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白球追いかけ薄給になった管理人が運営するジャイアンツブログです。松本さん!そのやり方は超カッコ悪いです!w     ※コメントに書きたくないご意見ご感想はcoolvanilla3(アットマーク)gmail.com までどうぞ  
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オールスターなんてどうでもよくて、年によってはまったく見ないこともある管理人。
だけど、マシソンが出られるのはうれしい。うん、寺内や尚広のとき以上にうれしいかも。ホントにうれしいよ。

マシソンはさ、ガチで日本が好きでジャイアンツが好きな選手じゃん?
外国人選手の人となりなんてなかなか見えないものだけど、それでもしっかりと感じられるほどに疑いようのないジャイアンツ愛のある選手じゃん?

それに加えて、マシソンにはピッチングスタイルさながらの熱いハートがある。今年わざわざ記者を呼び止めて、菅野がいかにすごいか、本来ならばもっともっと勝ってるはずなんだ、って話をしてくれたときなんか、もうなんだか管理人は不覚にも泣きそうになった。
2年前の秋、阪神にCSで敗れ不本意な形でシーズンが終わったときも、だんまりを決め込む選手、「ぼくのきょうのごはんはこれー」とかやってる二軍のバカを尻目に、ただ一人ファンに一年間の感謝を伝えたのがマシソン。日本人と外国人の違いとか眠たいこと言ってないで、他の選手はマシソンから学べること、見習わなきゃいけないことは多いと思うぞ。

そんなマシソンが5年目にして初のオールスター出場。
正直、去年のマシソンを見て今年はもうダメかもと思ってたからさ、ホントにうれしいよ。
ストレートの球威が全てみたいなピッチャーだから、日によって当たり外れはあるし、ちょうど炎上した直後で心象もよろしくないのはわかる。
だけど、冷静に考えれば、「スコット鉄太朗」とか言われて一括りにされてた山口が今どうなってるか、名前も忘れたけどもう一人のヤツが今どうなってるかを思えば、いかにマシソンが頑張ってくれてるかは自明の理。そもそも、巨人の外国人で5年目って時点でもうグレイトですよ。

マシソン、本当におめでとう。
わかってると思うけど、全球ストレートで頼むね。

そして、さすがマシソン。早速オールスターに出られる喜びをつぶやいた
うん、外国人がこれだけ喜んでくれてるときに、日本人の管理人がオールスターに醒めてちゃいけないよな。今年は楽しみに見るよ。サンキューマシソン。
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菅野が投げる日のジャイアンツ戦はこうなる。

・菅野好投
・異常なまでに打たない打線
・エラー連発で菅野の足を引っ張りまくる野手陣
・菅野、頼りない野手陣を尻目に自分で打つ
・それでも後続無く余計に孤立感が強まる
・菅野が力尽きて降板すると点が入る

こんな試合ばっかりだから、今日の試合後にジャイアンツファンが思ったであろうことが容易に想像が付く。



「菅野に負けが付かなくて良かった」



・・・まあ、それはそうなんだけどさ。スーパーエースが投げてる日にそれじゃいかんよな。

そして、上記のテンプレを並べ替えたような試合ばっかりだから、もう菅野で負けたこともトピックにすらならない。万人が「またかよ」って思うことはニュースにならないもんな。

チームも借金生活が続き、一つ二つ負けたくらいじゃ話題にもならない。スポーツニュースの扱いもどんどん少なくなってきた。プロ野球ニュースでも、ズームアップゲーム扱いの日がだいぶ減ったもんな。

これは紛れもなく優勝できない年のテンプレート。
これに後から続いて出てくる項目は「東京ドームガラガラ」と「若手重用の消化試合モード」かな。

たださ、ここで諦めちゃうとホントにそのままズルズルいくんだよ。
野球も会社も同じじゃん?成績のいいときはノリノリでやれても、いつか必ず落ちるときが来る。その時にダレて沈むか、踏ん張って耐えるかが分かれ目じゃん。管理人の仕事なんて季節商売みたいなもんだから、毎年シーズンで浮き沈みだらけだよ。今のジャイアンツも根本的にはそれと変わらないと思うけどなあ。

残りまだ3ヵ月もあるんだからさ、少しこう「おっ!」と思わせる試合を見せてくださいよ。夏休みの東京ドームで客席ガラガラは、さすがにちょっと切なくなっちまう。
まあ、管理人は最下位独走だろうとなんも気にせず観に行くけどねw
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なんとも言えない試合なんですよ。

先発のアホ高木が問題外の出来。ランナー出しまくりでリズムもクソも無い試合なんだけど、どうにかこうにか凌いで僅差の展開。
こうして相手がチャンスを潰しまくってくれると、自ずと流れはこっちに来る。
事実、スッと流れは来た訳だけど、それをモノにした形は押し出しのフォアボール。
向こうさんとすればダメージはありながらも、こっちとしてはどうにもこうにも煮え切らない展開。
 
 

だからね、正直に言うとポイントは別のところにある気がする。
継投の采配だったり、その期待に応えたリリーフ陣だったり。はたまた、到が先頭で出塁しまくってくれたことだったり、地味にいいプレーを連発してた村田さんだったり。

  
 
だけど、今日はサネが主役でいいじゃない?
ずっと脇役街道を歩んできた男なのは周知の通り。そのサネに数年に一度だけ訪れる主役デー。こういう日にああだこうだ言うのは野暮ってもんだよ。

 

今日のような一打の印象は今後を大きく左右する。
相川にいろんな意見が出る中、今日のホームランの持つ意味はただの一本塁打一打点ではないと思う。
360°の大歓声の中、期待に応え明日も頑張れ實松。
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「(第2打席は)しっかりと最短でバットをボールにぶつけることを意識していた。しっかりと強く打てた。切れないでと祈りながら、走っていた。」


管理人は今日、リアルタイムではまったく試合を見ていない。
経過をちょくちょく見てギャレットが爆発したのは知っていたけど、このヒーローインタビューの記事を見てちょっと笑った。

ギャレットといえばドアスイング。
ドアスイングがよくわからない人に説明するならば、バットが大回りして出てくるスイング。グルッと一周弧を描くようなイメージで考えるといいと思う。
外国人は往々にしてこのドアスインガーが多い。ドアスイングになるとインコースが打ちにくくなる。縦変化にも弱くなる。そういう特性に加え、ギャレットの場合速いストレートにも振り遅れるから「なんだこりゃ?」って言いたくなるような成績になる。
そんなギャレットに、最短でバットを当てるようなバッティングなんてできる訳ないだろw 大きな当たりだったかもしらんけど、要はたまたまだろ?


そんなことを思いながら、スポナビで動画を見た。





「・・・ホンマや!」



できとるやないか。ギャレット、それだそれ。それこそがインサイドアウトだ。えっ!?いつの間にそんなバッティングができるようになったんだ??
偶然か?スパーンって最短距離でバットが入れられてるけど、こんなバッターだったかギャレットって?おお驚いた。もう1本打ったらしいからそれも見てみるか。




「おおおおおおおーっ!?」


これもできてる。なんてことだw すごいぞギャレット!



ただな、手放しで喜んじゃいけない。
2本目の打席は4球すべてストレート。3本目も4球すべてストレート。1本目だってチャートを見た限りシュートみたいだけど、左打者にとって右ピッチャーのシュートってほぼストレートに見えたりするからな。「それだけ続けりゃさすがに打つわ」って状況だとも言えるだろう。今日はベイスバッテリーの謎リードにも助けられた。

上げて下げて結局どっちだ?って話だけど、この打ち方ができるようになったのは大きな進歩。管理人はギャレットを見直しました。うん、その調子で頑張って。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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どんどん希望が消えていく。
智之が大炎上した翌日、待望の復帰を果たしたマイコラスはなんともイマイチな内容。
同じく復帰が待たれる杉内と比べても期待度が高かったマイコラスだけに、もはや全ての希望が無くなったように思っているジャイアンツファンも多いかと思う。

・・・でもさ、こんなもんだって。
管理人は開幕前に「普通にいけばAクラスギリギリくらい」って書いたんだ。まあ、予想通りじゃん?
今年はキビシイ。それはある程度見る目がある人には明らかな事実。
だけど何が起こるかは誰にもわからない。特にセリーグはソフバンみたいな強大なチームがいないから、まだまだわからんし諦めるには早いよ。

カープさんだってそのうち必ず失速する。カープが最後に優勝したのは1991年のことだ。・・・91年だぞ91年。「ターミネーター2」が公開されて、「ラブストーリーは突然に」と「SAY YES」が大ヒットした年だ。誰も優勝を経験してないチームなんだから、勝負どころの9月には何がどうなってるかわからんよ。

だからさ、余裕を持って野球を楽しむんだよ。
非常に残念なことだけど、ジャイアンツファンは野球を知らない。事実、薄くて浅いファンが多いと思うし、他球団ファンからもそう揶揄されてる。

ハッキリ言うけど、こういう弱り目のときに勝手に腹を立てて、勝手に離れていくからバカにされるんだよ。どこのチームよりも多く優勝してるのに、それが当たり前だと勘違いしてるバカが非常に多い。優勝できなかった年は露骨に観客動員が落ちるし、わかりやすくソッポを向くから「巨人が好きなんじゃなくて勝つチームが好きなんだろ?」なんて言われる。
カープさんだけでなく、他球団が前回優勝したのがいつのことだか調べてみぃ?それなのに阪神ファンもロッテファンもあんなに熱いことに愕然としないか?本当のファンってああなんだぞ。

忘れた頃に来日してくる男・村田修一さん。
「いつ練習したんだおまえは?」と言いたくなるノーステップ打法に化けた大田。
波の激しい到の好調はいつまで続くだろうか。
相川は本当におかしいのか。

今日崩れたマシソンはいつリベンジを果たせるか。
・・・楽しみ方はいろいろあんじゃん?

