる。
内海や智之と違って、戸郷にはまだこの試練を超えられる胆力がないのがわかるし、そもそも今の状態で超えられるかどうかすら怪しい。そんな状態で、それでもマウンド上に立ち、痛々しく晒される25歳を見て居たたまれない気持ちになる。

うん、これじゃいけないよ。同情されたらそれはもうプロじゃないんだ。今の戸郷はファンから哀れみの目で見られてる。これがどういうことか阿部と杉内はよーく考えるべきだよ。

戸郷が投げて燃える。
そうするとなんだか試合がおかしなことになる。
今の回はゼロに抑えられた、このボールは悪くなかった、と戸郷の出来が主題になって、勝ち負けが度外視されて放置される。今年こういうの何回目だ?4回目?5回目?もう見飽きたぞ。

これを優勝争いの最大のライバル、しかも今年ここまでけちょんけちょんにやられてる相手にやっちゃいけないよ。今日はどう考えても捨てていい試合じゃないだろよ。

うーん、ラクにしないと。戸郷もチームも。
これを来週も繰り返したら、また戸郷は思い詰めて、チームはカード頭から負けてでただただ時間だけが流れたことになる。
来週は週5試合でローテ再編のチャンス。少し考えようぜ。

戸郷をここで傷つけに傷つけて、誰がいったい何の得をする?







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選手同士の関係性において、マスコミが勝手に話を大きくしたり、時にはゼロから創作で作り上げることがある。

古くは桑田と清原。高橋由伸と川上憲伸なんてのもあったし、今いるメンツでも坂本とマーくんなんかはまさにそうだ。
当人同士はさほど意識してないし、悪く言えばあまり思い入れもないのだけど、マスコミが書きやすいように盛り上げやすいように、盟友だライバルだと勝手に話を膨らませる。いわゆるプロレスでいうところのアングルだ。

・・・中山と高橋宏斗もその程度の話かと思ってたけど違ったねw
中山がバチバチに意識して、打席で異常なまでに集中してるのが見て取れた。
コイツからは絶対に打つ。なにがなんでも打つって思いが顔にしっかり出てた。

こういうアングルは、両方の選手が一流として活躍していないと盛り上がらない。
上に挙げた3つの例も、6人が6人とも超一流の実績を残したからアングルとして成立した。
例えば、松坂大輔と横浜高校で一緒にやった選手でプロ入りしたのが実は4人も5人もいる。だけど誰も大成しなかったから、その角度のアングルで取り上げられることはついぞ無かった。同期で投げ合ったPLのエース上重アナとの話は飽きるほど耳にしたけれど。つまり、有名にならないと話にすらならないんだよ。

だから中山頑張れ。頑張ってとにかく巨人のレギュラー選手として名を売れ。
向こうはひとまず中日のエース格にはなってるし、日の丸を背負って戦った実績まである。現時点じゃだいぶだいぶ向こうが先に行ってる。

巨人のレギュラーが中日のエースをカモにしていてこそアングルは成り立つ。いるかいないかわからない一軍半の選手じゃ、それはもうたまたま得意にしてるんだくらいで取り上げてすらもらえない。バチバチの闘志を多くの人に見てもらいたかったら、今ここでこの時を必死で頑張れよ。


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あまりにもすごいことが起きると、それまでの価値観とか常識は吹っ飛ぶ。

尚輝の打球がライトスタンドに吸い込まれたとき、対角にあるレフト巨人応援席も本当に爆発的な騒ぎになり、もう隣の声さえ聞こえないすごい状況になった。
そこに至るまでの展開が巨人ファンとしてはとても歯痒い内容だったことも加味し、なんだかもうちょっと記憶にないくらいのすごいお祭り騒ぎになった。

管理人のところにも何人かの人がハイタッチ、グータッチをしに来てくれた。管理人も立ち見エリアを自ら回り喜びを分かち合った。誰彼構わず抱き合い、喜びを共有して感極まってもう少しで泣くところだった。
管理人はとてもとても人見知りで、かつ他人を受け付けないオーラが出てると言われる人種なのだけど、こういうとんでもない試合展開になるとそんなオーラなんぞ超えて来てくれる人がいるし、こちらとしてもガードが下がるどころか三顧の礼で迎え入れたくなる。
都合、今日一日で次に会ったときに挨拶をするレフ巨民が5人も10人も増えた。

