スピードスターに　　　あこがれて

昨日の記事で心配した通り、小野の立ち上がりは本当にバタバタしてた。

阪神戦独特の異様な空気に飲まれ、エラーまで絡んで、地に足が着かないまま迎えたピンチ。
・・・思ったんだよ。こういうところでもガッツの不在は痛い。
マウンドに行って一言二言声をかけてやる。これだけでピッチャーが落ち着くこともある。若い内野陣じゃこういうところが心許ない。

ただ、このピンチをなんとか切り抜けたことで、小野が開き直って自分を取り戻した。２回以降は坂本が何回かマウンド言って声かけてたね。よしよし。小野は今日で８試合目なはずだけど、期待以上によくやってるんじゃないかな。

きっとスポーツニュースでダイジェストにまとめれば、今日は「ギリギリ逃げ切れそうなところで追い付かれてしまった試合」ということになる。
でも、生でじっくり観てきた者としては、ちょっと違うと思う。
結局今日もヒットは僅か６本。序盤、スタンリッジを捉まえ集中打を浴びせた割には、終わってみたらちょっと寂しい数字。
一方、阪神は１４安打の猛攻。絶えず出塁されてる感はあった(二日連続の三振ゲッツーには大爆笑しましたがｗ)。
「前半は巨人の試合、後半は阪神の試合」と言いたくなるところだけど、今日は初めから最後まで巨人の試合だった。









追い付かれるまでに留めて追い越させなかったのは、もう一重に「男背番号２４」のおかげと言っていい。
ホームランも見事だった、タイムリーもうれしかった。でも、それより何よりあのダイブだ。鳥肌もんだった。
あのワンプレーで「あぁ、今日は高橋由伸の日なんだ」と、全員に伝わった。打っただけならこうはならない。３打点くらい別に珍しくもない選手だし。
この主役の存在が、なんというか試合の重石になった。
もちろん、打って３打点、守って大ファインプレーなんだから、それだけをもって「一人で引き分けに持ち込んだ」と言っていい。ただ、単純にそれだけでなく、なんというか由伸がここまでやったことが、チームに喝を与えたように感じた。「この試合は落とせない」感がチーム全体にあったように思う。
・・・ただ、惜しむらくは、そういうものを何一つ感じ取れないバカ外国人が一人いたことだ。ったく、あの眉毛は勝ち試合で使うなや。

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　　　_||______|__＿||＼＼　ピュー
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　　|| |口|　　 ＼ ＼　　∧＿∧　C３連戦で１ゲーム、ベイス２連戦で１ゲーム
　　|| |口|　 　 　＼ ＼（´･ω･｀）　ヤクルトとの差を詰めよう。できると思うよ
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