残り73試合。
管理人は行ける限り球場に行き、行けば行ったで声の限り力の限り応援してきますよ。管理人のジャイアンツ愛に一点の曇りもございません。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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ジャイアンツファンのみなさん、「打てねえなあ」と思う選手を二人挙げてみよう。

・・・小林?最近調子いいけどまだ197か。

・・・吉川?まあ確かにな、156じゃどうしようもないわな。

寺内?・・・打率091かよ・・・。堂上(100)?、中井(133)?

いったい何人出てくるんだよ?って話だわな。こいつらを見てると、ギャレットや大田の打率がまともに見えてくるから困る。

で、しかも今日のテーマはそいつらじゃない。
タイトルでお分かりの通り、脇谷(121)と相川(130)だ。

小林や吉川、寺内なんかは、バッティングよりも守備を求められてる選手。多少打てなかろうが目を瞑ってもらえる立ち位置の選手。
それと比べると、脇谷、相川のポジションはだいぶ異なる。
きっと、開幕前に首脳陣の構想の中には「左の代打は脇谷、右の代打は相川」という思惑があったんじゃなかろうか。

事実、去年の脇谷は代打からクリーンアップまで様々なポジションをこなし、118試合で残した打率294。クラッチヒッター的な役割で勝負強さを十分に発揮した。
相川は去年の今頃のことを思い出してみればいい。5月から7月までの実働2ヵ月ながら、打率313でOPSは889。巨人ファンなら、貧打にあえぐチームの中でただ一人ヒットを打ちまくっていた姿を覚えているはず。
この二人は守備よりもバッティング。由伸、井端が抜けた代打陣を補完すべく、打ってもらってナンボの選手。

そして、この二人には「骨折明け」という共通項がある。
脇谷は右足首、相川は左手首。共に去年のシーズン半ばで負傷し、そのまま最後まで戻ってこられなかった。ちょっとやそっとじゃなく、紛れもない重傷だったんだと察する。
完治はしてるんだと思う。医者が診て「もう問題ありません」と言うレベルには治ってるんだと思う。だけど、この怪我が原因で、バッティングに関する感覚は失われたままなんじゃなかろうか。

テレビの中のこととして見ないで、自分のこととして想像してみるといい。もしくは経験のある人は思い出してみるといい。
脇谷は去年の秋、松葉づえを付き、車椅子で移動するような状態だった。
人間ってのはよくできたもんで、片足が使えないなら使えないで身体がそれに合わせてくる。怪我した直後は不自由を感じても、1ヵ月もするとその状況下で上手く日常をこなせるようになってる。
結果、もう片方の足に余分に筋力が付いたり、故障個所が治った後でも感覚を取り戻すまでに時間がかかる。元に戻ったはずなのに、その箇所を使わない生活に慣れ過ぎて違和感を覚えてしまうようになる。機械みたいに直ったらすぐ元通りとはいかない。

相川はもっとわかりやすい。
彼のバッティングフォームは、グリップを低く下げて打つ特徴的な構え。こういうフォームで打つ打者は、間違いなくリストで打つタイプの選手。坂本みたいに上から振り降ろす勢いはないけど、ボールに近い分ミート力は上がる。そして、こういうフォームは手首の強さがないと成立しえない。
ボールがバットに当たる衝撃に負けず耐える力、最後にググッとバットを押し込む力。強靭なリストがあってこその相川バッティング。
それが今年はわかりやすくリストが粘れていない。相川の凡打でボテボテの内野ゴロの多いこと多いこと。力無く振り負けてる姿が非常に目立つ。
いつのことだかは忘れてしまったけど、東京ドームの試合で9回に代打で出てきて、惜しいレフトフライを打った日があった。配球を読んで振り切ったと思しきスイングで、上がった角度もよかったのに打球はフェンス手前で失速。あれは去年ならスタンドインしてたと思うし、最後の押し込みができていない典型に見えてしまった。

二人ともしっかり感覚を取り戻せないまま試合に出続けてるんじゃなかろうか。見ていてどうしてもその疑念が消えない。
脇谷はまだ戻せる気がする。時間はかかるだろうし、一度下に落として気持ちの面でもリフレッシュさせるべきだけど、左打者の右足ならまだどうにかなる気がする。
だけど、相川のフォームで左手首は生命線だ。年齢的にも衰えが出てきて当然だし、これを戻すには相当な茨の道になると思う。

だから、この二人が打てないことと、上記の1割軍団が打てないことはちょっと分けて考えるべきなんじゃないかなあと管理人は思う。
まだ6月だからさ、8月9月に向けて調整機関を与えてもいいんじゃないかなあ。違う?
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試合前、わざわざ遠回りして池袋のパルコに行った。
首都圏の方はご存じの通り、アラフォーの管理人にとってはいささか敷居の高いナウなヤング向けのパルコなんだけど、アラフォーのおっさんが出向いたのには訳がある。



かっこよすw
そう、わかる人はこの画像だけで「おおおぉっ!」と思ってもらえるファミスタだ。
管理人が小学生の頃にやりこんだファミスタも今年で30周年。その記念で各球団とのコラボ企画がスタート。これはどうしても欲しかったw
知らなかった人のためにリンクを張っといてやろか。・・・これはたまらんねw 観戦に行く日だけでなくデイリーユースでも着たくなる。

そして向った東京ドーム。
池袋から後楽園なら丸ノ内線でたった3駅。



今日は買い物デー。
ようやく買ったぜアンダーアーマー製ユニ。アディダスよりも生地に柔軟性があって、着心地も若干軽い感じがする。ドームではアディダスユニを着てる人もまだまだ多いけど、もうアンダーアーマーになって2年目。加えて、背中の47番が重く感じられる試合が増えてきたり、8番が不在で悲しくなる試合が増えてきたこともあって、まあ買い替えにはいいタイミングかなと。

随分豪勢だな管理人、と思うことなかれ。豪勢に奮発したことには違いないけど、管理人はみみっちいのがなんかイヤなんだよね。好きなものにも金使うの惜しむようじゃ生きてる意味ないじゃない?明日死んだとして、そのときに必ず後悔するような要素を自分の業で増やしておくのは愚の骨頂だと思うの。ジャイアンツのレプユニは14,000円もするから財布は随分と軽くなったけど、1ミリたりとも後悔してないぜい。

さて、いったい誰のユニかというと、



 

あにーす☆さん感涙の19番だぜい。
まあ、今年の智之を見て胸を打たれないヤツはジャイアンツファンじゃないとさえ思うし、その昔杉内のノーヒットノーランに感動して、その数日後に18番ユニを買ったことがあるような管理人だから当然っちゃあ当然。ホームにしようかビジターにしようかはだいぶ悩んだけれど、19番を選ぶことには一瞬たりとも迷いはなかった。
 
 
 

 
 

さてさて、管理人は応援頑張ったよ。
普段から人よりも声がでかくて賑やかな管理人だけど、ロッテさんは応援がすごいチームなんでそれに負けないように頑張ったよ。試合終盤には声が掠れるくらいに応援しましたよ。
 
 

外野席からだと理解、判断できることには限界がある。
コントロールの善し悪しくらいはわかるけど、それを踏まえても智之の状態はもう少しいいように解釈してた。だけど、今これを書きながらG+の再放送を見る限り、かなりしんどそうだな。何が悪いって話じゃなく、これはもう疲労の蓄積だ。
外野にいるとそれすらわからないからさ、だからこそ外野にいるときは声の限りに応援するんだよ。少しでも選手の力になれと、声が出なくなるまで応援するんだよ。そう、管理人は外野席で座って観てる人種が大嫌いです。その点はロッテファンと意気投合できるかもなw
立って観ることすら不可能そうなじいさんばあさんとかさ、物見遊山で来たバカそうなカップルとかさ、あえて外野に来なくてももっと観やすい席も安い席もあるぞ。



一時期ほどの迫力はなくなったけど、それでも全員が黒ユニで、応援歌も完全にマスターしていて、何よりも全員が大声出して応援してる。この点においては本当にロッテファンさんが羨ましいよ。彼らはここが戦場だってことを理解してるし、球場に戦いに来てる。管理人も1対1じゃ絶対に負けないけど、ファンの質とか濃さでいったらまだ今年も完敗だ。あまりにも統制が取れ過ぎていて一見さんが入って行けない感はあるけど、外野民としては理想形だよな。普段スカパーでかなりパリーグを見てるつもりの管理人だけど、自軍に関わることとしてこれを実感できるのは交流戦のメリットだと思う。



まあ今日はさ、試合内容については何もないや。語りたくないんじゃなく、語ることが何もないや。
だから、1,000試合出場を果たした名幸審判員の偉大な記録を祝って終わりとしよう。
ハイ、冷やかしで覗きに来たマリサポさんもご一緒に(ソフバン戦の後、福岡県からのアクセスの多いこと多いことw)、

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鈴木尚広は実は盗塁してこない


こんなことがしたり顔で語られてる。
ジャイアンツファンならとっくに気付いてたことで、何を今さらな感さえある。だけど、順繰りに当たる対戦相手のファンからしたら、自分のひいきチームの試合を見て気付く話なんだもんな。そりゃタイムラグがあって不思議ないか。なるほどなるほど。
で、この交流戦の期間、普段なかなかジャイアンツ戦を見ることのないパリーグファンに、ジャイアンツ以外のセリーグファンがそれを語る訳だ。「鈴木は走ってこないぞ」「見せかけだけだぞ!」って。

・・・もっと言え。もっと声高にもっともっと何度も言え。

それを言ってる間は、尚広の真価は死んでもわからんはずだから。
「足のスペシャリスト」イコール盗塁の数じゃない。それは「足」のほんの一部でしかない。
何度も何度も牽制させてピッチャーのリズムを崩すだけで十分なケースもあるし、配球がストレート系統中心になってバッターが張りやすくなるのも大きなメリット。数字に表れてくる部分だけじゃ尚広の価値は計れない。

そして、今日のようなベースラン。
村田さんが「男・村田修一さん」に変身した珍事に隠れるけど、あれが普通のランナーだったら絶対にホームインできてない。走塁技術とベースタッチ技術に秀でた尚広だからこそのサヨナラ勝ちだよ。代走ってあれだけで十分、いや十二分の価値があるんじゃないかい?