つまり、それだけ今日はとんでもない試合だった。
マツダでのフラストレーション、頼みの大勢くんが打たれたイライラ、その全てを払拭する強烈な尚輝の一発で、長くそれなりに歴史のある管理人の観戦歴に間違いなく「特A」として刻まれる日になった。

そして、ヒロインで言葉に詰まった尚輝を見て思った。
今のこの状況は、尚輝にとって初の試練なんだよな。坂本さんがいない、丸さんも長野さんもいない。頼れる後輩岡本もいなくなってしまって、気付けば矢面に立つ第一人者が自分になっていた。
もう誰かの陰に隠れることはできないし、自分の名前で自分の結果で責任を取らなきゃいけない。
それを自覚して理解していたから、今日の一打がうれしかったんだよな。わかるぜ尚輝。

今日の勝ちは1勝ではないと思う。
こういう大袈裟な物言いは好きじゃないし5勝10勝なんて言う気もないのだけど、この1勝は死にかけてたチームを蘇生させるのに十分で、2勝いや3勝くらいの価値はあったんじゃないかな。

5月の観戦は実は今日のみ。

だけど6月は観戦強化月間。6日楽天戦、18日ハム戦、21日西武戦、ドームでやる交流戦全カード行くぜぃ!

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さあ、底が来た。
思っていたよりも早くやってきた。

この61イニング連続タイムリーヒットなしの事態は、どうしても岡本の不在と合わせて語られるけど実はそうじゃない。
開幕からゴールデンウィークまで打線が軒並み3割打者ばかりで上振れしていた反動が来てる。
泉口、甲斐、キャベツ、ガクトみんな3割を割り込み、今日でついに尚輝も3割を切った。ここまでが出来すぎ打ちすぎだったことのリバウンドがきたところに、どーんと四番に据えてた岡本もいなくなった。61イニングはちょっと極端だけど、そりゃあ点も入らなくなるよね。

打線がこういう状況だと、投げる方も余計なプレッシャーがかかる。
昨日の井上も今日の伊織も全然悪くなかったのだけど、自軍の得点力が低いことを理解してるから、もう先制されただけで少しピンチを迎えただけでおかしな空気になる。

こういうときはジタバタしない。開き直って悠然としてりゃいい。
岡本がいなくなってから日替わり四番になっちゃってるけど、1試合2試合の結果でテコ入れしてたら、それは柔軟なんじゃなくて堪え性が無くて焦ってるようにしか見えない。やってる選手にもそういう地に足がついてない感じは伝わるもんだよ。
1番泉口、3番尚輝、4番キャベツは固定でいいし、今の状態なら5番は陸以外にいないだろ。
そして、ガクトが万全じゃないみたいだから今日みたいにエリーを使わざるを得ない日もあるんだろうけど、坂本長野よりも調子の悪い選手を2番で使うなや。

さあ16日は今月唯一の観戦デー。
ここで踏ん張れよー。





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裏の事情とか、プレー面、成績の部分以外のことが見え隠れする状況ってのはよろしくない。

選手も監督も人間だから、好き嫌い合う合わないがあるのは仕方がないけど、それがあんまり見えてしまうとちょっと引く。

秋広という選手は、原が監督のままの世界線にいたら今頃ジャイアンツのレギュラーだったかもしれない。
中田に師事してその中田がチームを追われた。監督が自分を嫌う阿部に代わり、いよいよ追い込まれての放出になったのがしっかり見て取れてしまう。
約20年前、チームから清原を追い出し、合わせてその一派を一掃したときと重なって見える。


もちろん秋広にも至らない点はある。
同じ球を3球続けられて3球連続で空振りしたのはgifが作られてもはやネタになってるし、非常に成長が見えにくいタイプであったのは事実。
よく言えば物怖じしないタイプなのだろうが、素行が悪いというよりは態度がでかいことが度々報じられ、おかしなイメージが着々と付いていってしまった感もある。

