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白球追いかけ薄給になった管理人が運営するジャイアンツブログです。中国さん!日本への渡航自粛じゃなくどうぞ渡航禁止にしてください!今いる中国人も全てそちらへお返しします!   ※コメントに書きたくないご意見ご感想はcoolvanilla3(アットマーク)gmail.com までどうぞ  
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先日、読者さんから「野球以外の記事も書いてください」とコメントをいただいたので、それを真に受けて久々の野球じゃない記事。・・・昔は野球以外のことも結構書いてたんですけどねw

んで、何を書こうかと考えた。
間もなく東京を離れる管理人。ちょうど今は時間もあるし、今まで行ってなかったところを巡る観光レポなんかいいかなと。
だけど、既に都民歴は20年を超える管理人。いわゆる観光地はだいたい行ってる。なので、東京観光にはまったく役立たないマイナー観光地巡りになると思われます。

【トキワ荘跡地】


まず最初はトキワ荘跡地。
管理人は手塚先生を読んで育った世代ではないし、藤子不二雄も小学生時分に読んでた程度。思い入れがあるかと言われるとそうでもない。なんか気が向いて行ってみた感じですなw



もう現物が残っていない以上仕方がないのだけど、周辺の町内会、商店街が「トキワ荘の街」として盛り上げようとしてる努力も見えながら、それがあまり功を奏していない感がある。あちこちに10月に終わったトキワ荘関連イベントのポスターが貼りっぱなしになってるし。ちょっと寂れてる感が否めないのが本音。

次。せっかく西武池袋線で椎名町まで行ったので、戻りがてら噂のスポットへ。

【やきう民交番】


ンゴ・・・

笑うわこんなんw なんJのキャラ「やきう民」によく似た交番。そう、これ交番ですw
なぜこんな気持ち悪いデザインになったのか。市民を守るべき交番が、なぜよりによって何の役にも立たなさそうなキャラに似るハメになったのか。見れば見るほど笑ってしまうw
車で走っててこんなん見えてきたら気ぃ取られて危ないよなあw

さて、気を取り直して、次は名所らしい名所へ。
【中銀カプセルタワー】


おぉ・・・、かっこいい。
一応は長いこと不動産の世界で生きてきた管理人。これは一度見ておきたかった。
この斬新すぎるビルはカプセル型のワンルームマンション。建設当初は古くなったらカプセルを取り外して交換することまで想定していたらしいから、時代を一歩も二歩も先取りしてたことが窺える。
これはホントに芸術的な建物だと思うし、実際現物を目の当たりにして惚れ惚れした。このセンスは異次元だと思う。
だけど、建築から40年以上が経ち、アスベストやら建て替えやら大きな問題に直面してるのも事実。ウィキペディアに詳しいので興味のある人はそちらをどうぞ。



実際、近付いて見てみると、各カプセルがかなり老朽化してるのがわかる。エアコンのダクトなのか異常に延伸したホースも目立つし、窓から窺える室内の様子も、ゴミが積まれてるとしか思えないカプセルも少なくない。どの部屋か知らないけど競売情報にもよく載ってるしな。
噂だと集中給湯が故障して直せず現状どの部屋もお湯が出ないとか、ラブホのベッドみたいな集中スイッチも壊れると直しようが無いとか、いつまでも問題先送りじゃ済まなくなってきている模様。



だけど、この外観は唯一無二。願わくば、これと全く同じデザインで設備だけ新しくして建て替えてほしいとさえ思う。うん、いいもの見れました。

さて、せっかく新橋まで行ったので、そこからゆりかもめでお台場へ。

【お台場ガンダム】


・・・やっぱ見惚れるね。見るのは7年ぶりかな。来年の3月で展示が終わるってのがニュースになってたので見納めに行ってきた。7年前のことも記事にして残ってるのでおヒマな方はどうぞ。

 

これは何に感動するって、異常なまでの作り込みに胸打たれるんだよな。一切の手抜き、妥協なしで、色の塗り分けとか凹凸でごまかさず、全て完璧にパーツで組み合わせてる(ように見える)。この仕事の細かさは異常だし、壊しちゃうのは本当にもったいない。

・・・さて、明日はどこ行って遊ぼうかなw
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さてさて、めんどくさいから詳細は省くけれど、人的補償で一人減る訳だ。
ベイスで円形脱毛症になってるようなメンタルのヤツは、巨人阪神に来たら全形脱毛症でハゲあがるんじゃないかと思うけれども。

問題は、・・・いや世間が知りたいのは、誰が守られてるかじゃない。ベイスの側から見た視点で、果たしていったい誰を獲れるのかだ。プロテクトリストの予想よりも、誰をもらえるかのリストがあるならそっちを欲しいだろう。じゃあ書いてやるよ。

巷じゃいろんなことが言われてる。

亀井?片岡?杉内?