ついでに書いておくと、尚広を代走に出して続くバッターがバントするケース。今日の坂本がまさにそうだった。
これはなんとなくもったいないと思いがちだし、相手からすると「鈴木を出してるのにみすみすアウトを1つくれた」と喜びがちな采配。
けど、管理人はこれも違うと思う。尚広が1塁ランナーだと、どんなバントであれ2塁へフォースアウトを狙いにはなかなかいけない。ほぼ100%バントが成功する。
つまり、バントが下手なジャイアンツに対して、相手がみすみすテイク1ベースをくれてるんだよ。他のランナーに置き換えて考えてみりゃよくわかる。片岡以外みんなバントが下手で、ろくにランナーを進めることさえできないチームなのに、尚広が1塁にいるとどんなバントであれ成功するんだよ。こんなのを表す指標も数字もないだろうけど、これも鈴木尚広の存在意義の一つ。

だから、まるで大きなことを発見したかのように「鈴木は走ってこない」って言ってる人、ホントにもっともっと言ってw
言ってる間にピッチャーは集中力が切れ、配球は読みやすくなり、バントで作りたかった形は簡単に出来あがって、普通は無理な1ヒットでホームインするから。
表面だけ見てわかった気になって、38歳まで足でメシを食ってきた男を舐めたらあかんぜよ。
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これが現実ですよ。
薄々3連敗するんだろうと思っていながらも、それでも心のどこかでは1つくらい勝てるかもなんて思ってたのが巨人ファン。
それがこうも完膚無きまでに叩きのめされると、もう悔しくも悲しくもなんともないよ。いや、言い方が適切じゃないな。この3試合を見る限り、ジャイアンツとそのファンには悔しがる資格すらないよ。圧倒的に実力差があるもの。

「圧勝」って表現をすると、二桁得点されたりとか、散発の完封負けとかをイメージしがち。
「圧倒的」って表現をすると、去年の柳田みたいな成績の打者がズラリと並んでたりとか、手も足も出ないようなピッチャーをイメージしがち。
でも、プロ野球である以上、高校野球の1回戦で強豪校と弱小校が当たった大差の試合みたいなことはそうそうない。プロ野球においては、この3連戦みたいなものが圧倒的実力差の圧勝なんだよ。
相撲でいえば、相手の体型だけを見てなんだかいけそうに思って、いざ四つに組んでみたらピクリとも動かない。「・・・ヤバイ」ってようやく気が付いて、相手の思うがままに無様に転がされる感じ。実際グラウンドでやった選手は、ソフバンさんの異常な強さをビシビシ感じたんじゃないかと思う。

この3連戦のシンボルになった感があるけど、とにかく目立ったのが1番2番8番9番打者の差。
いわば脇役のはずの野手にボッコボコにされたし、こっちのその打順がまるで機能しなかったことで余計に差が際立った。
打てなくても粘って球数を稼ぐ、最低限の進塁打・犠牲フライで繋ぐ、1塁まで全力で走る。こう書くと当たり前のことだけど、どれだけの差があったかは試合を見てた人ならわかるはず。こうなると1番から9番までどこも気が抜けない打線が出来あがるから、投げてる方がそのうちに根負けする。
ジャイアンツの誇るスーパーエースでさえあの通り最後の最後で力尽きたんだから、そりゃああんた今村や高木には「抑えろ」ったって無理な注文ってもんだ。しかも、智之を攻略するのにわざと序盤にストレートを狙い打ちして、中盤以降への布石にしてたってんだからもう笑うしかないじゃん。強いチームがそうやって一丸となって攻めてきてるのに、こっちは何を狙って何をしてたんだ?ハゲてる方の村田、おまえは今村に矛先向けて怒ってる場合か?

たださ、幸いにしてソフバンさんとはもうレギュラーシーズンじゃ当たらない。だからあんまり気にし過ぎることもないんだよ。
だって、もうソフバンさんは今週にでもマジック点くんだろ?それが正常な訳ないじゃん。6月の上旬で貯金25とかいうチームなんだから、もう割り切って考えた方がいいんだよ。どうでもいいけど、パリーグで60試合終えて勝率727なんてふざけた状態なら、セリーグにいたらもう来週あたり胴上げなんじゃないの?w そんなチームに負けたところである意味当たり前だよ。

だから、現実は現実として受け止める。何が違うか、何が足りないかも各々感じたものがあるんだろうから、それを埋めるために明日から頑張るんだよ。同じ凡打でも数球であっさり終わるのと、13球粘ってアウトになるんじゃ違うって思ったろ?ホントに当たり前のことなんだけどさ。
終わったのはソフバンさんとの試合で、わかったのはソフバンさんより圧倒的に弱いという現実。だけどペナントどころか交流戦すら終わってないし、残り81試合もあるんだから、まだ何も終わってないし未来は何もわからんよ。現実を踏まえることと諦めることを混同するな。

そしてさ、監督様はまた素っ気ないやる気も興味もないようなコメントを出されたようですけど、去年まで監督だった人ならこう言ってくれたんじゃないかと思うんだな。

「この現実、屈辱というものをしっかりと胸に刻んで、我々はもう一度秋にチャレンジャーとしてホークスに胸を張って正々堂々挑めるよう、もう一度気持ちを切り替えて一戦必勝で戦っていきたいと思います」

なーんてねw
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自分ならこういうときどうするだろう?

精一杯やった。結果は付いてこなかったけど、全力で立ち向かって燃え尽きた。自分に非は無い、そう言い切れる。
そして、自分に非が無いことを周囲誰もが知っていて、みんな自分に同情的な捉え方をしてくれている。こういうときどうするだろう?

きっと管理人なら、自分が悪いんじゃないことを理解してもらっていることで安心し、慢心してそこで気が緩む。こういう人間は決して成長しない。なぜなら、自分で自分の上限を決めて居心地よくなってるのと同じだからな。管理人が自分で言うんだから間違いないよw

でも、できる人、人望のある人というのは、ここで違った考え方ができる。
演技でもマスコミ向けのアピールでもなく、心から周囲も頑張ってくれてると称えることができて、すべての責を自分に向けられる。きっとみなさんの周りにも、希少ながらもこういうタイプの人がいるはず。

管理人が「おまえ、ついこの前も中学生でもやらないようなヘタクソなバント失敗したばっかりじゃねーか!打てもしないしバントもできないならもう打席に入るなボケ!」と罵詈雑言の限りを尽くして打率175のボンクラに怒りの目を向けていたときも、きっと智之は「誠司は僕を上手くリードで引っ張ってくれてる。誠司がいたから今年ここまでやれてるんだ」と思ってたはず。

感謝の気持ち。言葉にするとありふれているけど、周りに助けられて自分が存在してる、周りを責めるのは自分が完璧な結果を出して初めてできることなんだ。そう心の底から理解してこその佇まい。今年の智之はこういう心で野球をやってるんだと思う。
言葉の端々にそれを感じるし、多様なニュアンスを含む「若きエース」から「偉大な大エース」への階段を確実に上っている感がある。頼れる大黒柱に茶目っ気はいらない、やんちゃさもいらない。常に泰然自若としていて、他者に矛先を向ける前に自分に向けられるような人格者でいてこそのチームの柱。きっと智之はどんなときもそう考えている。


きっと、ファンが「野手は菅野に謝れ」とか、「菅野はまったく悪くない。野手がクソすぎて菅野に申し訳ない」とか勝手なことを言ってる中で、当の菅野は全然違うことを思ってるんじゃないだろうか。

そんな諸々を含めて今日の試合に管理人が思うことは、

やっぱりギャレットってクソだわ。

これに尽きる。管理人みたいな人種には感謝とかどうでもいいわw 智之、本当にすまんな。
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各選手に求められる役割とか、期待されるもの。ハッキリ言葉に出さなくともそれは確実に存在する。
過去の実績から見込まれる成績であったり、数字に表れないベンチ内での立場であったり、よっぽど若い選手は別だけどみんなそれぞれに期待値がある。

かくいう管理人も、一軍に常時いるような選手にはほぼ全員おおよその期待値イメージがある。
それを大幅に超えてきてくれると本当にうれしく感じるし、まったく届かない選手が複数出てくるとチーム全体の計算が狂う。

・・・でも、唯一大田に関してだけは、まったくもってイメージが沸かない。
この選手の完成型はどこにあるのか、どれだけやれるのかが全然読めない。いや、そもそもこの選手は一軍にいても二軍にいても、なんだか収まりが悪い感じがして違和感を覚えてしまう。
どう使うのか、使ったら使ったでどれだけやれるのか、やったとしてもどれだけそれが続くのか。
いい方にも悪い方にも極端に針が振れるタイプの選手だけに、サイコロと同じでやってみるまで吉と出るか凶と出るかまったくわからない。

素材が一級品なのは万人が認めるところだし、「三歩進んで三歩下がる」を7年間繰り返してきたのも事実だと思う。打席の中での意識の低さ、そこから見える学習能力の無さもその通りだと思う。

それでも、そこに浪漫を見る人の気持ちもわかる。阿部や外国人以上に飛ばせる飛距離は天性のものだし、脚力も十分に一級品。鋭いスイングでレフト中段まで飛ばす姿に夢を見る人、迫力満点のベースランに浪漫を抱く人の気持ちもよくわかる。
反対にもう諦めている人の気持ちもよくわかる。いつになっても打てるのはストレートだけ。この7年間、明らかに成長したと思わせる活躍を何度も見せながら、それでも気が付けば逆戻りをエンドレスリピート。変化球を打てる打てないの問題よりも、打席の中で読みとか狙いとかが何一つ見えないスーパーフリースインガーぶり。今日も三塁コーチのサインをじっくり見た後でのフルスイングに爆笑してしまった。
守備の方も、なまじ身体能力が高いもんだから守れる範囲は広い方なのだけど、どうにもこうにもポカが多いというか、信用の置けない脆さがいつまでも消えない。