でも、開幕から丸が不在で、エリーも打てない守れないのクソ外人と化してる中、更には岡本までがいなくなったチームにおいてそれでも起用されず、遂にはこうして放出されてしまったのはプレー面、成績面以外のことが原因に感じられてしまう。秋広が丸の代わりになる未来も、岡本の穴を埋める未来も決して夢物語ではなかったと思う。

2023年 121試合 273 10本 41打点

当時二十歳の若者としては、十分すぎるほどのロマンがあった。
この素材を活かせなかったのはジャイアンツにとって損失だし、「原だったら」「阿部じゃなかったら」のたらればはしばらく付いて回る。

さらば秋広、元気でな。
今のソフバンの方がもらえるチャンスは増えるよ。だって阿部が監督じゃないんだから。
そして阿部。ここまで勝手をしたからには必ず結果を出せよ。秋広がソフバンでクリーンアップになりました。代わりにもらったリチャードはただの扇風機でしたじゃシャレにならないぞ。



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管理人はシュートという変化球が大好きである。

シュートはフォークやスライダーみたいに劇的に変化する訳じゃない。
なんならインコースに投げたストレートと見分けがつかないことも多いし、そもそも空振りを獲るための球じゃない。
シュートとはストレートに見せかけた球が内に食い込んできて、バットの芯を外して詰まらせるための変化球。

そしてこれが効く。
バッターは本能的に詰まったバッティングを嫌う。詰まって内野ゴロを打たされるくらいなら、気持ちよく振って空振りした方がいいと考える生き物。
そこにグッと胸元を突くのは本当に効く。シュートを投げられるピッチャー自体が希少種なこともあって、一度シュートを見せてやるとその後の打席まで尾を引くくらいに効果がある。

この最強の武器を備えたピッチャーを、なぜだかなぜだか現役ドラフトごときで獲れた。
大金を叩いた訳じゃなく、労せずして田中瑛斗という人材を獲れたのは実は去年オフ一番の補強だと思ってる。だってエイトはまだ25歳でこの先10年見込めるし。

ジャイアンツで今エイトの他にシュートを武器にできるのは伊織。
伊織のシュートは曲がり幅でいったら超一級品。見ていて「ああ、曲がった」とわかるシュートを投げられる。

少し前なら大竹さん。大竹は先発をしてた頃は多彩な変化球を投げ分ける技巧派だったけど、リリーフに回ったらシュートシュートシュートのシュートの鬼になった。
その前の世代なら西村。西村はフォークだけじゃなくシュートがあったことであれだけの成績を残せたピッチャー。

つまり、シュートを投げられるピッチャーって本当に少ない。ひと世代に一人二人しかいない。
もともと力を入れやすい方向と真逆に曲がる不自然な変化球だし、少年野球をやってた人だとご記憶の通り、肘を壊すからシュートは投げるなと当たり前に言われる。シュートとはそういう禁断の果実にして諸刃の剣。

それを武器にできる逸材がチームにいるのは本当に大きい。
大勢と雷丸に繋ぐまでの右の中継ぎ要員は他にバッサーがいるけど、バッサーはエイトと真逆でサイドスロー気味に投げるスライダーが武器。
これはキャラの立ち方といい、相手からしたら慣れたら真逆のヤツが出てくる不条理さといい素晴らしい。

エイト、自分がこの先プロで生き残るためにもおまえが磨くべきはシュート。もうシュート一択。
なんなら右打者専になって全球シュートを投げるようなピッチャーになってもいいから、とにかくシュートを磨いて鍛えて伸ばせ。


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火のない所に煙は立たないというか、なんとなくファンに伝わってることってやっぱり根も葉もない訳じゃないんだよね。

オコエは素行が悪いってのは野球ファンの共通認識に近いくらいのことだけど、こうも予想通りになるともはや一周回っておもしろい。
この話が出たときに、巨人でもしいるならオコエだよなあ、オコエの気がするなあ、いやオコエしかいないだろくらいに思っていたけど、自らその悪い印象を立証された日にはもう笑うしかない。人ってそうは変わらないんですよ。だから水谷豊のバカ娘もあんなのと結婚しちゃダメだよ。お父上が右京さんとして稼いだ金を全部アレに持っていかれて取返しのつかないことになるよ。

