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白球追いかけ薄給になった管理人が運営するジャイアンツブログです。松本さん!そのやり方は超カッコ悪いです!w     ※コメントに書きたくないご意見ご感想はcoolvanilla3(アットマーク)gmail.com までどうぞ  
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ここ数年あまりこの切り口で記事を書いてないのだけど、管理人は基本的にヤバい人間である。そう自覚している。
なぜなら、管理人が転職した回数はなんと10回を超える。管理人の世代でこういう生き方をして、それでいてギリギリ道を踏み外さずなんとか日の当たるところで生きてる人間は結構なレアケースであろうと思う。

褒められたものでは絶対にないのだけど、そんな管理人だからこそわかることもある。

上司が代われば、会社の方針が変われば、それまでの世界は180度変わる

傍から見ている分にはこれがなかなかわかりにくい。
やることは同じでしょ?
行くところは同じでしょ?
それはそうなのだけど、なんというか己の置かれている立場がガラリと変わってしまい、あれこれと察してしまうというのは現実にある。

なんの話をしているのかといえばもちろん大城のこと。
上司は原から阿部に代わり、チームの方針は自分をキャッチャーよりもファーストとして見るようになった。
去年まではジャイアンツの主力捕手だったはずなのに、気付けば試合に出ることすらままならなくなっていた。
偉そうなことを言う訳じゃないけれど、管理人は寄り道をたくさんして生きてきた分、今年の大城の気持ち、歯がゆさ悔しさ、そして居心地の悪さは手に取るようにわかった。


だから、出ていくと思ってた。
もちろん拍手と最敬礼で送り出す気でいた。巨人ファンのコンセンサスがどうであろうと、管理人だけは理解して大城の味方でいようと思ってた。

この決断を「長いものに巻かれた」と切って捨てる見方もある。
だってジャイアンツだし、待遇はNPBの中なら最高レベルだし。引退後のことまで考えても、「巨人の大城」でいること以上の得策はどこを探してもないと思う。それは事実。管理人も若い頃ならその観点だけで見たと思う。

でも、今年の大城を見てたら、そんな打算的な話じゃないことはわかるよな。
大城が今年どれだけ悔しかったか。辛酸を舐め続けて、自分だけが蚊帳の外に置かれたような屈辱を味わって、それでも来年もここでやると決めた決意は並のものじゃない。
大城は今31歳。30代の頃の管理人にこの選択はできなかった。だから、作り笑顔の陰で唇を嚙んで、それでも残る選択をした大城に敬意を表する。残ってくれてありがとう。

大城、来年やってやろうぜ。
ライバルは岸田?小林?そして甲斐も来るの?
でも、おまえが一番打てるよ、間違いない。ライトに架ける美しいホームラン、大城ならではの角度で左中間を抜く打球。打者としての格の違いを見せつけてやろうぜ。
普通にやれば普通じゃない成績を残せるレベルなんだから、登場曲の通り「僕は信じてるから 君も諦めないでいて」。何度でもこの両手をあの空へ。







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日本シリーズの流れが変わったターニングポイントになったのがいわゆる指笛事件。

東が客席からの指笛にクレームをつけたことでなく、試合後にそれを受けた小久保が「(ソフバンベンチは)みんな大爆笑してました」と語ったことだ。

管理人はいつもドームでレフト巨人応援席にいるが、そこでいつも会う知り合いに指笛がとても上手い人が2人いる。本当に上手に大きな音でピューイピューイ鳴らすし、口笛のようにメロディを奏でることまでできる人たちでいつも感心してる。

そういう環境に慣れている管理人だから、ああこんなに効いてるなら来年東が投げてる試合ではピューイピューイやったらいいじゃんと意地の悪いことを考える。いや、管理人は指笛が全く鳴らせない人なのでイチから覚えなきゃいけないけどもね。


ただ、それを小久保が言ったらあかんのよ


相手が発奮する材料を指揮官自ら与えてどうするよ。バカかおまえは?
確かにそんなにナーバスに気にするヤツはプロ野球には不向きだし、お嬢さん野球かと笑われても仕方ないんだけど、それはあくまで隠れて言うことだよな。表に出すのもせめてシリーズが終わってからにしろ。
ソフバンの選手の中にも「何言ってくれてんだこのバカ監督」って思ってるヤツたくさんいるんじゃないかな?

これさ、伝説の(そして大部分は捏造なのだけども)「巨人はロッテより弱い」事件と同じ構図だよ。ホントに余計なことを言ったと思う。

バカだなあと思いながら、管理人は来年に向けて指笛の練習でもするか
( ̄ー ̄)ニヤリ






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右で打てなくなったから左で打とう。

こんなの普通思ってもやらない。やったところでできない。

それをやってしまった立岡という選手は本当に心が強い。技術うんぬんの前にまずハートがどうかしてる。
だってそうだろう。右打ちでプロに入れるレベルの選手が、大怪我でバッティングすらできなくなった。ここで取る選択肢は普通なら「引退」だ。どう考えても「左で打ってみる」じゃない。

そんな鋼の心を持つ立岡だから、一昨年の大怪我からも復帰できた。
あの年の立岡は本当に状態がよくて、怪我した時で既に立岡で勝った試合が2つあったはず。近年にないくらいの存在感を示せていただけにとてもとても悔やまれる離脱だった。

印象に強いのは2015年。
1番に定着して規定未到達だけど3割打ったあの年。その頃ジャイアンツはちょうどグッズの全選手展開を始めたタイミングで、それまで主力選手しかなかったタオルやTシャツがどの選手のものでも揃うようになった。
管理人は観戦に行く度に打つ立岡に感心し、なにかしら立岡のグッズを買おうとするも常に売り切れ状態だったのを覚えてる。この年は3連覇が止まった年で第二次原政権のラストイヤー。明るい話題が少ない中で、いきなり出てきて打ちまくるスピードスターにしびれた。

最初の怪我は肘の靭帯断裂。一昨年の怪我は膝の靭帯損傷。
立岡が底から這い上がってきた谷の深さは尋常じゃなく深い。そこから巨人ファンはもちろんのこと、対戦相手のセリーグファンにも顔と名前が一致するレベルにまでなった。残っている成績以上に濃い現役生活だったのだと思う。