その両方が同じウェイトで存在していて、1試合の中でも両方が顔を覗かせることさえあるからどうにもこうにも評価に困る。期待していいのか諦めるべきなのか、半信半疑のままの26歳バースデー。
管理人は今日初めから試合を見れたけど、初回の三球三振とファールを見失うボーンヘッドに笑い、その後の意図の見えない打席に悲しくなり、松本がファインプレーを見せた直後の落球に切なくなった。

ちょうど一年前の今頃、大田は貧打のチームを救うべく四番に座り、管理人も大きな大きな期待をした。去年だけでなくそれ以前にも、大田が四番になる日が遂に来たことを熱いテンションで書いた記事があると思う。
だけど、2016年の管理人にその熱さはない。残念だけどこれが本音。でも諦めてしまった訳でもないのも本音。
「最後のチャンス」って表現も4年か5年連続で聞いてる気がするんだけど、それでも期待する気持ちも諦めたくなる気持ちも50%50%で答えが出ない。
・・・うーん、でもとりあえず1番で使うのは止めにしませんか?ねえ監督。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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来ましたよ。約2年ぶりの西武ドームさんですよ。

2年前に住んでた家からは割に近かったんだけど、今の家から行ったら片道1時間半もかかりやんのw
久々だし年に何度もない機会なので、先に球場紹介と洒落こみましょうか。
 
    
 
球場周辺はテントの出店がズラリ。東京ドームには無い雰囲気で、こういうのをボールパークっていうんだよな。
前から思ってたけど、この球場は球場内で売ってる物より球場外の物の方が美味しい。

何を食べようかと考えて、約10年ぶりになるばくだん焼きをチョイス。知らない人のために言うと、でっかいタコ焼きみたいなもん。それと、なぜだか牛タンメインの出店が3つも4つもあったので、牛タンつくねなるものも食べてみた。うん、まあ美味しいね。ごちそうさまでした。



腹ごしらえも済んでぶらぶらしてたらレオに遭遇したのでパチリ。これ我ながらベストショットだよw 背景といいバランスといい申し分ないw


 

さて入場。
試合前練習を眺めてると、クルーズがボールでリフティング中w

これがまた上手いw 上手いなんてもんじゃないくらい上手い。クルーズはスタンドにボールを投げ入れるフリをしたり、声援に手を振ってくれたりなかなかのファンサービスでした。
 
 

お次は田口くん。レフトの端からライトの端まで延々とランニング。ランニングって割にはてくてくよちよちみたいなペースだったけど、かなりの長時間走ってた。だけど、照れ屋なのかあまりスタンド側を見てくれない田口くん。次に投げるときは頑張ってね。


 

さて、皆さんは今日の試合に何を見ただろうか?

今日、所沢の大地に降り立ったのは、07-08の2年連続ホームラン王、翌09年のWBCで日本の四番を務めながらアメリカの地で名誉の戦死を遂げた男・村田修一だった。
ここ数年ジャイアンツにいた「死体キッカー」でも「守備の人」でもなく、どう扱ったらいいんだか困り果てるような今年の「村田さん」でもなく、国内屈指のスラッガーがそこにいた。
今日はもう『7年の空白を経て帰ってきた男・村田修一、西武ドームに見参』で終わり。すごくいいものを見たし、なんかもう感動したよ。




野球っておもしろい。素直にそう感じられた試合だったし、長旅の疲れも忘れるほど楽しかった。村田さん、いや男・村田修一さん、いつまで日本に滞在されるのか存じ上げませんが、願わくばもう少しジャイアンツにいてください。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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チャンスの神様ってヤツには前髪しかないんだっけか?
確か、「あっ!」と思って後ろ髪を掴もうとした時にはもう遅いから、チャンスを逃さず前髪をしっかり掴んで離すなよ、って話だよね?「どんな髪型なんだそれは?」ってツッコミは厳禁の話だよね?

今日の負けは別にいい。特段思うこともない。
雄星くんはポレダ並にストレートが速いし、変化球はポレダの比じゃなくいいという完全上位互換モデル。巨人打線じゃなくてもそう簡単には打てないよ。

一つだけ引っ掛かることというか、ある種象徴的に感じたのが松本のプレー。秋山の打球を捕れずに追加点を許した2ベース。
あれを捕れていたら、今日の試合だけじゃなく松本にとってもすごく大きいプレーになった気がする。

松本は、6月4日に一軍に戻ってきて即スタメン2番。春先、見てる方が困惑するような代打起用で結果が出せず、もしかするとしばらく上で見る機会はないかもなあと思ってたところでの電撃復帰。4日当日にいきなり2安打でその翌日も1安打。今日も見る限りバッティングの調子は悪くなかった。
ずっとずっとバッティングが課題だった松本にとって、このリスタートは願ってもいない僥倖。出番の割には異常とも言えるほどファンの多い選手なので、管理人同様ホッと胸をなで下ろした人も多いはず。

そういう状況下で、今日のあれを捕れていたら。きっと松本の存在感は自身の応援歌の如く激しく稲光ったはず。立岡がいなくなって、到もさっぱりアテにならなくて、それでもそれでもジャイアンツには松本がいるんだ。しばらく2番センターを任せてみよう。自ずとそんな空気になったはず。

だって、ここ数年ずっと奮わないままだった松本がプロの世界で生き延びてこれたのは、言うまでもなくその驚異的な守備力に因るもの。相手にダメージを与えるような攻撃的守備ができる数少ない選手だし、減り続ける出番の中でも毎年1度は「ここに松本あり」というスーパープレーをしてこれた。何年前か忘れたけど、この西武ドームでもフェンス際でスーパーキャッチをやったことがあったよな。
だから、あのプレーは点が入って試合がほぼほぼ決まってしまったことよりも、松本がやっと回ってきたチャンスを逃してしまったことに声が出た。

でも、またここからリスタート。チャンスはまたいつか必ず巡ってくるはず。その時にグッと掴んで前髪毟り取ってやれ。明日はライトから応援してやるからな。激しく稲光る姿を見せてくれ。

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管理人はキャッチャーリードについてはよくわからない。
いや、謙遜とかじゃない。いつもは偉そうなことばかり言う管理人だけど、この分野はとてもとてもわかった気にすらなれないほどに奥が深いと思ってる。まずそれ前提。

だけどまあ、こういう性格だしこういう立場なのであれやこれや考えながら試合を見る。
次は何を投げるか、どこに投げるか。打者に注目、投手に注目だけじゃなく、リードに着目して見てることも多い。
ジャイアンツ投手のだいたいの球種は頭に入ってるし、日本テレビ系列の中継なんかだと配球チャートも表示されてるから前後の兼ね合いなんかも理解しやすくて、ついつい我を忘れてそっちばかり見てることも多い。

そんな管理人の、小林に対する開幕から約2ヵ月間の感想。

こいつすごいぞ。

いや冗談でなく。割と本気でリード面においては優秀なんじゃなかろうか。
ちゃんとリードをわかる人が「優秀」という言葉に抵抗があるならば、少なくとも「個性的」という表現はして差し支えないと思う。

見ていて、まあ予想が当たらない。
管理人も突拍子も無い予想をしているつもりはさらさらないのだけど、かなりの確率で裏をかかれる配球をされる。別にこの楽しみ方は今始めた訳じゃないから、阿部、加藤、實松、相川といろんなタイプのキャッチャーを経てきてる訳だけど、まあダントツで当たらない。
マシソンや澤村なんかだと、ストレートかスライダー(フォーク)のほぼ二択だけど、それでもなかなか当たらない。

全国のファンが手に汗を握って見つめた今日の最後の場面も、陽に全球ストレートでフォアボールを出して、その後の谷口に初球からフォーク。まずここに感心した。3球目から3連続でフォークを重ねて、ストレートがいつ来るかいや来ると見せかけて来ないのか、をキャッチャー主導でやれてた。谷口くんが随分粘りを見せてややこしくなったけど、この勝負は初球で8割方決まって、6球目のストレートで99%決まってたよ。

去年、ほぼ言い掛かりのような形でリードを酷評されて辛酸を舐めた小林だけど、今年投手陣を支えてるのは間違いなく小林のリードが大きいし、阿部が今の小林くらいの年齢だった頃に比べても格段にいいぞ。みんなもう忘れてるだろうけど、阿部のリードが叩かれなくなったのっていいとこ2008年あたりからで、それまではここに書くのも悲しくなるくらいのことを普通に言われてたからな。

だけど、これだけ打者心理がわかって裏をかける頭脳があるのに、自分が打席に立つとそれが一向に発揮されないのはなぜなんだろうか。
このリードと強肩なら230も打ってくれれば誰も文句は言えないはずなのに、いつまで経っても自身の身長と激戦を繰り広げる打率。こう言ったら申し訳ないけど、185じゃピッチャーが打ってるのと同じだし、昨日散々だったようにバントもできないときてる。
晩年の谷繁みたいに配球を読んで打てばいいのに、どういう訳だか打席に入るとそういう姿も見られない。あんなに冴えてるリードの片鱗が微塵も見られなくなる。あまりにも目に余る凡退が多過ぎて、最近じゃ割と本気で「いちいち着けたり外したり大変だろうし、どうせアウトなんだからプロテクター着けたまま打てば?」とか思ってしまう。でも、それを認めたらコイツは間違いなく肘出すだろな。いや失礼。

小林さぁ、もう少しもう少しだけ頑張ってよ。230、いや220でも210でもいい。それだけ打てば自分の評価もワンランク上がるし、チームもグッとラクになる。
♪ゆめー バァットにたーくし はーたらーけ こばーやしー


   ∧∧
  (  ・ω・)今日はなんだか日本シリーズを見た気分です
  _| ⊃/(___
/ └-(____/
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やっぱさ、試合後のスタンドで内海タオルを持った女の子が泣いてるのを見たら、そりゃあこっちもグッとくるものがあるじゃん。ほら、もともと男って女の涙に弱い生き物だしさ。