話を戻すと、ジャイアンツはこういうの厳しいからね。
2018年、若手だった河野と篠原が不適切な動画を撮影した件があったけど、あれは仲間内だけに向けたものだったにも関わらず二人とも無期限謹慎になって、そのオフに揃ってひっそりとクビになった。
直接それを理由とした恰好じゃなくても、暗黙の了解的にオフにバッサリいかれます。

で、オコエを守ってやる理由があるかと言われるとこれといって特にない。
これだけあれこれやらかして、本業ではさほど活躍しない控え選手を残しておくのはリスキーすぎる。

そして、この件のポイントは、オコエと違って一軍の戦力になってる増田をどうするか。
代走だけでなく今年は守備でも目立ったし、なんせ内野も外野も守れるユーティリティーなもんだから一人いるととても重宝する。
オコエは怪我もしてるみたいだからこのまま二軍幽閉でいいけど、増田を今後どう扱うかは普段野球を見てない人にまで届く注目度の高い案件になってしまった。
増田本人は必要以上に委縮することはないけど、球団として上手く立ち回らないとまた余計な火種になるぞこれ。








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これはもうしょうがないんだよ。
試合の中で全力プレーの中で生じたことなんだから、ある程度は割り切って諦めないといけない。
それに一番責任を感じているのは浦田くんなんだから、彼を昔の栄村みたいにしちゃいけない。みんな頑張った、ランナーの中野も含めてみんな一生懸命やった結果として理解して受け止めないと。

言うまでもなくチームとして痛恨の一撃なんだけど、もう前を向いて明日からのことを考えよう。
どんなに厳しい状況でも寝れば明日は来る。明日が来ればまた試合がある。こっちの都合で時は止まってくれないし、相手に同情してもらってもそれで何かが好転する訳じゃない。
どんなにボロボロでも、今いるメンバーで秋まで戦わなきゃいけない。ヤクルトだって村上が長期でいない中やってるんだし、ソフトバンクだって飛車も角も欠ける中なんとか毎日試合をしてるんだ。

岡本の代わりはいないけど、複数人でなんとか必死に寄って集ってその穴を埋められるように。
ファーストとしては陸、大城、秋広あたりの出番が増えるだろうし、サードは今二軍にいる坂本や中山を頼るなり、なんなら管理人は泉口をサードに固定して門脇をショートに戻すのも有りだと思う。
いずれ枠が一つ空いたことで他にチャンスが回ることは間違いないんだから、降って湧いた僥倖を死に物狂いで掴み取れ。

こういうことが起きるのもペナントレース。
岡本にはゆっくりじっくり治してもらう以外ないし、まだ5月の上旬なんだから今シーズン中のどこかで戻ってきてくれればいい。その日が来たらどれだけ盛り上がるか。管理人は今から楽しみだよ。

そして、その日が来た時に最低でも僅差の首位争いをしているところにいないと。
それには昨日今日みたいに一方的に殴られ続けるクソ試合をしてちゃいけない。まずはこの阪神アレルギーをなんとかしろ。





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さて、あの展開で7回から横川を投げさせた意味はなんだったのだろう。

横川の役割は第二先発、ロングリリーフ、ビハインドロング、いずれ長いイニングを期待されてる。
7回に出てきた横川を見て、はたしてこれは8回9回まで投げさせる気で出したのかと少し引っ掛かった。

2点ビハインドの終盤なんだから、普通に高梨、エイト、ケラーあたりで繋ぐ手はなかったものだろうか。
「連戦中だから」とか聞いた風な言い訳が聞こえてきそうだけど、1試合雨で流した時点で連戦は止まってるし、当の横川だってつい一昨日投げてるんだけどね。
それに、横川を複数イニングで見込んでたんなら、それはもう半分今日の勝ちを諦めてたってことだよね。横川本人が炎上する前から捨て試合モードだった気がしてやっぱり少し釈然としない。