不死鳥の最後は死じゃない。
ゆっくりゆっくりその傷だらけの翼を休めるときが来ただけ。
立岡さん、お疲れ様でした。その経験、常人には真似のできない腹の座った覚悟、後輩に教えられることは山ほどあるね。



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誰もが思う「ケガがなければ」や「五体満足だったら」のたらればだけじゃなくて、管理人はこのCSで梶谷がいればなあと何度も何度も思った。

秋広に与えた無駄な打席を見るにつけ、計4度も立岡を打席に立たせざるを得なかった状況を見るにつけ、ここで梶谷がいればなあと思ってた。

もうあまりにもケガが多くて、特に巨人に来てからは明らかに満身創痍だったからそこには触れない。
成績で見ても、2022年1試合たりとも出場できなかったことにそれがよく表れてる。

でもこの選手は、一流ではないかもしれないけどその辺の有象無象とは明らかに違った。
2021年は打率282、去年は275。ほとんどが代打や途中出場の難しい起用でもしっかり成績は残ってる。
少し何かが違ったら、昔いた石井ちゃんみたいに代打の切り札になった世界線もあったように思う。打って出塁したら即代走の代打専だとしても、ジャイアンツには増田も重信もいる。代走専もいるチームだから打つだけの選手にも居場所はあったはずで、そこはちょっと悔やまれる。

それとやっぱり今年の開幕戦。
阪神に対する苦手意識を吹っ飛ばしてくれたのは、間違いなくあのダイビングキャッチだった。
確か、先頭の近本が出て中野もセーフティーかなんかで繋いだ場面、否が応でも去年けちょんけちょんにやられたことが頭を過るし、開幕戦の緊張感もあって早々から防戦一方の空気になるところだった。
今年の梶谷はあの1試合だけを残して、結局はそれが元でユニフォームを脱ぐことになってしまったけど、阪神に勝った1勝にどれだけの意味があったか。ほんの1ヵ月前、1つの勝ち負けに一喜一憂して1どころか0.5のゲーム差で大騒ぎしてたんだから。

梶谷さん、大変大変お疲れ様でした。
個人的には丸にも負けない打撃センスのある選手だと思ってました。リハビリ生活でつらいのは、身体的なことよりも、どんどん自分が置いて行かれる焦燥感や思うように働けない無力感だと思います。引退を発表してようやくラクになれたんじゃないでしょうか。本当にお疲れ様でした。





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すごい応援だった。
外野席からの声がバックネット側で跳ね返って反響する状態を久々に経験した。

それはもう「いい加減に打て」というファンの悲痛な叫びだったのだけど、その思いは最後の最後まで届かなかった。
智之をリリーフにしてまで臨んだ総力戦。湿りっぱなしの野手陣のバットは快音を轟かせることなく終わった。
この日の2点もいつものベイスボールで相手からもらった得点。今年はシーズンでも打てない試合が多かったけど、こうも打てない、6試合も続けて打てなかったのはちょっと記憶にない。

プレイボール前、日本シリーズのチケットをどう手配するかで盛り上がっていた管理人の周りは、約半年間のロンググッバイになるにも関わらず挨拶もまばらにしてそれぞれが帰宅の途に就いた。これが負けるということだ。

ベイスさん、よかったね。おめでとう。
執念とか執着とか、気迫の部分でだいぶこっちを上回ってた感があるよ。長年優勝してない分、このシリーズにかける思いがどのチームよりも強いんだろな。ジャイアンツは2位3位で出たCSでここまで必死に我武者羅にやれないチームなんだよね。
4戦目以降お得意のベイスボールが頻発するようになっちゃったのが不安要素だけど、セ代表として王者ソフバン相手に頑張ってきてください。

こっちは編成から打撃を考え直さないとなあ。
長打を打てるのが岡本だけだから、岡本がそんなに状態よくないのにやたらと敬遠された。ホームランがないとやっぱり怖くないんだよな。
それと一年目はお友達内閣でもしょうがないけど、矢野には辞めてもらわないと。お題目のようにコンパクトコンパクト言ってる件だけじゃなく、矢野に教えられることは代打に出るときの気構えだけだろうよ。阿部と縁のない外部の人間を入れないと来年もこうなるよ。

まあジャイアンツの2024年は道半ばにして終わりました。
いつまでも引き摺ってられない。来年は二軍球場も新オープンするし、ここからまた常勝軍団を、優勝して当たり前のチームを築いていかないと。
ひとまず、お疲れ様でした。校了!




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短期決戦で決まって言われるシリーズ男、ラッキーボーイみたいな表現。

それはほとんどの場合、猛烈に打ちまくってたり、普段は打てない選手が妙に打てたり、打撃に因るところが大きい。ベイスさんでいえば戸柱がそれなんだろう。

でもさ、別に打撃じゃなく違う角度から目立ったっていい訳だよ。
ジャイアンツのシリーズ男は増田大輝その人。昨日は決死の三盗を決め、今日は今日で守備で魅せた。
8回バントに猛チャージでのゲッツーも、9回先頭のプレーも眩しいばかりに光り輝いてた。あのファインプレーがなかったら勝ててない。勝てなかったかもしれないじゃなく勝ててない。それくらいのビッグプレーだった。

こういう形で己の存在感を示すシリーズ男がいたっていいよね。だって増田って普段は脇役も脇役だし、このシリーズでも初戦は不似合いな場所に重用されていいとこなしで、言ってみれば誰も期待してない立場だったんだから。

毎日毎日ロースコアで今日に至っては僅か3安打1得点なんだけど、なんとか土俵中央まで押し戻した。勢いや状況、経緯からすればこっちに分がある。
明日、ケイに対して初戦のリベンジをできるか。戸郷がエースとしての矜持を示せるか。
管理人も明日は現地。またいつもの場所で喉から血が出るまで応援してくる。


さあ、勝つぞ!行くぞ日本シリーズ!!