だけどさ、その涙はまだ取っておけ。
まだやれた。さっぱり見るべきところがなかった過去2回に比べ、内容的にも充実してた。
それならそれで、元エースの戦いはまだこの先も続くってことなんだから。
ヤツが本当に限界になって、力尽きたのが見えたらそのときに思う存分泣けばいい。今はまだ泣くこと自体が内海に対して失礼になるよ。何も終わっちゃいない、今日が始まりの日。その門出に涙は似合わない。

それに、初見対決が多くなってもともとピッチャー有利の交流戦だし、元気の無いオリックス相手だし、手放しで喜んじゃいけない面もある。
だけど、結果が出たことは非常に大きいね。内海にとってもかけがえのない1勝になっただろうし、チームにとっても大きいね。

もうエースではないし、同じ左の田口と比べても劣ってるけど、今のジャイアンツは深刻な先発不足。菅野が表ローテの頭で投げて、その後を受けるのが今村や高木なんだもん。内海にもいくらでもチャンスはあるよ。
1番手だろうが6番手だろうが、また「週に1回内海が投げる」。このルーティーンがジャイアンツに戻ってきた。今日はそういう日。チームに欠けていたピースが見つかって戻ってきた日。見つからないままの可能性も多分にあったけど、これが戻ってきたことでチームの武器が一つ増えた。ほら、昨日の阿部と同じだよ。そこに依存するんじゃなく、そこ頼みになるんじゃなく、戦力のバリエーションが一つ増えたってことだ。

今日から始まった元エースの第2章。
ジャイアンツファンは実はこの状況に慣れてない。なぜなら、上原も尚成もチームを離れ海を渡り、一時代を作ったピッチャーの晩年を見守ることができなかったから。
何を見せてくれるか、118勝からどこまでいけるか、もう少し内海に付き合おうか。
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ほら、支店、支社がいくつもある会社だとして、普段はいない社長や役員がたまに視察に来ると空気が締まるじゃん?
背筋が伸びていつもよりキビキビ動いてみたり、言われたことに大袈裟に返事をしてみたり、なんかこうビシッと気合いが入る感じに自然になるじゃん?
阿部が復活の号砲をぶっ放したちょうどその頃、管理人は普段は会わない社長の話をかしこまって聞いてたよ(泣)。残業が当たり前になってる会社ってのも困ったもんだ。

閑話休題。
この前この上なく酷評したからもうあんまり言わないけど、監督がもうあの通りな訳じゃん?交流戦の対策もない、打線の打開策もない、それを平然と、さも当然のように語る感覚の監督な訳じゃん?
人ってさ、時には怒られた方がいいんだよ。怒られたときはそりゃあ頭にもくるけど、そこで言われた言葉が自分の中に残ってハッとさせられたりすることもある。それに、何より怒る人ってのは自分のことを気にしてる人なんだもん。若い選手なら気にされて嬉しく感じない訳がない。だって、まだ良くなると思えばこその厳しい言葉で、もう伸びしろの無いヤツには誰も怒らないんだから。

怒れる人も減った。それは時代の流れかもしれないけれど、ビジネスマンが集うオフィス内ではそれでいいかもしれないけれど、泥だらけのユニフォームで戦うベンチの中には怒れる怖い先輩が必要なんだよ。
何も言わない代わりにあっけなく二軍に落としたりしそうなクールな男より、呼び出して怒り、衆人環視のもとで説教をし、挙句の果てには全国ネットで中継されてる試合の中で後輩を引っ叩ける怖い先輩の方がいいんだよ。怖いだけじゃない。ちゃんと仕事ができるからこその威圧感であり存在感なんだから。ちゃんと結果を出してきた男だから言う権利もあるし、言葉に重みも出るんだ。

ジャイアンツってチームは、阿部がきっちり締めるところを締めてたからこそまとまってたんだと思うんだよ。野手陣はもちろん、他のポジションよりも投手陣と密に連携を取るキャッチャーとして阿部がいたから、若手の背筋が伸びキビキビ動いてた面があると思うんだよ。話が逸れるから広げないけど、阿部だけでなく前任監督の功も大きいけどさ。

プロ野球ニュースとJスポの再放送で見た限りだけど、この打線に重みが出た感じと、重鎮のベテランが戻って組織として厚みが出た感じ。大袈裟でなく、阿部一人で空気が変わった。
この前書いた学級崩壊はさ、担任がダメでもクラスのボスが建て直すこともあるかもしれない。勉強もスポーツもできる、その上ケンカも強くて否が応にも目立つクラスのボスがやってくれるかもしれない。
ボス、代打の切り札でベンチにいるだけでも十分だから、頼むから怪我には気を付けて。
担任、お願いだからボスの邪魔だけはしないで。全部ボスに仕切らせるくらいのつもりで、余計なことはしないでね。
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あぁ、この状況はなんていうんだっけ。こういう感じを的確に表現した言葉があるよ。
・・・そうだ、そうだ学級崩壊だ。
うん、まるっきり今のジャイアンツはバラバラで学級崩壊状態だ。

どんどん孤立していく優等生菅野くん。品行方正、成績優秀で学級委員も務める彼だけど、周りの生徒は彼の言うことをてんで聞きやしない。今日だってなぁ・・・。
ひと昔前までは菅野くんに負けないくらい優秀な生徒だったのに、今じゃ転落の一途を辿る長野くん。今日も岩貞が初完投・初完封を意識して緊張してるはずなのに、握力が落ちて制球力が落ちてきてるはずなのに、何も考えずに初球を打ち上げて相手をラクにしてあげる有様。
何年経っても頭が悪い大田くん。8回の打席も、甘いコースにストレートが来ることだけを想定したフルスイング。いったい彼はいつになったら学習するんでしょうか。結局打ち頃のコースに来た球は、大田くんを嘲笑うかのようなチェンジアップとカットボール。身体能力だけで野球に取り組むのをいい加減改めたらいかがでしょうか。
坂本くんも優秀な生徒なのに、どうも菅野くんとは相性が悪い。
おまけに一度にパンを2つ食べるダブル村田くん。廊下の向こうの特殊学級から聞こえる「こんにちわー!」。はいはい、こんにちは。

ホントにバラバラだよ。みんなが好き勝手に野球やってて、意思も狙いも何もない。
そして、一番の問題はそれを取りまとめるはずの担任高橋先生にまるで熱意が無いこと。
まったく興味も関心もないかのような他人事発言の数々を見るにつけ、この先生に崩壊したチームを建て直す才覚は無いと思う。

クールなことと無関心なことは違う。泰然自若としていることと、興味がなくて醒めていることとは違う。
残念ながら高橋先生に感じるのはいずれも後者だし、ものすごく根っこのところでこの人は全てに対して醒めているんだろうなと思ってしまう。
人を動かす時には、何かを変える時には熱意が必要なんじゃないかと思うけど、淡々と物事をこなし感情の熱量が見えない高橋先生にそれは難しいんじゃなかろうか。

だって、本当に先生だったらさ、

「高橋先生、最近先生のクラスの平均点が下がってきてます」
「勉強するのは生徒ですから。僕にはできることはありません」

「高橋先生、先生のクラスの子が授業中騒いで困ってます」
「しつけは親の仕事なんじゃないですか?」

とか普通に言いそうだもんなw 正論ではあるんだけど、間違ってはいないんだけど、聞いた方はなんともムズムズするのが由伸コメント。

きっとね、こうしてチーム成績が下降気味になると、それを待っていたかのように一気に由伸批判が出てくると思うの。いや、この際ファンの意見とかはどうでもいい。ジャイアンツの場合、マスコミが先導して論調が決まるから。そういう記事が一つ出たらそれにヤフーコメントが追従してコンセンサスができる。
ついこの前までの「由伸って割と優秀じゃね?」って空気は影も形もなくなって、いつの間にかバッシングの嵐になる。だって読売と報知以外はすべて敵なんだからさ。今は水に落ちた犬を叩こうとタイミング待ちみたいなもんだ。

だから、それに流される前に書いておくし、読者のみなさんも変なマスコミにミスリードされないように自分の目と感性で判断してほしいと願う。
管理人はこの48試合を振り返って、高橋先生、いや監督の評価は0点です。
理由まで書いてると終わらなくなるからまたにするけど、根本的なところで適性に疑問があるし、監督の役割ってのをどう理解してんだか非常に興味がある。繰り返しますが0点です。


  <⌒/ヽ-、___まー、こっから盛り返せや
/<_/____/24番グッズをゴミにしたくはないからさ
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おもしろいなあ、村田さん。
今日のタイトルはどうしようかと考えて、「メンタル」とか「プレッシャー」とかあれこれ思い悩んだけど、村田さんは村田さんだもんな。「村田さん」としか言いようがないやw

人間ってさ、緊張する生き物じゃん?
営業でも5万かそこらの仕事をしてるときより、上手くいけば50万100万になる仕事の方が背筋も伸びるし変な汗もかくじゃん?緊張しないようにって分かっていながら、「ここで決めなきゃ!」って思う気持ちが逆に自分を固くさせる。普段はできることができなくなる。それが人間って生き物じゃん?
ほら、出会い系で知り合ったようなどうでもいいおねえちゃんにはムチャクチャできても、本当に心から惚れた女の子には手を握るだけでドキドキする。人間ってそんなもんじゃん万事において。

もちろんさ、庶民の感覚をそれそのまま野球選手に当てはめるのは違うと思うの。
彼らは子供の頃から野球漬けで、その街で一番、その県で一番のスーパーエリートたち。プロに入って数千万、数億円の、サラリーマンじゃ一生かかってもお目に掛かれない大金を手にしてきたスター中のスター。スタンドにいるファンとグランド内にいる選手たちは、近くに思えたとしても遠い遠い距離があるよ。見せる側と魅せられる側じゃどうしたって感覚に隔たりはあるさ。