誰が出すかバカタレ。
巨人の支配下選手一覧を見ながらよーく考えろ。そいつらを出すリスクを冒してまで守りたい選手なんかどこにもいない。悲しいけれどそれが現実だ。
それにそいつらの年俸を調べてみろ。人気があってグッズは売れる。実績もあって、ゆくゆくは若手の指導的役割も期待できる選手が5千万6千万でいてくれるのに、それをみすみす放出するバカがどこにいる。

阿部?内海?

笑わすのもいい加減にしろ。
くだらないゲームに課金させてる会社の持ってるチームだからそんな発想になるんだ。生え抜きの大功労者で、しかも人間性も含めて将来の幹部候補を誰が出すか。阿部や内海がほしいなら、はした金じゃなく50億100億持ってこい。

・・・一通り毒づいたところで、じゃあ誰なら出せるのか?
プロテクトから誰が漏れてるのかという本題だ。

ベイスの高田GMいわく、ピッチャーがほしいそうだ。
他の人ならまだしも、高田くらいバカならそれは真に受けていいんだと思う。
ヤクルト監督時代からこいつの言動を見てればわかる。こいつはどこで何の仕事をしようが、死ぬまで「巨人OB」の小物だ。

じゃあそのピッチャーから。こっからどれでも好きなの持ってけ。

【西村、與那原、小山、中川、江柄子、長谷川、巽】

タイトルホルダーがいるぞ。しかも大昔じゃなく3年前だ。小山だってローテに入ってクライマックスで投げたこともあるぞ。高田はたぶん先物買いよりも実績派だからどっちでも好きなの持ってけ。

次、野手。

【寺内、藤村、脇谷、相川、實松、松本、中井、堂上】

どうだ?上記全員知ってるだろ?顔が浮かぶだろ?これたぶん全員リスト漏れだぞ。知名度だけはあるけど、実際使える選手もいないんだけどさw

おまけにまだいて、【辻、宇佐美、河野、和田、鬼屋敷、北、吉川、松崎】。この辺全部漏れる。

寺内と吉川を両方外すのはマズイ。それはよくわかる。
だけどこれは逆に考えるべき事案。二人いるうち多くても一人しか獲られない。どんなに悪くても一人残るなら、それは二人とも保険を外しておいてもセーフなんだよ。そして、たぶん二人とも外しておいても二人とも獲られない。獲らぬ狸のなんとやらになる典型的ケース。

辻はすごく悩む。だけど優先すべきは山本くん。
そして、今年ドラ1で新・吉川を獲ったことがその思考に拍車をかける。クルーズ、片岡、山本が確保されてて、脇谷、寺内、吉川のうち最悪でも二人残る。これで辻に枠を一つ使う意味がないんだよな。
 
・・・ベイスに現状不足しているのは投手力。
内野だろうが外野だろうが、野手の層に関しては巨人よりも上だと思う。それを踏まえた上で、上記のリストを考慮して、管理人の予想はズバリ・・・












小山
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今日は四の五の御託を並べずハッキリ結論を書こう。

今年、村田さんは復活した。

そう褒めてあげなきゃ、いや絶賛してあげなきゃ村田さんに失礼だ。

人はその言葉を簡単に使うけれど、「復活」ってのは定義が難しい。
人は年々衰える。村田さんだって、キャリアハイのホームランはこともあろうに46本だ。35歳の人にその27歳の頃の輝きを求めても仕方ない。
35歳を過ぎたら身体はもう下り坂も下り坂。そんな状況下で選手が去年の自分を超えてきたら、それはもう細かいことはどうあれ絶賛してやるべき。ベテランにとっては一年一年が勝負なんだから、その中でのV字回復には20代の頃のそれと比較にならないほどの価値がある。

特に今年の村田さんは、何のケチも付けられないほどに過去の自分を超えてみせた。

2014  .256 21本 68打点 OPS.732 
2015  .236 12本 39打点 OPS.683

2016  .302 25本 81打点 OPS.859


ジャイアンツファンなら知っての通り、これは村田さんが試行錯誤して苦しみ、悪戦苦闘しながら背水の陣の中で勝ち取った大復活。
そして今日、その功績が認められゴールデングラブに続いてベストナインの栄冠も手にした。これに拍手を送らないのは失礼だよ。開幕前、誰がこんな村田さんを予想した?岡本とサード争いでレギュラーすら危ういと思ってたヤツも多いんじゃないか?うん、管理人も割とそうだったぞw