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先制した4回裏、ヒットは丸のシングル1本のみである。

一挙3点を奪った7回裏も、坂本のシングルと中山のシングルの2本のみ。

普通はシングルヒット1本2本じゃ点は入らない。
それを得点という形にできたのは、足を絡めた攻めであり、必死にもぎとったフォアボールであり。
いや、今日に限ってはそれを「必死さ」と言い換えてもいいかな。

打てないことを百も認めた上で、それでも点を取るにはどうしたらいいか。
しっかり工夫も意地も見えた。スクイズやダブルスチールなんて頭ではわかっていても、なかなか実践できるものじゃない。それをこの崖っぷちの大舞台でやれたんだからたいしたもんだ。
坂本の激走&ヘッドスライディング、初戦とは真反対の増田の正しい起用法、初球でスクイズした岸田の勇気。爽快な連打や豪快な長打じゃなくても十分に見応えがあった。

そして、打てないから点が取れなかった勝てなかった現状は、点が取れたことで勝ったことで逆説的に打てるようになる可能性が少なからずある。人間ってそんなもんだし短期決戦てそんなもんだ。

実感のある手応えをもって希望は明日に繋がった。
伊織、いいとこ見せろよ。




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一昨日、昨日、そして今日。3日続けてまるっきり同じような試合を見せられている。これが一つ目のリピート。

7回と8回にかけて、ヤマヤスに門脇、秋広、大城と3人も立て続けにインコースにストレートを投げ込まれて、みんな判で押したように見逃してきりきり舞いさせられた。これが二つ目のリピート。ここは手を出してこないと戸柱に見透かされたように3連続で同じ攻め方をされた。実に情けない。

特に秋広はなんなんだろうなあ。どこまで自覚してるか知らないけど、置かれている立場は非常に崖っぷちだと思う。
昨日は落ちるボールに付いて行けず、今日は速いストレートに手も足も出ず。わざわざ宮崎から来てこれじゃ何しに来たんだおまえはと言いたくもなるし、阿部に嫌われてる以上、来年以降も出番が少ない状況は続くんだぞ。巨人にいた頃の大田泰示になる未来しか見えないなあ。
管理人は今年も10回以上現地観戦したけど、去年山ほどいた秋広ユニ、秋広タオルは今年めっきり減った。本人が今年ほとんど二軍暮らしだった事情はあれど、ジャイアンツの場合クソメーカーナイキ様のおかげでレプユニが17,000円もするもんで、一人で2着も3着も買って気分で着回す感じではないんだよ。秋広、おまえのファンはもうどこにもいないぞ。
去年の期待のホープは、一年経ったらいるかいないんだかわからないし、いてもいなくても同じようなでくの坊に成り果ててしまった。

話が逸れた。
3つ目のリピートは2007年のシーズン。この年、セリーグは巨人、阪神、中日の三つ巴で、最後ハナ差で巨人がペナントを制した。
迎えたセリーグ初のクライマックスシリーズで、同じ東京ドームで巨人は中日に見事にスイープを食らった。これが他でもない1位チームに1勝のアドバンテージが与えられるようになった原因のシリーズだ。いや、管理人は巨人がどっちの立場だろうがこのアドバンテージには大賛成なんだけどもさ。

やっぱ否が応でもこれが頭を過るね。
2014年の阪神に負けたファイナルステージよりも、この2007年と今の惨状が被るね。なぜなら始まる前まで負ける想定を1ミリもしてなかったから。

・・・シーズンではどうやって点を取ってたんだったかねえ。
尚輝の不在だけじゃ説明ができないくらい、どうにもこうにも点が入る気配がないよ。
まあ、明日もまだ試合ができるんだからさ、開き直ってやるがよろし。コンパクトバカこと無能コーチ矢野をクビにするとかその辺は後で考えようぜぃ。


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なるほどね、こうなるんですね。

投手はしっかり仕事をしてる。
ベイスに対して圧倒的なアドバンテージがある守備力は、なんと1試合で5ダブルプレーという珍記録に表れた。

ただ、打てない。
ああ忘れかけてたけど今年はこうだったとファンにリマインドを促すかのように、昨日も今日も見事なまでに打てない。

この状況は詰まるところ「打てばいい」。ザッツオール。
投手もダメ守備もダメの救いようのない状態じゃなく、打てばなんとかなると誰の目にも分かる。

課題は明確なんだから、「ああ、そういえば今年は貧打に苦しんだシーズンだったよなあ」と昨日今日ファンが思い出したように、阿部が3月に言った言葉に立ち返ろう。


やってやろうじゃねえか!


何も終わってねえよ。これくらいでシュンとするヤツはプロの世界で生き残れてない。
選手は誰一人諦めてなんかないから、見てるだけの外野が四の五のほざくな。明日勝てば風向きは変わるよ。





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尚輝がいない以上、何らかの変更は必須になる。

そして、智之や石橋貴明が苦言を呈していたように、これだけ間隔が空くと選手の試合勘も失われる。

・・・という状況のときに、なんでこう不必要にハードルを上げてしまうんだろうか。

増田は普段代走が本職。2番どころかスタメンすら慣れてない。
オコエも途中交代が主で、スタメンもあることはあったけどなんでこの大事な試合で3番なのか。

普通に回すなら、セカンドは中山で打順は2番。
3番はクリーンアップを何百回も経験してきた坂本にして、オコエは6番か7番。
もしくはオコエじゃなくて浅野を入れて、浅野が3番なら文句ない。
なぜならさ、浅野がクリーンアップなら、未来につながる感が満ち溢れて見てる方も「うおおお」ってなる。逆にオコエが3番だったとて喜ぶのはオコエの母ちゃんくらいだろ。え?オコエの妹も喜ぶって?そうですか、そりゃあもう勝手にどうぞ。こちらとしては興味も関心もありません。

って、この辺がやっぱり阿部のセンスの悪さだなあと呆れる。
失われた勘を元に戻すだけで大変なときに、どうしてこれまでやってこなかった役割を与えて話を難しくしてしまうのか。
不慣れな大舞台で、不慣れな役割を与えられて、増田とオコエは最後まで地に足が着かないままで終わったんじゃないだろうか。

まあ、まだ取り返しはつくから明日だ明日。
明日どういうスタメンかでおおよその予想ができる。今日の中山の打席を見て明日も使わないならそりゃもう阿部がアホだってことですよ。






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8月にヒロアカが終わり、9月に呪術が終わってしまった週刊少年ジャンプ。
ワンピースこそ健在なものの、言うまでもなくこれは王者ジャンプの未曽有の危機である。