だけどね、村田さんに限って言えば、ファンが見てて思ってること通りなんだと思う。
今日に至っては、よくもまあこれだけチャンスに打たないもんだ、と怒りを通り越して爆笑してしまった。
昨日の9回もそうだし今日の2ベースもそうだけど、ファンが気を抜いて試合を見てるような局面だと、村田さんは実に見事なバッティングを見せる。
逆に手に汗握るような、画面を食い入るように見つめるような場面だと百発百中で凡退する。なんともまあ、狙ってやってもできないような鮮やかなコントラスト。毎試合出てて184打席もあって打点9ってのも驚愕に値するけど、今日で遂に打点を超えた第10号併殺打。伝家の宝刀ゲッツー砲の鮮やかさにただただ笑うしかないですよ。
もう一周回って腹も立たないし、むしろよくぞここまで期待を裏切らないもんだと爆笑ですよ。確実にメンタル面の問題だし、言っちゃうと巨人阪神に一番向かないタイプの選手ですよ。

ただ、今年は去年深刻を極めたバッティング技術そのものは改善。
ここまで打率306、出塁率も344。これは褒めていい数字。コンパクトって当てに行くってことじゃなく狭いレンジで強く振るってことだから、それは見てても体現できてるように思う。「長打を捨てて率を求める」の言葉通りフォロースルーは小さくなったし、飛距離が落ちた分確実性は増した。それはお世辞じゃない。
そして、シーズンのおよそ3分の1を終えて出来あがったのが、「3割を打ち全試合に出場しながら打点9、得点圏は得点圏でも重要な場面になればなるほど打たなくなる鈍足のゲッツーマシン」だ。もうギャグじゃんこれw 悪いところはそのまま残してフルモデルチェンジだぞ。自動車ならリコールもんだ。
チャンスの場面で3割打者に打席が回ったときにあるはずの感覚が全くないもんな。逆の視点で見てる他球団ファンの皆さんも、まず村田さんには打たれると思ってないでしょ?

さて、じゃあこういう選手をどう使おう?
現状、出塁しても得点にまるで結び付いてないし、チャンスには全く期待できない。ノーアウト1塁みたいなところでも判で押したようにゲッツー打って帰ってきやがる。
・・・いやぁ、あの言いづらいんですけど、異論も反論も認めますけど、管理人は「1番村田」アリだと思うなあ。え?ダメ?いや、だってプレーボールで一人目が村田さんだよw 絶対笑うじゃんそんなの。ダメ?ダメかなあ・・・。意外と本気なんですけどね・・・。
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田口くんが小気味よくスパンッ!と投げ込んだストレート137km/h。

その後を受けた山口が投げたストレート143km/h。

・・・ん?あれ?えっ?
全然速く見えなかったんだよな。確認したら今日は最速で145km/hが出てたみたいだけど、「田口と表示が逆なんじゃないの?」って訳のわからないことを思うほど力無く感じられた。

テレビを見てて感じるくらいのことは、打席に立ってる相手打者は当然にわかる。
どう考えても田口より遅く見えてるだろ、田口より打ちやすく感じてるだろ、と思ってたら予想ドンピシャの大炎上。わーい、予想が当たったぞ、管理人のピッチャーを見る目はまだ腐ってないぞ(涙目)。

球威だけじゃなくさ、スライダーもまるで曲がってない。投げる角度で方向付けされてるだけで、文字通りの意味で変化してないんだよ。山口のスライダーってこんなんじゃなかった。
力のある140キロ台後半のストレートに、それと同じ腕の振りで投げて、打者の手前から外へ逃げていくスライダー。この2つだけでも十分なのに、そのスライダーに踏み込んでくるのを防ぐ左打者へのツーシーム。杉内と同じ使い方で右打者への空振りを獲るチェンジアップ。左ピッチャーの完成型、理想的なピッチングができるのが山口だった。

・・・先月、「山口は死んだ」ってひどいこと書いたじゃん?
極論や暴論も好きな管理人だから全てを全て真に受けてもらわなくていいんだけど、6年以上47番ユニを着てる管理人がどんな思いであの記事を書いたと思う?
で、悲しいことに今日はもっとひどくなってたよ。見てられないというか、これだけ長期に渡ってチームのもっとも苦しいところを支え続けてきた鉄腕リリーバーなのに、痛々しさとか同情とかそういう持っちゃいけない感情が出てくるのを抑えられなかったよ。さすがに公文と比べてとは言わないけど、現状でいけば戸根の方がまだ信頼できるかな。

打てないことにばかり目が行くチーム状況だけど、実は管理人はあまりそっちは悲観していない。去年よりは打ってるし、今日だってヒットは出てるもの。明らかに振りが弱くて鈍くて、こりゃもうどうしようもないなと傍目にもわかった去年よりは全然いい。
管理人が気にしてるのはこっち。

田口 5回1/3 被安打4
山口   1/3 被安打1
田原   2/3 被安打3
公文   2/3 被安打2
宮國 1回   被安打2

決して良くなかった田口くんがなんとか凌いできたのに、彼が降りた途端にこのザマですよ。これはもう田口くんを偉大だと褒めるよりは、中継ぎ陣がいよいよまずいと察するべき状況。澤村に繋ぐ勝ちパターン継投がマシソン一人しかいないよ。山口はもちろん、本当は田原だって宮國だって半分そっちに見込んでたはずなんだけど。
いやぁ・・・、キビシイねえ。
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待つよ。何年でも待つよ。
アルバム「還暦」は、1曲目が「60」で2曲目が「年金」なんだろ?それが出るのを首を長くして待つよ。

もちろんタイトルは冗談なんだけどさ、氷室がまだ音楽を続ける気持ちがあることを聞けて良かった。本当に良かった。なんたって、今日の今日まで音楽活動全てから完全引退なのか、ライブだけを引退するのかすらハッキリしてなかったんだから。
氷室ファン芸能人部門代表のGLAYタクローくんがロスまで行って、「氷室さんこれから何するんですか?」って訊いてくれたんだって(そのときB'z松本も一緒で3人で焼き肉食べてたらしいけど、呆れ返るほど濃いメンツだなw)。
真面目に訊かれると茶化して返したくなるヒムロックだから上記の返事になったんだけど、それでもそれでもまだ音楽を作り続ける意思があるのを聞けて良かった。

セットリスト

01.DREAMIN'
02.RUNAWAY TRAIN
03.BLUE VACATION
04.ハイウェイに乗る前に
05.BABY ACTION
06.ROUGE OF GRAY
07.WELCOME TO THE TWILIGHT
08.ミス・ミステリー・レディ
09.“16”
10.LOVE & GAME (Re-mix)
11.IF YOU WANT
12.LOVER’S DAY
13.CLOUDY HEART 
14.PARACHUTE
15.BANG THE BEAT
16.WARRIORS
17.NATIVE STRANGER
18.ONLY YOU
19.RENDEZ-VOUS
20.BEAT SWEET
21.PLASTIC BOMB
22.WILD AT NIGHT
23.WILD ROMANCE
24.ANGEL

EN1
25.The Sun Also Rises
26.魂を抱いてくれ
27.IN THE NUDE
28.JEALOUSYを眠らせて
29.NO.NY

EN2
30.VIRGIN BEAT
31.KISS ME
32.ROXY
33.SUMMER GAME

EN3
34.SEX&CLASH&RocknRoll
35.B・BLUE

やらないだろうと思ってた27とか31とかさ、うれしいサプライズもあった。
だけど、セットが進むに連れてどんどん近付く最後のとき。
最後なんだよ、48回も経験した場面だけどもうこの先には無いんだよ。俺の神様にもう会えなくなるんだよ。10代の頃が最初で20代も30代も40代も、人生の節目節目で観てきた氷室ライブがもう本当に最後なんだよ。
いつまでも終わってほしくない気持ちと、氷室が湿っぽくしないようにしてくれてる心意気を汲まなきゃって思いと、それでも無情に過ぎていく時間と、ごちゃごちゃな気持ちでいるときに33で涙腺決壊。どのライブでも必ずやる曲だったから思い出もたくさんあってさ、しかも恒例的にオーラスに使われてきた曲だからもうぐちゃぐちゃに泣いたよ。しかも、歌い終わりで氷室マイク置きやんの。そんなの泣かない訳にいかないじゃん。

それと、メンバーだけで自分の自己紹介をしないことで有名なヒムロックだけど、さすがに今日はやった。

「俺様が初代氷室京介だ!」

って二代目誰なんだよw 誰があんたみたいな人の跡を継げるんだよw
それとも、またいつか会える日が来たら二代目になってるのかな?w
 
本人から出た「卒業」って表現だけどさ、真面目にBOφWYとか氷室京介を卒業していった人ってのはかなり多いと思うんだ。アラフォーの人、周りと話してみぃ?昔BOφWYを好きだった男なんてゴロゴロいるから。統計取ったらギャレットの打率より遥かに高いと思うぞ。
だけどヒムロック、俺はまだ留年させてくれ。いやもともと卒業する気がないんだから退学にさせられちゃうかもしれないけどさ。1年2年どころか、5年でも10年でも20年でも貴方の次のアクションを待つよ。貴方が作った音楽、貴方が今まで見せてきてくれたことが俺の血であり肉であり、貴方がいたから俺みたいな社会不適合者が今まで生きてこれたと思ってるからさ。
ありがとう。貴方がいなかったら俺とっくに首吊ってたよw 本当にありがとう。そしてこれからもずっと愛してるぞ。咲き誇る微熱にサヨナラは言わないからな。本当にありがとう。

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ね、卒業なんてできないよね。
終演後にスクリーンに流れるファンのメッセージを見て、ようやくこれで終わりなんだって実感が沸いてきた管理人。

12歳で初めて氷室に出会って衝撃を受けた。こんなかっこいい男がいるのかと身体に電流が走った。
右も左もわからず、言ってみればひな鳥が初めて見た物を親と思うような出会いだったかもしれないけど、しっかり周りが見えるようになってから客観的に見ても氷室京介は紛れもなく孤高のカリスマだった。こんなにかっこいい男はどこにもいなかった。
ずっとずっと氷室の音楽が側にあった。こっちから寄り添うようにして背中を追いかけてきたんだから当たり前なんだけどさw
BOφWYと氷室に魅せられた中学生時代。ヒムロック、おかげで俺は今も思春期をこじらせたまんまだよw 美観、価値観、人生観すべてにおいて最大の影響を受けた。中1の頃、1stアルバムは誇張でなく毎日聴いてたんじゃないかな。かっこいいと思うものの頂点に氷室京介がいて、憧れだなんだなんて軽々しく言えないくらいに惚れこんだ。
初めてライブを観たのは91年かな。地元にOVER SOUL MATLIXのツアーで来てくれて、CDと変わらない歌唱力、同じ人間とは思えない生活感のないロックスターぶりに惚れ直した。
上京してきてからも、何が変わろうとも氷室が側にいることだけは変わらなかった。まるで自分のことのように大学の同級生に誇ったSTAY、SQUALLの連続オリコン1位。しびれにしびれたONE NIGHT STANDファイナルの横浜スタジアム。
働くようになってからも、勤める会社が変わろうと、いや何度も何度もホントに何度も変わったんだけどw、それでも新曲が出れば買い、大きなライブは行き続けた。ヒムロック、俺今日で通算47回目のライブだよw
どうしよう。氷室、俺は明後日からどうすればいい?人生の支えにしてきた貴方がいなくなったら、俺みたいなミスフィッターはどう生きていけばいいんだい?



