大勢くんには悪いけど、今年のジャイアンツは今日みたいな試合こそ取らなきゃいけない。
思い出してみるといい。
去年2024年はまるで打線が振るわなかった。三流の投手から打つことはあっても、一線級どころか中の上みたいなピッチャー相手にも苦戦し、ろくに打てずに点が取れない試合ばかりだった。
それが顕著に表れたのがベイスとのCS。相手が真剣に抑えにくる短期決戦で、ものの見事に6戦全て打てずに負けた。
さて、そのチームから何が変わったか?
モンテスがキャビーに変わったくらいで、ろくに戦力を上積みできてない。甲斐は来たことは来たけどその分割を食って大城がつまはじきにされて、打力の面だけで見たらプラスなんだかマイナスなんだかわかりゃしない。陸とか泉口とか伸びた子たちはいるけど、その分坂本や門脇や大城が成績を落として出番を減らしてる。こういうのは上積みとは言わない。
だから、見込める得点力はいいとこ1試合3点なんですよ。
そこから一人で1点取れる岡本さんが抜けたら、そりゃあ今週みたいなスコアになっちゃうんですよ。腹は立つし見てて試合がつまらないとは思うけど、意外性みたいなもんはないね。なるべくしてなってるもの。
2点、できれば3点取って、相手をそれ以下に抑える。
これはしんどいし、見てて歯痒いしつまらないんだけど、実は2025年ジャイアンツの王道勝ちパターン。
だからもし今日このまま逃げ切ってたら、このカープ3連戦はある意味象徴的なカードになり得た。昔の落合ドラゴンズみたいに、点は取れなくても強力な投手陣で抑えきる野球。それを形にして示すまであと一歩だっただけにちょっと惜しまれる。
まあ、そういう野球になればなるほど大勢くんの力は必要になるから、くじけずへこまず引き摺らずに。
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