飛車角落ちみたいな状態になってしまったジャンプの未来を担うマンガは何か。
ネクストヒロアカ、ネクスト呪術になれる若手のホープはどれだろうかと考える。

・あかね噺
主人公は10代の女の子。舞台はなんとなんと落語界。
アルバイトでの人間観察、厳しくも優しい兄さんたちからの指導、そして大きな大会で実績を積み、ひよっこだった主人公がどんどん成長していく物語。そう、これぞまさしく「努力・友情・勝利」。ジャンプの掲げるメインテーマそのもの。
そして、普通に生活しているとなかなかご縁のない落語の演目が、作中で実に効果的に使われてる。バトルマンガの必殺技のように古典落語の演目が炸裂し、爽快感やわかりやすさにおいては、むしろ戦いで決着をつける類のマンガよりも上なのではないだろうか。
「異色のフリをした王道中の王道マンガ」、それがあかね噺である。

・カグラバチ
うん、とてもいい。過去、この手のマンガはジャンプに無数に載ってきたけれど、上手い具合にバランスが取れてる。

呪術やSAKAMOTO DAYSに比べるとコメディ要素は控えめで、ハードボイルドなシリアステイストで展開していくダークヒーローもの。刀がメインテーマのバトルものだけあって、日本よりも先に海外のマンガファンが飛び付いたいわば逆輸入的作品でもある。
キャラ立ちが弱かったり、顔の書き分けが苦手なのか表情が乏しい感はあるのだけど、構図の鮮やかさとバトルシーンを描くセンスは独創的にして圧倒的。そして、無表情だからこそ主人公が映えるような面もあり、それこそが上述のバランス感に繋がる。
単行本の売り上げも上々で、ジャンプ本誌での扱いもワンランク上がって主力になった感がある。遊びの要素が少ないダークヒーローものだからトップになることはないのかもしれないけど、カラー的にも呪術の後を任せるには適任なのかなと思う。
管理人はあかね噺は買っていないけど、カグラバチは全巻揃えた。まだ4巻だしね。これは来ると思うぞ。

両方、タイトルをクリックすると結構な分量試し読みできるからぜひお試しあれ。




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そうですか、ベイスさんですか。
正直なところ予想外も予想外でした。ファイナルに上がってくるのは間違いなく阪神さんだと思ってました。

言葉を選ばず、誤解を恐れず言えば、こちらとしてはベイスさんの方が数段やりやすいです。
ベイスさんは打力こそ12球団ナンバー1と評価してますけど、言ってみればそれだけで与し易しです。いやすいませんハイ。
今年の対戦成績とか東が離脱したりとかそういうのも含めて、ジャイアンツが勝ち上がるためにはやりやすい、戦いやすい相手が来た気はします。

ただ、今年はやっぱり阪神とやって阪神を倒して、大混戦だったセリーグを終わらせたかった感があります。ベイスさんはその混戦の中にはいたけれど、一歩下がった位置にいて決して主役ではなかったもの。少し寂しいというか物足りないのが本音です。

阪神監督岡田さん、大変大変お疲れ様でした。
このブログで何度も何度も書いてきてある意味での裏テーマなのですが、巨人の監督と阪神の監督は超が付くブラック職です。
誰もがやりたがる仕事だなんて真っ赤な嘘。これこそクソマスコミが犯してきた大罪で大きなミスリードです。いくら年俸が高かろうが、叩かれ罵倒され、褒められるのは優勝したときのみの地獄の苦行のような仕事です。
その大役を務め、去年は申し分ない結果を出したあなたに最大限の敬意を払います。本当にお疲れ様でした。
重い重い鎧をようやく降ろせて、ゆっくり寝られる夜が来たのかと想像します。優勝経験が少ない阪神において選手として監督して日本一になった岡田さんですから、巨人でいうところの原並みの「次世代大物OB」として外からセリーグを見守ってください。

そして阪神さん、思わぬところでゲームオーバーになって、なんというかこちらとしては「END」じゃなく打ち切りになったような消化不良感があります。最後の最後にしっかり完膚なきまでにやっつけて岡田さんに引導を渡したかったところです。
あなたがたが大嫌いな読売ファンから一つ提言ですが、来年は全試合森下くんを四番にしなさい。結果が出ようが出まいが黙って四番に据えなさい。あの子はモノが違うし人間性的にもタマが違うよ。
大山が来年いようがいまいが関係なく「四番 森下」。これで阪神は強くなるよ。テルと大山にその前後を打たせて一番は近本。敵としてはこれが一番脅威です。

また来年、罵り合って怒鳴り合って遊ぼうね。



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やっとやっと決まった。
長く長く苦しい苦しいシーズンだったなあ。もう今日は141試合目だよ。もつれ過ぎだよね。

阿部がずっと言おうと思っていて温存していた「最高です!」。
やっぱね、今年は見てる方もしんどいシーズンだったから、阿部が泣く気持ちもよく理解できるよ。苦しかったと思うよホントに。
その産みの苦しみが報われて、ようやくこういう夜を迎えられて本当によかった。

カープさんは8月までホントに手強かった。
管理人は8月22日、戸郷が完封直前でひっくり返されたあの試合の衝撃をまだしっかりと覚えている。
投手力が優れているのは誰でもわかるけど、なぜこのたいした打者が一人もいない打撃陣で勝てるのか。正直なところ、得体が知れなくて不気味で恐怖だった。4回に1回しか打てないヒットが、ここぞの場面で効果的に出て点を取る。野球が上手いなあ、やりにくいなあと思わされた。いや、何度も痛感させられた。

そのカープが失速して、こっちも鬼門のマツダで3タテして、これで決まったと思ったら阪神が猛追してきた。
まるでラスボスを倒したと思ったらそいつは中ボスで、真のラスボスは俺だと出てこられたように感じて、ちょっと気持ちの切り替えに時間が必要だった。三つ巴の怖さってこれだ。
カープに比べると阪神の強さはわかりやすくて、その分こっちもやりやすいのだけど、それでもあの甲子園2連戦の空気はやっぱり特別だった。
で、阪神は執念があったよ。何が何でも連覇したい意地というか、悪く言うと欲みたいなものはしっかり伝わった。