セットリスト

01. DREAMIN'
02. RUNAWAY TRAIN
03. BLUE VACATION
04. ハイウェイに乗る前に
05. BABY ACTION
06. ROUGE OF GRAY
07. WELCOME TO THE TWILIGHT
08. ミス・ミステリー・レディ
09. “16”
10. LOVE & GAME (Re-mix)
11. IF YOU WANT
12. LOVER’S DAY
13. CLOUDY HEART
14. PARACHUTE
15. BANG THE BEAT
16. WARRIORS
17. NATIVE STRANGER
18. ONLY YOU
19. RENDEZ-VOUS
20. BEAT SWEET
21. PLASTIC BOMB
22. WILD AT NIGHT
23. WILD ROMANCE

EN1
24. The Sun Also Rises
25. 魂を抱いてくれ
26. JEALOUSYを眠らせて
27. ANGEL

EN2
28. VIRGIN BEAT
29. ROXY
30. SUMMER GAME 

15が前倒しになった。うん、これはこの位置の方がいいね。
昨日と比べて、B.BLUE、マリオネット、NO N.YのBOφWY曲が消えて、代わりに26がin。

そして、ちゃんとおまえらには説明しておかなきゃな、と重いMC。
自身の耳について、とにかく日によって良かったり悪かったりする状態だとのこと。要約すれば、安定したパフォーマンスを見せることが困難になってるんだと察する。
その説明において、「Pride」って言葉を辞書で引くと、自尊心って意味と矜持って意味がある。今回俺が身を引くのは、決しておまえらに情けない姿を見せるのがイヤだとかじゃなくて、プロとしての矜持なんだと。それはわかってくれとのこと。
でも、子供の頃周囲とミスフィットで、俺が大人になったときに誰からも愛してもらえないんじゃないかと心配になるような変な子だったんだけど、矢沢さんに憧れて矢沢さんに夢を見せてもらってここまでやってきて、今こうして全国でこれだけの人が俺のために集まってくれて、俺が辿り着きたかったところに辿り着けたんじゃないかな、と感慨深く語るヒムロック。
違うぞヒムロック、あんたとっくにそこに辿り着いてたんだよ。俺が知る限り、20年近く「唯一無二の孤高のカリスマ」やってるよ。
ファンだからさ、貴方の言葉で言うところの情けない姿も見たいんだよ。年を取った姿も観たいし、パフォーマンスが落ちてきてもそれを一緒に共有したいんだよ。だけど、貴方が創り上げてファンが愛し続けてきた「氷室京介」ってそうじゃないもんな。そういうヒムロックなら俺もここまで心酔してないもんな。わかるからさ、誰より自分がわかってるからただ泣くしかないんだよな。

ほかに覚えてるMCは、一昨年の横浜スタジアムについて。
あばらを折って病院に行ったとき、医者から「まあ大丈夫でしょう。ただ、こういう捻ったり(半身クイッ)はやらないでくださいね」と言われて、「いや、これ(クイッ)が俺なんだけど」というよくできた小噺。結局、2日目の4曲目でクイッやったらバキッといって、ファンならよく知ってる通りのことになってしまったそう。
そうなんだよな、氷室の半身クイッとか、マイク持ち替えたりとか、何気ない仕種の一つ一つがいちいちかっこいいんだよな。

閑話休題。氷室、さすがにお疲れモード。
声の調子は悪いとは思わなかったけど、まるっきり動かないw せっかくアリーナ席8列目という今年の運全てを使い果たしたような席だったのに、結局管理人がいた側の花道まで一度も来なかったw 曲数も少し減ったしな。明日への充電と理解しとくよ。


さあ、明日だ明日。本当に本当の最後だ。認めたくないけど最後だ。泣かないようにするけど、笑ってサヨナラできるようにするけど、重い重い一日だ。管理人40年の人生の中でもっとも重い日だ。一挙手一投足をしっかり胸に焼き付けるよ。


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なんかさ、音楽でもなんでもいいけど、好きなものとの距離感ってあるじゃないですか。
好きは好きのままだけど、べったりくっついたり、素っ気なく離れてみたり。
30年近く追いかけてきた憧れの人が引退するってのに、どうもいまいち気乗りしないままだった管理人。
いや、別に最新アルバムのキャッチにかこつけて卒業うんぬんなんて話じゃないんだ。管理人にとって氷室京介は人生の全てを教わった人。音楽に留まらず、価値観、人生観すべてにおいて多大な影響を受けてきた人。そんな特別な人を卒業するとかなんとかはあり得ない。離れたって気にはしてるし、死ぬまで俺の神様に違いないもの。
ただ、なんというか仕事に追われて余裕がない暮らしであったり、CDを聴く習慣自体が無くなった生活様式の変化なんだと自分で思う。愛する人がその最後のときを迎えようとしてるのに、ただなんとなくふらふらと東京ドームに行った管理人。地方のセットリストも一切調べないまま、予備知識まったくなしで参戦してきました。



人人人、そしてまた人。とにかくすごい人の数。
巨人ファンなもんで年に何度も来てる我が家のような東京ドームですが、まあごった返すとはこのことかと閉口する人人人また人。真っ直ぐ歩けないくらいの人ですよ。



そして、当然のごとくこうなる訳ですなw 管理人は今日昼過ぎまで仕事して、一度家に帰ってから行ったもんで到着したら16時手前。もう開場するかしないかのタイミングでしたが、グッズ在庫はこのありさま。まあ並ばなくて済んで良かったと思おうかw
ちなみに、マフラータオルやリストバンドなんかはドーム場内でも売ってました。今日はそこでマフラータオルだけ買ったので、明日は早出してTシャツのために並ぼうか。

当然ドーム内でもトイレに大行列。管理人は勝手知りたる我が家の地の利を活かし、行列と見るや人が来ないであろう他のトイレを探しほぼ並ばずに済みました。明日明後日行くみなさん、特に女子のみなさん、トイレはお早目にどうぞ。

さて、開演。
以下、セットリスト。

01. DREAMIN'
02. RUNAWAY TRAIN

盛り上がらないはずのない01でスタート。ステージがまったく見えないバックヤード席まで開放してものすごい客入りの東京ドーム、いきなりの大合唱に揺れる。ヒムロック、「最後の土曜の夜だぜ、思いっきり騒ごうぜっ!」とのお言葉。

03. BLUE VACATION
04. ハイウェイに乗る前に
05. BABY ACTION
06. ROUGE OF GRAY

予習なしの管理人には「ん?」と感じられたBOφWY連発。しかも、最後のライブにあえてこれやる?っていう微妙なチョイス。
ここで長めのMC。アルバム「JUST A HERO」について語る。これを出すまではバンド内が割と和気あいあいとしてたんだけど、ちょうど売れる直前のタイミングの頃で少し人間関係がギクシャクしだした時期だった。それだけのせいじゃなくタイミングが合わなかったせいもあるんだけど、それまでは他のメンバーにアレンジを任せっきりだったのが、このアルバムで初めてベースやギターを持ってアレンジを手掛けた。このアルバムが無かったら今こうしておまえらに曲を送ることもなかったんだと思う。といった話を受けての

07. WELCOME TO THE TWILIGHT

名曲。もう説明不要のレベルで名曲。そっか、ヒムロック的にも思い入れが強い曲なんだね。

08. ミス・ミステリー・レディ
09. “16”

まだ続くBOφWY曲。おいおい、とさすがになんか落ち着かないような変な気持ちになる。
氷室の調子はあまり良くは思えない。氷室自身もイヤモニ付けたり外したり少し歌いにくそうに見える。もちろんピッチを外したりはしないんだけど、歌い出しのアタックが尖り過ぎたり、キレイに歌うことよりも力で押し切るような面があったりが気になる。後のMCで「耳のせいで上手く歌えないのは仕方ないけど、あばら骨折れてるから歌えなかったのは悔しくて」みたいなことを言ってたけど、耳の状態は決して良くないんだろなあ。45回もライブを観てきたからキビシイ言い方になっちゃうけど、昔はボーカルでグル―ヴが出せる唯一無二の人だったんだよ。

10. LOVE & GAME (Re-mix)
11. IF YOU WANT

やっと来たソロ曲。10は・・・、なんでリミックスだ。このバージョンは過去に1ツアーだけで披露された記憶があるけど、原曲がかっこいいのになんでこうしたんだよ?って言いたくなってまうw で、カモンカモンのとこ何て言ってるの?「ウー、ドゥミナゥ」とか聞こえたけど。
11後にも長いMC。俺はテレビに出たりするタイプじゃなかったけど、テレビとかマスコミの人にも俺のシンパがいて、これはNEWS ZEROのプロデューサーにぜひ氷室さんにお願いしたいって頼まれて主題歌を書いた。いろんなミュージシャンが毎年主題歌を手掛ける番組で俺も肩を並べられたってのは35年の歴史の中で一番のプラウドだと思ってるとのこと。へえ、そんな風に思ってたんだとちょっと驚き。確かに東日本大震災直後でチャリティー色の強い曲だったからこっちも麻痺してたけど、氷室の曲が人気番組のテーマ曲で毎日オンエアされてた状況って異常といえば異常だよな。