坂本は5年先も10年先もきっとゴールデングラブ、ベストナインの常連であり続ける。
だけど、村田さんはそうじゃない。ひょっとしたら今年が最後の輝きなのかもしれない。
だから、巨人ファンならこの村田さんの輝きにこそ酔わなきゃ。そこに価値を見出して称えてあげなきゃ。だって、今年の村田さんは10年後の坂本なんだもの。坂本が8年後に250しか打てなくなって、9年後にはいよいよ230になって、それでいて10年後に300打ったら泣くだろ?村田さんは今年それをファンに見せてくれたんだ。

村田さん、今年はありがとうございました。
これで来年また250になったら、いよいよ「契約最終年しか働かない」だの「日給制にしろ」だの言われそうですが、今年の村田さんの輝きには誰も何も文句は言いません。本当にありがとうございました。

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・・・そうか、去年はこの場で由伸の最終打席イベントがあったんだよな。

テレビでファン感を見ながら、ちょうど一年前のことを思い出した。
賭博の激震に揺れ、その余波も落ち着かぬ中での原退陣→由伸監督就任。去年のこの時期は、寒風吹きすさぶ嵐の中で真っ向から荒波に挑んでいくかのような状態だった。

それに比べて今年のなんと静かなことか。嵐の対義語でいえばさしずめ凪か。

そんな中で「は?」と思わされた新ユニフォーム発表。まさか2年で変えるとは思わなかった。



・・・そ、そうですか。
2年続けて青ユニ配布イベントまでやってたのに、青を捨てまさかのグレー回帰。古いファンならご記憶の通り、確か2011年~2013年まではほぼこんな感じだった。当時はアンダーアーマーじゃなくアディダスだったけど。
別に悪くはないんだけど、工夫が無さ過ぎるというか、まあ簡単に言うと地味だよなw ホーム用もオレンジ色が暗くなってより一層地味になった感じ。

で、ユニを変えるとレプリカが売れる。
逆に言うと、レプリカを売るためにユニを変えるなんて見方もできそうだけど、ジャイアンツのこれに関してはないな。
実際アディダスでグレーをやってた時期も、誰もグレーユニを着てなかった。というか、ドームのショップでもほぼほぼ売ってなかった。その時期も球場に行きまくってた管理人が言うんだから間違いない。今年のこれも、わざわざ選んでグレーを買う人もあまりいないだろうし、ホーム用もほとんど変わってないからそっちの買い替え需要も薄そう。・・・うーん、じゃあなんで変えたんだろな?
ただ、帽子のツバにオレンジ色を入れなくなったのはいいね。あのオレンジは邪魔だったからこの方がシンプルでスッキリする。


・・・そう、それと管理人のプライベートについて。
去年の今頃、東京を離れ地方の実家に帰る旨、ブログもそろそろ辞める旨を書いておきながら、紆余曲折あって今年も東京にいた管理人。
ですが、一年経ってまた同じ状況になりました。実家の母がおかしな病気になり、詳細は省きますがいつ何があってもおかしくない状況です。そういう現実を突き付けられたときに、親孝行らしいことを何一つしてこなかった我が身を省み、少し親子の時間を持ちたいなあと考えた次第です。何もしてやれなくても、顔を見てたわいもないことを話して少し一緒にいたいなあと。
そう考えたときに、もうあまり東京にいることが魅力的に感じられませんでした。だって、もう氷室のライブは無いし、ジャイアンツはしばらく弱そうだし監督は貴ノ花みたいだし。
今の仕事は決して順風満帆ではないものの、一応は会社から必要とされ、それなりにやってきた中でのリタイアです。何度も何度も転職してきた管理人ですが、今回はこういう事情なのでガラにもなく惜しまれ慰留されなんだか困惑してますw

そう、管理人は実家に戻ります。
20年以上住んだ東京を離れ、地方に移り住みます。ブログは続ける気でいますが、観戦レポはもうおしまい。そもそも、実家にネット繋ぐとこから始めなきゃいけない。そんなんで続けられんのかホントに?w
惜しまれても慰留されても有給もないブラック企業なので月末までみっちり仕事ですが、来月の上旬は少し都内の街レポでも書こうかな。新ジャイアンツ球場の予定地も行ってきたいし。