横浜はその2チームと比べるとまだ一段も二段も落ちるかな。
打力は圧倒的に強いんだけど、詰まるところそれだけでしかない。緻密な駆け引きとか、相手の隙を突くプレーとか、高度なサインプレーとか、その辺は全く足りてないというか10年20年遅れてると思う。
そもそも、守備が下手過ぎて「ベイスボール」という造語ができてもう二十年以上になるけど、厳しく言うと全く変わってないよね。悪いけどずっと同じことやってるし、カープや阪神と比べるとだいぶだいぶ与し易しだよ。打たれるか抑えるかしか尺度がないんだもの。

だから、まあCSに上がってくるのは阪神だと思ってる。
向こうはペナントの借りを返すつもりで更に燃えてかかってくるだろうし、同じ局面で見事にしてやられた2014年のこともある。しっかり返り討ちにしてやらないとね。

それと、バカしか読まないフジとかゲンダイとかの夕刊紙しかり、バカしか書かないヤフコメしかり、原が壊したチームを阿部が立て直したみたいな稚拙な論法を、当事者自ら完全否定してみせた阿部の優勝監督インタビュー。あれいいインタビューだったなあ。原の名前が出たところで感極まった阿部の姿が全てだよ。見てたかバカ記者ども?

いやぁ、ひとまず終わったねえ。4年ぶりなんだね。ビールかけに至っては5年ぶりなのか。
よかったねえ。よかったよお。いやぁ、ホントによかったよ。
ジャイアンツだけじゃなく、素晴らしく熱いペナントレースを作り上げてくれた全ての人に感謝。まだここからが本番みたいな面もあるけど、とりあえず今日のところは万歳!




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もうこの先、CS、日本シリーズまで考えたとて、先発は6人じゃなく5人でいい。
智之、戸郷、グリフィン、井上。残る一つの席は誰かという局面にきてる。

本来なら今日先発したヤツがその座を勝ち取る、いや取り戻さなきゃいけなかった。
でも、もうそれはない。なにもかもひどい伊織のピッチングを見て、管理人はコイツに少しでも期待した自分を恥じた。それくらいゴミピッチングだった。

で、なんかやっぱ顔に出るよね。伊織のいいときって自信満々で、お見送り芸人しんいちを更にふてぶてしくしたような顔つきで投げてるけど、今日は不安でおっかなびっくりなのを必死に押し隠してるのが表情に出てたよ。
伊織の2024年は今日で終わったと思うけど、オールスター以降なぜここまで失速したか、球のキレもスピードも失われたのはどうしてかをよーく考えて来年キャンプに臨んでくれ。能力的には背番号の数くらい勝てるポテンシャルがあるんだから。

話を戻すと、じゃあ5番目の玉座に座るのは誰かとなったら、やっぱり今日リリーフで投げた横川であり赤星なんだろな。
どちらを選ぶかとなったときに管理人は横川を推す。赤星には悪いけど、今シーズン使われ続けて負け続けた男よりは、去年実績を作ったのに夏場まで不遇に干されて、ようやくここにきて働く場所を得た男の方を信じる。だって忘れてる人も多いけど、去年横川ってほぼシーズン通して先発ローテを守り通したんだよ。

さあ、胴上げは土曜か日曜か。
4年ぶりだし、今年は難産に難産を重ねたような苦しいシーズンだったから優勝グッズ買うぞ。







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人はマンガを読むとき何を求めるだろう。
感動、笑い、爽快感。この作品はそういった前向きな感情とはまるで対極にある。

この「住みにごり(なんと秀逸なタイトルだろうか)」から感じられるのは、不穏、不安、不気味、不快・・・、浮かんでくるのは語頭に「不」が付く単語ばかり。
読んだ人が必ず嫌な気持ちになること間違いなしで、読み手の心にザラっとした質感を残す。

舞台となるのは地方の片田舎に住む家族。主人公はそこの次男。
父のリストラと家庭内暴力。母の病気そして介護、姉の離婚出戻り。これだけでも重いのだが、話の中心軸にいるのは引きこもりの兄。それもほとんど言葉を発せず何を考えているのかわからない上に、そもそも見た目が気持ち悪いことこの上ない兄。
現代日本が抱える問題を過剰なくらいてんこ盛りにしながら、それでいてなぜか絵空事でなくリアリティがある。こんな家庭が日本のあちこちにあるんだろうなと思わされてしまう。

物語は主人公がその実家に夏休みを利用して帰省してくるところから始まる。実は帰省でなく、東京で勤めていた会社を退職して戻ってきたことを隠しながら。

とにかく不気味で得体のしれない兄が、何かとんでもないことをしでかすのではないか。
常にその不穏な空気が全編に流れる中、物語はとんでもない方向へ舵を切る。
主人公がかつてのクラスメイトと再会し付き合うことになり、結婚の約束をかわして指輪を買う。まさかまさか、そのクラスメイトが自分の父親の不倫相手だったとは夢にも思わず・・・。

繰り返すけれど、この作品は読んでいて本当に嫌な気持ちになる。
兄の不気味さが根底にあるせいか、明るい場面でもずっと心が休まらない。
そして、それでもページをめくる手が止まらない。先が気になって仕方なくなる負の魔力がある。

このエッジの効いた尖り方こそ青年誌マンガだし、この王道を脇目に見ながら日の当たらないあぜ道、獣道を進む感こそビッグコミックスペリオール(掲載誌)。
このマンガは本当にエグい。絶対に万人受けはしないけど、刺さる人には強烈に刺さって抜けなくなる傑作である。




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どれだけ叩いても、どんなに悪く言っても、結局のところ巨人ファンは坂本が大好きなんだ。

だってそうだろう。坂本がレギュラーになったのは2008年のこと。
それから今日までなんと17年。坂本の歩みはそれそのまま近年のジャイアンツの歴史だし、これだけ長いこと第一線で戦い続けてくれた選手だから、思い出も一つ二つじゃなくファンの数だけ無数にある。