12. LOVER’S DAY

この曲は今の状況にぴったりだと思う、みたいなMCを入れて歌ったラヴァーズデイ。別れた恋人のことを、自分を愛してくれたファンに置き換えてくれたのかな。これは不朽の名曲だよな。

13. CLOUDY HEART

13終わりで「あんまりしんみりしたくないからそろそろ元気なヤツ」と前フリして

14. PARACHUTE
15. WARRIORS

・・・パラシュートは「元気」かな?w ただ、最近の曲も登場してきたことに少し安堵。

16. NATIVE STRANGER
17. Marionette
18. ONLY YOU
19. RENDEZ-VOUS
20. BEAT SWEET
21. PLASTIC BOMB
22. WILD AT NIGHT
23. WILD ROMANCE
24. ANGEL

そして、ソロとBOφWYを行ったり来たりしながらの元気なヤツ連発。こんなにBOφWYが多くていいのかとも思ってしまうけど、21の盛り上がりはやっぱり別格。「レッツゴー!」が反響する東京ドーム。

EN1
25. The Sun Also Rises

氷室が先に登場してメンバーを一人一人招き入れるメンバー紹介。この形式もおなじみになったよね。ダイタはちょっと太ったか?まあ管理人も人のことは言えないけどもw
本人の言葉にもあったけど、25は氷室からファンへのメッセージソング。子供に向けて書いた詞にも取れるけど、今の氷室とファンの状況を的確に表したメッセージソング。声を振り絞って歌いあげる氷室に胸打たれた。

26. 魂を抱いてくれ
27. B・BLUE
28. BANG THE BEAT
29. NO. NEW YORK

なるほどなるほどの選曲の中に光る28。俺はうれしかったぞ。

EN2
30. VIRGIN BEAT
31. ROXY
32. SUMMER GAME

このセクションは素晴らしい選曲じゃないだろうか。30のイントロが鳴った瞬間、15周年のさいたまスーパーアリーナを思い出したよ。あれからもう13年も経つのか。
32で客電が点く。2階席までびっしり満員の東京ドームは圧巻。氷室もそれを目にし感極まる。32の冒頭から歌えなくなって必死に涙をこらえる氷室。それを受けて、代わりにとばかりに大合唱の客席。35年かけて築き上げてきた氷室とファンの信頼関係ですよ。

最後はファンのメッセージがスクリーンに次々と映し出され終演。


まず、こんなにBOφWY曲が多いことに驚いた。
彼のソロキャリアの前半部分は、大袈裟でなくBOφWYを敵視し己の過去を超えるために費やされたはず。パンドラの箱を自ら開けた経緯も全て観てきてるから理解はできるけど、それでもやっぱりちょっと疑問に思う選曲もあり。
だけど、なんとなく感じたのはこのライブの位置付けが違うのかなと。耳のせいで思うように歌えない、あれだけストイックでナルシストな人が自分の理想の氷室京介を見せられないと判断したからこその卒業宣言。その時点で、2年前のハマスタの時点で本人の中では一区切り付いていて、このLAST GIGSはエピローグなのかなと。
それに近年の氷室ライブは、新作アルバムを受けてのものというよりも、スーパーベスト的な意味合いのものが多かった。ソロキャリアは既に完結していて、今日はそのソロにバンド時代を加えて、更にファンのリクエストに答えることまでして、なんのわだかまりも狙いもないオールタイムスーパーベスト。氷室からファンへのラストプレゼントであると共に、これ以降永久に封印される名曲たちへのレクイエム。そう思ったらストンと気持ちの痞えがなくなったよ。




さて、泣いても笑っても残り2日。明日は何が出るか楽しみにしてるぜヒムロック。




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「0点に抑えるのが仕事。久しぶりに苦しいピッチングだったんですが、結果的に点を取られなかったことは良かったと思います」


いやぁ、勝ったからって素直に喜んじゃいけないでしょ。ここまで投げたスーパーエースにこんなこと言わせちゃいけないでしょ。

4/22 7回自責0 -
4/28 8回自責0 -
5/05 9回自責2 ○
5/13 9回自責0 -
5/20 8回自責0 -

どんどん良くなる防御率と裏腹に、まったく増えていかない勝ち星。9試合で4勝0敗防御率0.61だってさ。笑っちゃうよもうw
防御率もそれはそれで価値があるけど、それはシーズン終わってタイトルがどうのってときの話でさ、やっぱりピッチャーにとっての勲章は勝ち星じゃん?
上の数字を見て「すげえな」とは思いながらも、どんな試合だったかすぐには思い出せないでしょ?記録に残らないってそういうことなんだよ。後から振り返ったら誰も内容なんて覚えてないから、勝ちが付いたかそうでないかには雲泥の差があるんだ。
智之がこういう殊勝な発言をすればするほど評価も好感度も上がるけど、それよりまず勝たせてやってくれよ。今年これだけの内容で投げたことだって、来年どころか来月になればみんなきれいさっぱり忘れちゃってんだから。

ちなみに内容こんな感じね。

4/22 DeNA戦 7回無失点も9回に澤村が同点HR
4/28 阪神戦 8回1失点(自責0)も9回に澤村が2失点
5/5 広島戦9回2失点(自責2) 勝ち

5/13 ヤクルト戦 9回1失点(自責0)も援護1点のみ
5/20 中日戦 8回無失点も援護なし


ホントにこれはいかんでしょ。こうも続くとシャレになってない。
別に今の時期の勝った負けたなんかどうでもいいんだよ。どうでもいいは言い過ぎかもしれないけど、そんなに意味はないんだよ。だって、1ヵ月2ヵ月どころか4ヵ月先でもまだ優勝なんか決まってないんだから。

じゃあこの時期に何をするかって言ったら、使える若手の見極めとか、勝ち継投の確立とかだし、それと同レベルで「エースが投げる日は勝つ」って週単位でのリズムを作ることですよ。「あぁ、こいつが投げる日は勝てそうだな」ってのを身体に染み込ませることですよ。だって、ペナントの天王山でも、CSの初戦でも、日本シリーズの初戦でも間違いなくエースが投げるんだからさ。これじゃむしろ負け癖とは言わないけど、菅野が投げる日はややこしくなるって変なトラウマ植え付いちゃってんじゃんなあ。

プロ野球ニュースで見た限りだけど、今日の智之なんて調子はよくなかったはずなんだ。
それがここまでやってるときに、野手はいったい何をしてくれてるんだろうか。1度や2度なら諦めもつくけど、直近5回で4度繰り返されたらもうフォローのしようもない。
いやぁ、今日は全然うれしくない。むしろ勝ったのに不快に近いよ。

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弱い訳じゃないんだけど、間違っても強くはない。
監督が変わったことが目くらましになってるけど、今のチームを管理人が知ってるジャイアンツの姿と比べるとどうも違和感が拭えない。

またも田口くんを見殺しにした試合を眺めながら、この違和感の正体に思いを馳せた。


層が薄いんだよな


スタメンは他チームと比べてもそんなに見劣りしない。
いろいろ不満はあるけど、それはどこだって同じだ。店頭の一列目に並んでる商品はそんなに悪くない。智之や坂本みたいな誰もが羨む目玉商品もあるしさ。

だけど、それだけなんだよな。常時ゲームに出てるラインナップが、それそのまま2016ジャイアンツのチーム力になってる。
もともと強大な選手層を誇り、控え選手とレギュラーに差がないことが強みだったチームとは思えないほどだ。
打率1割で普通、2割も打ってれば神様になれるポンコツ代打陣然り。いつもいつも同じ顔ぶれで、衰え顕著な山口のポジションを取って変われるようなピッチャーが皆無の中継ぎ陣も然り。敗戦処理すらできない敗戦処理がゴロゴロいるもんな。

そして、層の薄さを感じ、違和感というか物足りなさを助長する要素がもう一つ。
原政権の強みだったユーティリティ力がまるで見られない。一人が複数ポジションをこなせるから、状況に応じて試合中にポジションチェンジをしながら戦えてた強みが消えてる。せいぜい村田さんがサードとファースト行ったり来たりしてるくらいか。「ポジションが変わる」イコール「ベンチの控え選手と入れ替える」になってるよな。○○を出したけど●●も下げたくないからポジション動かして使おう、って策が取れなくなってる。

なんだか、チーム力が薄っぺらくなっちゃったな。
高校野球と同じで9人とか、ピッチャー含めても12人くらいで野球をやらなきゃいけない感じになってるから余裕がないんだよ。代打の切り札、代走の神様、ユーティリティ守備職人。いろんな駒を使い分けて実体以上に強いチームを作ってきたのがジャイアンツ。今のチームにそういう期待感ないもんな。

選手起用に意外性が皆無だから、見てる側の予想を裏切ることなく淡々と試合が進む。勝つ試合も定石通りの試合運び、負ける試合も消化試合のように無抵抗敗戦。だから試合が終わるのが早い早い。ほぼ毎日ジャイアンツ戦がその日の試合の中で一番早く終わってるよな?なんだこれは?もしかして、管理人のようにスカパープロ野球セットに加入してるファンが、払ったお金の元が取れるよう配慮していただいてるのかしら?まあおかげで毎日あちこち見られてますけども。


そろそろさ、いなかった選手もポツポツ戻ってくるだろうし、そうでなくても交流戦になればDHを考えなきゃいけないからさ、少し枠からはみ出してみるのもいいんじゃないですかね?
「なんで動いた?」って叩かれるより、「なんで動かなかった?」の方が叩く方のトーンも低いからさ、動かざること山の如しの由伸不動尊、男前地蔵の不動明王なのもわかるけど、そろそろちょっと考えていただけませんかね?万事においてあっさりし過ぎだよ。今日金本がやった石崎の使い方とか、藤川の出し方とか不動明王にはできない芸当だろうなあって思っちゃったよ。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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