まあ、慣れ親しんだ球場に行って大騒ぎできなくなるのは残念ですが、人間は生きてりゃきっとどうにかなるんですよ。
こんな傲慢な管理人のブログながら少数の固定ファンがいるのは自覚してるからさ、まだ断筆宣言は先に取っておきます。
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この試合の意義とはなんだろう。
なんとなく親善試合的な緩い感じになって、なんとなく勝つような気がしてた。
メキシコが強いかどうかはよく知らない。いや、管理人だけでなく誰も知らないだろう。なぜなら、他のスポーツと違って野球の代表チームは、本当にその時点で最強の代表なんだかまるでわからないもの。国際大会にアマチュアを出してくるアメリカがいい例だ。



でも、まあなんとなく勝つんだろう。
ホームだし、こっちはNPB選手の中でベストオブベストを選んでるし。そんなどこか余裕がある中で迎えた強化試合初戦。

 


・・・うーん、ジリジリしたなあ。イライラしたなあ。
この試合の意義が「使えないんじゃないだろうかという選手を本当に使えないか試す」ことにあるならいい。それならば理解する。
もう他の選手がオフを満喫したり、キャンプに明け暮れる中で代表に召集しておいて、練習で調子が上がらないからといってそう易々とは見切れない。千賀のように「来春の代表に呼ぶか呼ばないか」、山崎のように「クローザーとして使えるか使えないか」、それを試合の中で衆人環視の下で試すなら、それは価値があると理解する。

これを本戦までまだ半年弱ある中での試金石として、ここからまだまだブラッシュアップしていくならいい。今日の日も意義があったものと理解する。

だけどそう未来は開けているだろうか?
スタメンを見たときの高揚感、感じた完成度の高さは前回大会の本戦以上のものがあったし、今日まったく役に立たなかったソフトバンク選手の重用と小久保の出自が無関係とは思えないだけに頭が痛い。小久保はソフバン以外の試合を見てるか?いや、失礼だけど割と本気で思うぞ。

公式球に合う合わないで苦戦するのはどこも一緒。フォアボールを連発してたメキシコの先発ピッチャー、二番手ピッチャーあたりもきっとそうなんだよ。
だけど、こうも打てないことの言い訳にはならないし、メキシコのリレーは先手、日本のリレーは後手に感じたのもまた事実。

うーん、まだ3試合あるからな。まだこれくらいに留めておく。最後は試合前にイベントをしてた中田のそっくりさんでお別れしましょう。・・・いくらなんでも似過ぎだおまえw

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管理人は転職経験だけは豊富だ。
そんな管理人が思うのは、同じような仕事をするにせよ環境というのは重要だということ。
例えば、一つの仕事を進めるときにあらかじめフローが確立されている会社。自分の判断であれやこれやと手探りで進めていく会社。
何かを改善しようとするときに上司にお伺いを立て、決済だ稟議だとプロセスの多い会社。独断でスイスイと推し進めていける会社。
同じ業種で同じ仕事をするにしても、その組織の環境というのは多分に影響する。東証一部上場企業、1フロアに100人以上が勤務する会社、個人経営のような零細企業、同じ事務所の同僚が3人4人程度の中小企業、すべて経験してきた管理人が思う偽らざる感想。

何の話かといえばもちろん大田のことだ。
大田はジャイアンツには不向きだったんだと思う。
ジャイアンツには、じっくりゆっくり若手を育てられるような土壌はない。注目度が高く常勝を求められるが故に、結果を出せない選手にそう何度も出番はこない。毎年優勝がノルマのチームに、シーズンを棒に振ってでも一人の選手の育成に充てるような余裕はどこにもない。
打てなくてもミスしても大田を使い続けるような環境じゃなかったから、本人も結果を出すことに捉われ過ぎて壮大な迷走を続けた。毎年変わり続けたバッティングフォームがその象徴だ。

そして、どう育てるか方針がハッキリしなかったのもまた事実。
率が低くても三振が多くても長打を見込める長距離砲にするのか、無難にソツのない打者に仕上げるのか、何もビジョンがないまま様々なコーチが手を加えて、結果できあがったのがあの訳のわからないノーステップ打法。挙句、グリップを下げてノーステップならミート率は上がるかと思いきや、その打ち方になってから余計に三振を量産するようになった混迷ぶり。大田には悪いけど、これを反省点として岡本に活かさないとジャイアンツに明日はない。