管理人も昨日の記事で坂本を叩きながら、それでもやっぱり悔しくて悔しくて、あの坂本がこのまま終わる訳ないと信じてた。いや信じたかった。
だから、今日は坂本Tシャツを着て試合を見た。代打で坂本が出てきたときは、我ながらバカみたいだけど坂本タオルを握りしめて祈った。だって坂本はジャイアンツの宝で、代わりのいないスーパースターだから。

昨日は坂本で負けて今日は坂本で勝った。これで優勝は決定的だし、なんならこの2日間は坂本のためにあった。昨日はあまりに酷なフリだったけど、今日オチてみたら全て報われて、これ以上ないほど効果的な演出になった。

坂本、本当によかった。本当に本当によかった。
そして、管理人もおまえのスター性を見くびっていた。大変失礼しました。この次になんかまたグッズ買うから許してね。

それとさ、甲子園で黄色い服着て騒いでる人たちは、そんな無駄なことしてないで県庁に行って知事やめろやめろってデモでもしたらどう? だって、あの頭のおかしい知事は自分を励ます声しか聞こえないそうだから、ちゃんと聞こえるように近くでわっしょわっしょいチャンステーマでもやってくれば?
言っちゃ悪いけど、誰も兵庫になんか興味ないのに、いつまでも全国ニュースでこの話題をされちゃあの知事が兵庫の恥だし兵庫が日本の恥だよ。エネルギーとカロリーは無駄なことに使うんじゃなく有意義なことに向けましょう。







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そうなあ、管理人も朝から緊張していた大一番だったけどこういう結果になるんですか。
緊張してる時点でいつも通りじゃないから、その時点で浮足立ってたってことかもな。管理人もジャイアンツも。
だって、初回に丸が2ベースで出ていけいけの流れで2番浅野にバントは絶対違うと思うよ。普段そんな野球してないよ。


まあ、どうしたって悪目立ちしたのは坂本になる。
寂しくなってしまう速球に力負けしたフライ連発で、これまでの坂本がいかに勝負強かったかを考えると落日の感がある。
今日は今年のセリーグでもっとも注目度が高い試合だったから、こうして人々の印象に残る形で晒されてしまった格好になった。ジャイアンツってのは厳しいね。ひっそりと緩やかな流れの中でスタメンから控えになんて世代交代を許しちゃもらえない。

その坂本の打席が象徴的だったけど、やっぱり速いストレートって効くんだよな。
才木はとにかくストレートストレートストレート。ビシビシ強気で攻められた感が強い。

一方、智之はスライダースライダースライダー。
8回1失点の結果は文句ないけど、見ていてどうも今日はストレートが少ないなあと序盤から思ってた。強いストレートがあるからスライダーが更に活きるのだけど、どうも今日の配球はかわそうかわそうとして上手くキレイに投げようとしているように見えた。阪神の打者が明らかに変化球待ちで、そこに変化球投げて打たれたのも何度もあったよ。


噂通り、智之は小林に配球を任せきりで首を振らないようにしてるとすれば、今日の小林はなんかいつもと違って冴えてなかったと思う。大事な試合と思うがあまり、普段通りにできてなかったヤツがここにもいた。
そして、小林の打席の情けなさたるや見るに堪えないものがある。
丸尚輝岡本あたりの打席を見るとよくわかるけど、上位打線に対するとあれだけコントロールのいい才木でもボール先行になるし、勝負にいけなくてフォアボールも出すんだよ。
それと比べて真ん中付近に気やすくポンポン投げ込まれて、それでも打てない小林はなんなんだろうなあ。ある意味すごいよ。そらあのクソみたいな打席内容なら途中で代えられるよ。まあこっちは普段通りなのか。

まあさ、やる前から緊張する流れは今日で終わった。
明日は今日の内容を受けて、小林はもちろん出ないし、サードもモンテスか岡本で坂本はベンチだと思う。
明日だ明日。慌てるな。上にいる方がバタバタして焦ってどうする。




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大城がファーストで出場すると、試合途中で必ず交代になる。
代走だったり守備交代だったりタイミングはまちまちだけど、それはどうしてもネガティブな印象を持ってしまう交代に見える。

同じように、急造外野手モンテスが試合途中でオコエに代わる。
至ってフラットな視点で見て、これはポジティブに感じられる交代だと思う。
モンテスの打棒に陰りが見えてきたというマイナスな理由もあるけど、やっぱりオコエの頑張りがプラスに見せているに他ならない。

今月のオコエはあのサヨナラホームランがあって、直後にスタメンで使ってまるでダメな日があって、阿部にスタメンだとダメだなと苦言を呈されたのも記憶に新しい。
でも、それは阿部の優しさ。その証拠に必ずモンテスの代わりはオコエで固定してるもの。萩尾でも立岡でも誰でもいいような立ち位置なのに、必ずオコエを出してチャンスをあげてる。これが優しさでなくてなんだろうか。

そしてそれに応えるオコエ。今日のタイムリー、中日戦での2安打3打点、守備固めで試合に入る以上、決してバッティングを求められている訳じゃないだろうけど、しっかり打つ方でも存在感がある。

先月までは冗談抜きで今年限りでクビもあり得たけど、一気に盛り返して一軍に必要な駒になった。オコエ自身も今が巨人に来て一番楽しくて毎日充実してるんじゃないかな。

モンテスがスタメンで出て途中でオコエに代わる。二人で一つのポジションを務めるいわばニコイチ。そしてこのニコイチはハーフじゃない。イチであれる選手が二人がかりでやるニコイチ。
上手くチームが機能しているのがこういうところにも表れてるんじゃないかな。








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疲れました。以上。

で終わりでいいんじゃないかな今日は。ダメ?