そして、今日の勝ち負けよりも声を大にして言いたいのは、横川の扱いが軽いこと。いや軽すぎる。
いいように適当に使われてる感が否めないし、今日みたいな起用でどうモチベーションを保てと言うんだか。吉川光夫とか今村とも被るんだけど、雑用的にというか汚れ仕事ばかり押し付けられてるように見えてしまう。

で、長年ジャイアンツを見てきた経験則でいうと、今日の炎上を理由に横川は二軍に落とされると思う。適当に使われた上に不遇な目に逢う。この時期によく見るテンプレートの一つだもの。
こういう扱いになっちゃう選手は、ドラフト下位入団だったりあまり人気がなかったりだけじゃなく、なんかキャラ的に舐められやすい要素があるんだろうなと思えてしまう。もしかして阿部に嫌われてたりするのかな?


あくまで私見だけど、管理人はローテ最後の一枠は横川に任せるべきだと思ってる。
戸郷、伊織、井上、グリフィン、赤星、その次の椅子は横川だと思ってる。
この扱いの軽さからすると阿部にその気はないんだろうけど、他の5人と違って軟投派としての個性も確立されてるし、頼むからもっといいところで使ってやってほしいなあ。


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中止である。
もともと雨予報だったので半分諦めていたのだけど、朝から昼近くまでは予想外にほとんど降らなかった。半信半疑のまま出かけ、スタメン発表まで進んでから急に強くなる雨脚。管理人は屋根がある席にいたのだけど、横殴りで雨が吹き込んでくる。うん、こりゃあ無理だねと観客全員が納得する中止になった。



さてさて、そんな訳で今日は新球場ジャイアンツスタジアムについてのレポート。
最寄り駅は京王よみうりランド、これは去年までメインで使っていたジャイアンツ球場と同じ。
初めての球場だ、シャトルバスなんか使っちゃもったいない。歩いてこそわかることもあるってもんだ。
普通に道なりに歩くと球場までおおよそ18分。それを15分に短縮できるのがこの大階段。なんと約300段もある。これは上ってみなくちゃもったいないよね。
・・・おお、寄る年波には勝てん。途中からハアハアぜいぜいしちゃったよ。まあやる前から想像はついたけど、やってみたくなるのが人情ってもんだ。ああ、しんど。



そして、最上段から下界を見下ろしたのがこの写真。
いかに高いところにあるか、まさに山を切り拓いて作られた場所にあるかがよくわかる。



球場内は意外にコンパクトな構造。
客席数は2,900しかないので、どの席からもグラウンドが近い。選手の顔もよく見える。



特筆すべきは、コンコースに掲示された写真の数々。
岡本坂本戸郷尚輝の4人が若い頃、二軍球場で汗を流していた頃の写真が大きなパネルになってる。
そして、古くは多摩川グラウンドの頃から、数十年に渡って撮影された秘蔵フォト。
若き日の堀内に貫禄十分のカネやん。ピッチャー江川にバッター王なんて軽く眩暈のする貴重な写真も飾られてる。



もっとも外野寄りのコンコースからは室内練習場が見降ろせる。
マウンドで投げてるのは今日先発予定だった京本。今日は小林も先発マスクの予定だったし、坂本もエリーもスタメンにいた。半分が一軍選手、残り半分が0で始まる背番号の育成選手で組まれたおもしろいスタメンだっただけにちょっと残念。



あと、難点としては飲食店がちょっと足りてない。
らーめん山頭火がなぜか休店してて、開いていたのはこのドムドムバーガーのみ。11時オープン13時スタートの試合ならほぼ全員がなにかしら食べるであろう中、一店のみってのはちょっとキビシイよ。おかげで大行列でしたわ。
ユニやタオルを売ってるジャイアンツストアもあって、ドームじゃ考えられない若手選手推しのディスプレイになってた。ユニフォーム売り場の一番目立つ場所にあるのが、坂本でも岡本でもなく浦田なんてまあ新鮮に感じましたよ。

まあ試合を見られなかったのは残念だけど、考えようによっては球場観光はしっかりできて、かつ中止になったからチケット代は払い戻しで返ってくる。そう考えたら悪くないね。
きっと明日は太ももとふくらはぎが筋肉痛だろうけどいい休日になったかな。



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