出来の悪い子ほど可愛いじゃないけど、大田に対してそれに近い気持ちを持っていたファンは多いと思う。素材は一級品、敵を作らないキャラクター、大事なところで自転車で転んで骨折するような度を越したバカさ加減。期待してるとはもう言えなくても、なんとなくこの出来の悪い子とまだこの先も付き合って、たまに打つ豪快なホームランに浪漫を感じて、走塁ミスとか変化球にあっさり三振する姿を見て笑うんだろうな。そんな妙に穏やかな気持ちで大田を見ていたファンは多いと思う。

だけどな、それは大田を戦力として見ていない証拠なんだ。それこそが大田はジャイアンツに合わなかったってことだと思うんだ。
ファンでも優勝を期待してないようなチームとか、夏場からほぼ消化試合モードでスタンドがガラガラのチームならまた違ったんじゃないかと思う。大田に伸び伸びとやらせて大打者に育つパラレルワールドはあったのかもしれない。

だから、これは別れじゃなくて門出。大田にとって最後のチャンスでありながらも、ようやくここから始まるスタート地点。管理人だってさ、決められたプロセスに従って仕事をする環境だと埋もれるけど、すべて自分で判断して己の才覚で働ける職場だとバリバリ仕事をこなせるもん。やることは同じでも結果は同じじゃないんだよ。何かにつけ「やることは変わらない」って言ってるヤツにも言いたいことだけど。

栗山は選手をしっかり見てくれる監督。監督が駒として選手を見るのではなく、上司として選手の人間性、性格にまで踏み込んで接してる感がある。大田には合う気がするな。きっと「タイシ」って呼んで可愛がってくれそうだしさ。
大田、マイナスに受け止めないで、ようやく自分に合う環境に行けると信じて頑張れ。ハムファンさん、かなり出来の悪い子だけどどうぞよろしく。
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おもしろいなあ日本シリーズ。
戦前から非常に予想が難しい対戦ではあったけど、ここにきていよいよわからなくなった。ミスもエラーも多いけど、それこそが日本シリーズという大舞台。内容が白熱してるし、スタンドのファンも熱いし、選手もタレント揃いで実に見応えあるよ。

そして、ジャイアンツは来年この舞台に立てるだろうかと、どうしても思いはそっちに向く。
今シーズンを振り返って、いろんなところで分析、検証がされてる。
例えば、
・ブルペン陣の駒不足
・阿部、村田の高齢化
・代打陣の貧弱さ
・20代後半の層の空洞化

ジャイアンツファンならこの一年イヤというほど感じてきた問題点、課題があれやこれやと指摘されてる。

そこにいちいち文句を付ける気はない。どれもこれも正論だ。
だけどさ、一朝一夕でクリアできる話じゃないから問題なんだよな。
ブルペンは去年から言われてきた話だし、阿部の代わりなんてここ数年ずっとジャイアンツに付いて回ってる課題だ。
来年、いきなり入ってきた新戦力がブルペンの救世主になって60試合も70試合も投げてくれることなんて考えにくいし、実績のあるベテランが加入してきて代打の切り札になるなんてのもどうやら今年は無さそうだ。

そういう新戦力頼み、期待してなかった若手の急成長待ちみたいな話じゃなく、すぐにでもできること、手を付けられることはあると思うんだよな。
その一つが小林。小林は今年129試合に出て打率204。もともと打撃に期待できる選手じゃないけど、予想の更に下を行く驚異的な低空飛行で堂々のセリーグ打率最下位。体感的には「よく2割に乗せたな」というのが本音で、夏場には打率が180台を彷徨った時期もあった。

こういう選手を無理にレギュラー起用する必要はあるのだろうか?
いや、誤解のないように言えば、使うなと言ってる訳じゃない。捕手の一番手で考えることにも不満はない。打てなかろうが、大事な試合は小林が先発マスクで全然構わない。
ただ、固定することを見直さないか?って話だ。
今年、小林のほかに規定打席に到達した捕手は一人もいない。セリーグでいないんじゃなく、パまで見渡しても一人もいない。今、日本シリーズを戦っている石原も大野も規定に達してない。捕手といえば思いつく嶋も炭谷も未達。ラミレスに重用された戸柱も規定には届かなかった。