もう4時間半の長丁場で声は枯れるしもう体もボロボロですよ。
で、マジックが点こうがなんだろうが、内容は全然いい引き分けじゃない。点が取れないし、バルがまるで使い物にならないこともハッキリして、加点要素より減点要素の方が多い試合ですよ。

そんな中だけど、泉と平内は褒めていいかな。
出てきた時は正直スタンドもコイツで大丈夫だろうかって空気だったけど、二人が踏ん張ってくれたから負けずに済んだ。
バルが使えないとなると誰かセットアップを補充しなきゃいけない。それは二軍から上げるんじゃなく一軍にいるビハインド要員からの昇格が既定路線。となると、もうこの二人どっちかしか選択肢がないからな。
阪神が相手となると、もしかしてキーマンになるのは平内なのかなあ・・・。



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吉川尚輝という選手は守備で語られることはよくあれど、バッティングで取り上げられることはあまりない。

ただ、よくよく注目して見てみると、尚輝の通算成績は驚くほどの安定感がある。
17年   5試合  11打数  3安打 273
18年  92試合 316打数 80安打 253
19年  11試合  41打数 16安打 390
20年 112試合 354打数 97安打 274
21年 108試合 305打数 83安打 272
22年 132試合 516打数143安打 277
23年 132試合 430打数110安打 256

今年もここまで
24年 131試合 493打数141安打 286

つまり出番が多かろうが少なかろうが、ほっとけば270打つとてもとても優秀なバッターなんだよな。
怪我に苦しんだ時期を経てフルシーズン稼働できるようにもなったし、昨日今日みたいに調子がいいときには簡単にスタンドインさせるパワーもある。あの守備があってこれだけ打てるんだから贅沢言っちゃいけない。

そして、この選手は何番を打たせるのが正解なんだろうなあと考える。
下位だとあんまり光らない。いや名前に掛ければ輝かない。7番8番だとなんというか埋もれてしまう。
1番もまたしっくりこない。これまで何度も試したはずだけど、走力の割に盗塁しない選手だし、あまりフォアボールが選べなくて出塁率が高くないのもあってどうも小粒に見える。
2番なのかなあ・・・とも思う。でも、1番が出て2番が尚輝ならなんとなくバントさせたくもなるけど、実はあまりバントが上手くないし毎年10個程度で数もあまり多くない。
で、メジャーの影響もあって近年は2番に強打者を置く傾向になってきたから、その観点から見ても尚輝の感じは少し違う。

となると、意外に今の3番が適正なのかもしれない。
過去に3番を務めてきた名選手たちと比べると物足りない感もあるけど、これもこれで新しい野球の形で新しい打順の流れかもしれない。それに、3番に据えても270打てるなら、単純に考えて坂本や岡本よりも確率が高いことになるもんな。

2番と5番が流動的な分、意外に3番は尚輝でこのままプレーオフまであるかもね。




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チーム目線でいえば今日の勝敗にさほど意味はない。
天王山に3連勝した後で小休止みたいなタイミングだし、他に目を向ければカープと阪神が潰し合う直接対決をやってる。今日勝とうが負けようがたいして気にすることはない。

だけど山崎伊織にとっては違う。
もともと今年の火曜日、カード頭は伊織の指定席。それを無理に外されて、おまえはカープとの天王山に投げる資格はないと烙印を押されて今日に至った訳だ。

だから今日はビシッと締めて、長いイニングを投げ抜いて、最後にヒロインで「カープに投げさせてもらえなかったのが悔しかったので見返すつもりで頑張りました」くらいのことを言わなきゃいけなかった。智之や戸郷と違って伊織はいけしゃあしゃあとそういうことを言うキャラだしさ。

なんなんだろう。もう叩く気も失せるくらいの大炎上。
この前の戸郷みたいに中4日に詰めるような無理を強いたならまだしも、前回から中9日も空いてのこれはフォローのしようがない。
そして、ローテを無理矢理いじって伊織をカープ戦から外したのは大正解だったんだな。阿部の発案か杉内発信か知らないけど、この状態の伊織をマツダで出してたら3連勝はなかったし、なんなら初戦を落としてその流れで全然違ったことになってたかもしれない。2戦目のあの9回表9得点の前に、そもそも伊織を外したのが今シーズンのターニングポイントだったんじゃなかろうか。

話を伊織に戻すと、本人が一番よくわかってるだろうけどちょっと情けない。
去年までダブルエースみたいに並べて語られた戸郷に差をつけられ、智之に格の違いを見せつけられ、安定感ではグリフィンにまで負けて、ただ一人チームのいい流れに乗れてない。
この前オコエのときに書いたけど、プロ野球ってのは前半の活躍はどんどん薄れていく。9勝したことよりもこの大事な時期に役に立たないことの方がファンの記憶に残って、一人だけ周りから取り残されてることの方が圧倒的に印象に強くなってしまう。

さすがに抹消になるみたいだけど、ただそうなるとそれはそれで困るのもまた事実。
巨人を嫌いで嫌いで仕方ないクソマスコミが「6人目の先発がいない」ってどうでもいいことで騒ぎ立ててたけど、そこから更に一人減るのはさすがに効く。4人じゃさすがに回らない。
この大詰めも大詰めでもう一度だけ救世主を求めなきゃいけなくなったし、伊織も伊織でここからもうひと踏ん張りしてもらわんと。まだ見返すチャンスはあるからな。



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これはきたな。もう優勝がグッと近付いて現実のものになった感がある。

奇跡のような猛攻を見ながら、3週間前ドームで9回1アウトまで勝っていながらひっくり返された日のことを思い出した。
立場は逆だけど、あのときも9回が始まるそのときまではあんな結末になるだなんて夢想だにしなかった。悔しいけどカープ強いな、敵わないなって思わされた。

だから、こういう勝ち方がどこかで必要だったんだよね。
カープの選手に、カープのファンに強烈なダメージを与えて、なんなら今晩眠れないくらいのキツイキツイ屈辱を食らわせるくらいの試合。それができないと優勝は難しいかなって内心思ってた。
・・・できたな。正直これほど鮮やかにできるとは思ってなかったよ。あまりに強烈な倍返しで驚いた。

すごいなあ野球って。
こんな展開あるんだな。9だよ9。9回に9点だよ。管理人40年くらい野球見てるけど、さすがにさすがにこれは記憶にないよ。

2024年9月11日 @マツダスタジアム
今日この日は伝説になる。今シーズンを決めた日になったばかりか、9回に9点なんてまあそうは起こらないことになったので、札幌丸山球場のアレとか江藤二岡のアレとかと同様に擦られ続ける伝説になる。映像を使いにくいビジターゲームなのがとてもとても残念w