・・・だからさ、他所みたいな起用でいいじゃない?
阿部の後任として考えるから常に試合に出るレギュラーを想定しちゃうけど、3人~4人で併用してその一番手が小林ってことでいいじゃない?他所もそうなんだからそれをもって強いだ弱いだには直結しないし、言っちゃ悪いけど小林を常時起用することはむしろチームの弱体化を招いてるよ。打たないだけならまだしも、ファンならご記憶の通り雑な捕球でパスボールは多いし、バントはできないし(クロワッサンは食うし、帽子は取らないし)でこれじゃ固定する意味がない。
原がやってたみたいに「このピッチャーには捕手○○」の専属起用を試してみるのもいいし、實松も相川も小林よりは遥かにバッティングがいいんだから、その時の調子や相手ピッチャーに合わせて考えるのもいい。それに河野とか鬼屋敷とか下にも捕手がいるんだから、上で使って経験積ませないでどうすんだよ。加藤の二の舞になるぞ。

小林は年齢を考えたら「育てる」ときはもうとうに過ぎてるし、十分十二分にチャンスは与えられてきた選手。数回の代打で結果が出なくて二軍漬けにされる選手もいる中、小林という選手のポテンシャルはもうみんなが知ってる通り。
今年を見る限り、疲れが溜まると露骨に成績に反映するタイプみたいだから、パフォーマンスが落ちてきたら代わりを使う。1試合の中でもどんどん8番に代打を出して入れ替える。それだけでだいぶ変わってくるものはあると思うよ。
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もう4年も前になるのか。
加藤健戦力外のニュースを見て、今さらながらいわゆる「日本シリーズ劇団加藤事件」を思う。

誤解を恐れずに言えば、管理人は今でもこれは加藤も被害者の一人だったと思ってる。

普通に考えて、腕や腹の辺りのユニフォームに掠るような球ならまだしも、危険球となるような顔、頭部に当たったフリなんてできるだろうか?
様々なアングルからテレビカメラが撮影している中、すぐ後ろで審判が見ている中、それらを欺く演技なんてとてもとても不可能だ。特に顔は死球を受けたとしたら、必ず何かしらの跡が残る。擦過傷に始まり出血、骨折、その他、顔にボールを受けたら何らかの傷を負う。
そのシチュエーションの中で、顔に当たったフリなんてのはできる訳がないし、できないことは誰も考えないし誰もやらない。だって、審判から「どこに当たった?」って顔をチェックされたらわかることなんだもの。

古い話だから改めて書くと、あれは加藤がバントの構えをしているときに投げられた球。
バットと目線を合わせるよう顔をバットの近くに落としていたときに、顔の近くに球が来た。
思わずのけぞって倒れ込む。映像を見返すと確かに結構危ないコースに来た球ではある。びっくりしてうずくまってたら、なぜか審判は危険球のジャッジをした。

こうなると加藤はそれに乗るしかない。
「?!」となりながらも、「いやいや、当たってないですよ」なんてことは死んでも言えない。
相手ピッチャーが退場になりテイクワンベースをもらえることと、ただの1ボールじゃ雲泥の差がある。個人競技なら正直に言えば美談になるだろうけど、あいにく野球はチームスポーツ。個人がどうこうより、何よりも優先されるのはチームの勝利。特にあの試合は勝てば100点負ければ0点の日本シリーズ。
あそこで「いやいや、ボールですよ」なんて言うヤツは確実に干されるし、陰で罰金になってもおかしくない。ダイレクトに捕ったかワンバウンドか微妙な判定と同じだよ。アウト判定に「いや、ワンバウンドっす」なんて異議を唱える野手がいないのと同じ。
加藤も「当たってないんだけど、どこに当たったことにしようかしら・・・」なんてちょっと後ろめたい気持ちで一塁に向かったに違いない。

審判があり得ない誤審をしたことで、加藤もそれに乗らざるを得なくなった。
もちろん一番の被害者は、何もしてないのに退場になったTDNさんであり日ハムだけど、全野球ファンが見つめる日本シリーズの大舞台でひょんなことから悪役を演じざるを得なくなった加藤も被害者だと思うよ。
「違う!」って人はもう一度考えてみて。腕やユニフォームならまだしも、跡が目立つに違いない顔に当たったフリなんてしようと思うか?

そして、札幌ドームが過去にないほどの大ブーイングに包まれて迎えた次の打席、意に介せずとばかりにレフトオーバーの2ベースをぶっ放した加藤に、管理人は日陰に咲く花の強さを見た。更にその次の打席、ブーイングを切裂くようなライト前ヒットに、日陰で映える花の美しさを見た。
阿部の陰に隠れ、ずっと陽の当らないところで地道な努力を重ねてきた男の実力、踏まれてもへこたれない強さがそこにあった。