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誰もが驚いた智之の交代。
あの時点で5回被安打1、与四球0奪三振5でもちろん失点0。ほぼ完璧と言っていい内容。
どんなに悪くても8回くらいまではいけるかな、今日は大崩れはしないだろうからこの空気を壊さなければこのままスッと逃げ切れるかなという中でのまさかの交代。空気を壊す真似をこっちが進んでしたんだから、そりゃもう大博打も大博打だよね。

ちょっと冷静に考えれば、これが先のことを見越しての交代で、登板間隔を詰める都合であったり、智之を次にカープに当てるときの布石にしてるであろうことは理解できる。
でも、先のことより今日この日の1勝が大事な訳でさ。取らぬ狸のなんとかで完勝できたはずの今日を落としたりしてたら今シーズンが終わることになってた。
例えば、前のレースまでで100万勝ってたとして、それを1円たりとも残さず100万全部突っ込んだ賭け、みたいなすごい大博打を見た気でいる。これは今シーズンのターニングポイントになる試合だね。

そして、指揮官の大博打を成功させたのが秋広くん。
智之を降ろしたことで何を得られたか。あのタイムリーで入った1点があるかないかは本当に雲泥の差だったと思う。あそこでちゃんと点を取れたから、智之を降ろしたことを前向きに捉えられるムードになったもの。

今日はただの1勝じゃない。
智之が終盤まで好投して勝っていたのをただの1勝とするなら、思いもしない大勝負を仕掛けて、先を見据えての布石も打てた。これはこっちの手応えよりも、向こうの心理としてとてもイヤだと思う。ただ勝っただけじゃないよねこれは。

うん、来たんじゃないこれ?





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土壇場で飛び出したオコエの一発が救ったものは、今日のジャイアンツの勝ち負けだけじゃない。
他でもないオコエ自身の来年の去就が、今日このときに決まったと言っても過言じゃないだろう。

プロ野球ってのは決して公平じゃない。
同じサヨナラホームランでも、春先に打つか、こういう一つの勝ち負けが重い秋口に打つかで価値がまるで違う。
チームがBクラスに沈むときと、こうして僅差で首位争いをしているときでもまるで違う。いや、打つことの難しさは同じなんだけどね。

まさに今日みたいな一撃こそがファンの記憶に残りやすい。
例えばさ、7月12日、ガクト若林がサヨナラヒットを打ったことを覚えてる人はどれくらいいる? ・・・ほぼいないよねw それもしょうがないのよ。
半年かけてやるペナントレースってのは、どうしても終盤にウエイトが偏って、春先・初夏、以前の記憶になればなるほどどんどん消えてっちゃうんだよね。

今日のオコエ弾は残る。しばらく擦られ続ける。
そして、そんな殊勲者のクビは切れない。
オコエが残した去年今年の成績だと、正直言って他に代わりはいくらでもいる。仮に今いないとしても、見つけてくるのにそんなに苦労しない。現役ドラフトから2年が経って、オコエ自身もプロ生活9年目。厳しく言えばいつ切られても不思議ない。
そんな現況を跳ね返したね。これぞまさしく起死回生で、自分が来年も巨人の選手としていられることを決定的にする一打だった。

うん、オコエ来年もよろしく。いや、今年この先も今日みたいによろしく。
オコエってやっぱパワーあるんだよね。甲子園でセンターに放り込んだときも思ったけど、これだけの当たりを打ててしまうからこそ、己の立ち位置が難しくなってしまっている選手なんだよな。

たぶんオコエ自身の気持ちとしては今の浅野くんくらいの感じでいる気がするんだけど、悲しいかな時は流れて、今オコエが比べられるべき対象は岡本だ。岡本になれないなら、守備固めでも代走でも、バントでも進塁打でもこなさなくちゃいけなくて、そういった現実と豪快なホームランとのギャップが彼の9年間だと思うんだ。そして、これはこの先どんどん加速度を増す。なぜなら10年目の選手に浪漫はいらないから。

そこに折り合いを付けて、自分がどこを目指していこうかと考えたときに、ジャイアンツには丸でもエリーでも手本になるいい選手はいると思うよ。
頑張れオコエ。今日おまえのおかげで勝てたから、周りはしばらく好意的なはずだ。頑張れ頑張れオコエ。




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少し前に書いたように原作マンガの大ファンである管理人。
「夏目アラタの結婚」を映画公開初日に見てきた。ほら、レイトショーだと少し安いし、なんたって今日は巨人戦ナイターが無いチャンスの日。

いやぁ、予想外によかったよ。高評価です。
まず配役が大当たり。中川大志くんと丸山礼ちゃんなんか、まるっきりイメージ通りで驚いた。特に丸山礼ちゃんはたぶん作者がアテ書きしたんじゃないかなと思うくらいピッタリ。

そことの比較でいうと主役二人は少し違うかなと思っていたのだけど、意外や意外しっかりハマってた。
特に黒島結菜ちゃん、あなたはいったい何者だ。
驚くほどの演技力、引き込まれる目力、変幻自在の表情。いやぁ、ぶったまげましたよ。
品川真珠を演じるには少し年齢が上かなと思っていたけど、観終わった今はもうこの子以外に真珠を演じられる女優はいないと断言できる。原作のまま、誌面から品川真珠が出てきたかのように完璧に演じてくれた。なんたって、原作を熟読している管理人が見ても、仕草も声もなにもかもがイメージのまんまなんだよ。

全12巻を約2時間に詰め込むために、傍流に当たるエピソードが結構な量バッサリなくなっているのだけど、それでも矛盾が生じたりすることなく、むしろ本質的な部分だけが残ってわかりやすくなってる。これは構成というか脚本が成功してる例だな。

ただ、原作の最後も最後、数ページだけあるエピローグ的なあのシーンだけは入れてほしかったな。あれがあってのハッピーエンドにもバッドエンドにもなりきらない、あくまで「現実の中にいる過去に犯罪を犯した者」というカタルシスがあるんだよ。
エンドロールの後にも映像がきたから、てっきりそれだと思ったらあえてここでそれかいっちゅうw でも、そこだけかなツッコミどころは。あぁ、あと志らくはひどい。あんな誰でも務まるようなチョイ役を棒読みで演じ切って不必要に悪目立ちしてる。アレは役者の素質1ミリもないよ。

とにもかくにもこの映画は黒島結菜ちゃん。彼女を見るだけでお釣りがくるよ。




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