近年、内海の専属捕手的な起用もあっただけに、今年こうして出番なくユニフォームを脱ぐことになったのは非常に残念。バッティングはいい選手だったから、小林を休ませる意味でももっと使うべきだったと思う。もちろん實松にも相川にも言えることだけど。
そうそう、天国の木村拓也さんがキャッチャーをやったあの試合。あの発端になったのも、加藤が退場したことで始まった話だった。うん、あの時は間違いなく本物の危険球だったなwにほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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バッターにとって、バッティングを捨てるということはいかなるものなのだろう。
プロに入ってくるような選手は、みんなその街で一番だったようなエリート中のエリート。守備が売りの選手だって足が売りの選手だって、学生の頃はそのほとんどがクリーンアップを打ちチームを牽引してきた主力打者だったはず。
自らが生き残るためとはいえ、守備に徹し走りに徹し、バッティングを半ば諦めたような立場になるのはどういう心境なのだろう。

鈴木尚広という選手のキャリアハイは2008年。
この年夏場以降1番センターに定着し、規定未到達ながら105試合で打率304、出塁率は354で決めた盗塁は30を数えた。
それまで俊足の1番打者が少なかったジャイアンツにとって、待望のスピードスターリードオフマンの誕生だった。伝説の「メークレジェンド」も尚広の活躍無しでは成し得なかったと断言できる。


転機が訪れたのは2010年。
前年に台頭しレギュラーの座を掴んだ松本、その年即戦力として入団した長野に押し出されるように出番が激減。いわゆる代走稼業になったのはこの年からだと思う。

プロ野球において、あるようでなかった代走の専門家。
足の速い若手選手は代走に甘んじることを良しとしない。それを足がかりに少しでも打席に立ちたい、1イニングでも多く出場したいとチャンスを狙うのが当たり前。
逆に元リードオフマンのベテランは走力が衰え走れない。様々な身体能力が求められる野球だけど、もっとも早く衰えるのが走力。サッカー選手や陸上選手の選手寿命は野球選手のそれより圧倒的に短い。これはもう、言葉を並べずとも自分自身のことで考えてもわかるはず。

その隙間に元リードオフマンのスピードスターがすっぽり収まった。
これは原政権最大の発明品だと思うし、何よりも尚広本人の弛まぬ努力の賜物。
代走鈴木に脅威を感じなかった他球団ファンなんていない、鈴木にやられた経験のない他球団もない。にも関わらず、どこのチームもこの選手起用を真似できなかった。「代走の切り札」が魅力的なカードであることを百も認めながらも、誰もこれをやれる選手がいなかった。ここに鈴木尚広の真価がある。
ジャイアンツだって他人事じゃない。尚広の後任は藤村や吉川程度じゃ務まらない。今いるメンツなら、片岡くらい盗塁技術のある選手をこのポジションに置くくらいじゃないと、尚広の後釜には成り得ない。

尚広が代走稼業を務めた時代、ジャイアンツには石井ちゃん、矢野、由伸と代打の切り札がいた。この2つのキラーカードを組み合わせて、試合の終盤にたたみ掛ける原采配の美しかったこと美しかったこと。代打の切り札が出塁して代走尚広でもいい、先に尚広を出してピッチャーの心理を弄びながら出す代打でもいい。これほどワクワクして見られた胸躍るような攻撃もなかった。

96年のドラフトで入団。そこから一軍初出場まで実に5年。
遅咲きのスピードスターは、誰にも咲かせられない花を咲かせて20年の戦いを終えた。
規定打席到達が遂に一度もないままの20年間。それにも関わらず決めた盗塁228。警戒され執拗に牽制される中、代走で決めた盗塁実に132。
ジャイアンツファンは背番号12にプロの流儀を見ていたから、代走で登場する尚広に割れんばかりの大声援を送った。打席に入っている選手でなく、一塁にいる尚広に「走れ!走れ!たっかひろっ!」の大コールを送った。バッティングを捨てて足に特化した覚悟、誰よりも早く球場入りして、あるかわからない一瞬の出番に備える努力。それを知っていたから尚広はレギュラー選手よりも人気があった。

寂しくなる。大好きな選手が去っていく事実だけでなく、また一つ原野球が終わった気がする。今年の使われ方を見るにつけ、尚広というキラーカードは百戦錬磨の原でないと使いこなせないジョーカーだもの。
尚広が魅せた足は、まったく新しい野球の新基軸。尚広が代走屋をしていた7年間で、目立たない脇役だった代走業はこんなにも魅力的でかっこいいポジションになった。

本当にお疲れ様でした。外野席から観ていて、スタートを切った瞬間の「行った!」と声が出る高揚感。一瞬の後の大歓声。一生忘れません。まったく減速のない低空ドロップキックのようなスライディング。盗塁を決めた後も何事もなかったかのように塁上で涼しい顔をしている姿。スピードスターが好きな管理人にとって、あなたに魅せてもらった全てが宝物です。ありがとうございました。ゆっくりゆっくり休んでください。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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「バント」


・・・バント、バントねえ。
間違ってるとまでは言わないけど、管理人の野球観にはない采配だなあ。
で、申し訳ないけれど、「あぁ、実に高橋大監督様らしい素晴らしい采配」と思ってしまったのも事実。言い方を変えれば「やると思った」とも言うかなw


1アウト一塁で1点ビハインドのあの場面、同点なら実質勝ちなんだから送って正解という見方が無いとは言わない。
だけど、あの雰囲気の中で自ら進んでアウトカウントをくれてやったら、それはもう「得点圏」じゃなくてクローズアップされるのは「2アウト」の方。青く染まったスタンドの異様な空気の中、「あと一人!」コールが響き隣の声も聞こえないような中、平常心で打てったってそりゃ無理だ。ペナントでこんな空気の試合なんて1試合たりとも無かったんだから。
2アウトにして二塁に送るよりは、1アウトのままで打たせた方が正しい。管理人はそう思うよ。
そして、今年一年、常にこうやって間違った方を選んできたのが由伸だよ。采配も然り、選手の扱いも然り、出すコメントも然り。ありゃ、間違ってるって言っちゃったよw

管理人が何を言ってるのかわからないおバカちゃんは、きっとあちこちのネットでムキになって「この戦力じゃ負けてもしょうがない」って書いてる人種。
確かに代打陣や中継ぎ陣を見て層の薄さを言うのはわかるよ。

だけど、2015年ジャイアンツと2016年ジャイアンツが試合したらどっちが勝つと思う?
去年より成績を上げた人、去年並みだった人、去年より下げた人。それぞれを比べてみたらよくわかるよ。これで「戦力が足りない」なら、去年は三軍か独立リーグかってレベルだぞ。
今年はベンチで負けた年。それがよく表れてたのが今日の「バント」だと思うよ。それを認めないで現実から目を背けてたら来年も負けるよ。

え?そのバントを失敗したヤツなんざもう知らんよ。もらってくれる球団があるならどこにでも出せ。
いやいや、選手や金銭をいただこうなんて出過ぎた思いはない。ソフバンさんならI phohe、日ハムさんならハムの詰め合わせ、ヤクルトさんならジョアと引き換えに出せ。管理人はもうあんなの知らん。少しでも期待した自分が恥ずかしい。


・・・まあさ、いろんなことが凝縮された死闘でジャイアンツの2016年は終わった。
内海があれだけゴミなのも、大竹があれだけ神なのも予想外。主役になった村田さん、とんでもないところでとんでもないことをやらかした尚広。サンキューマシソン、お大事にな澤村。いい勉強になっただろ山本くん、何しに球場来たんだギャレット&亀井。ホントにお疲れ坂本、おまえで終わるならまあいいや阿部。よく選んだ堂上、働け小林。いたのか長野?、いない方がよかったぞ到。よく踏ん張った山口&戸根、またかよ田原。出られてよかったな吉川。
そんなこんなを4時間半にたっぷり詰め込んで、今日ジャイアンツの2016年は終わった。

3月から10月まで、ペナント143試合、CS3試合。本当にお疲れさま。悔しい思い、悲しい思いの方が多かった年だけど、それでもたくさん感動をもらいたくさん楽しませてもらった。
叩いたしけなしたし、けちょんけちょんにバカにしたけど、それでもやっぱり心から愛してる。
ジャイアンツ、ありがとう。


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そうか・・・。意外に早くバッサリと見切ったな。

まるで「坂本VSベイスターズ」みたいな試合でなんとか拾った勝利に沸くなか、ちょっと気になるのは澤村のこと。明日どうすんだろなあ?

思い出すのは今から4年前の秋、2012年の日本シリーズ。
その年クローザーだった西村はCSから調子を落とし、日本シリーズでも復調することなく第4戦で炎上し負け投手に。ほら、ガッツさんが西村の肩を抱いてる写真見たことあるでしょ?あれだあれ、あの試合だ。
原はここでバッサリ西村を見切り、結局日本一を決めた第6戦でも西村は登板なし。5投手をリレーした試合にも関わらず、クローザーの座は山口に任せた非情采配。覚えてる人も多いと思う。

そのことを思い出した今日のマシソン回跨ぎ。
代役がマシソンなのは妥当な選択だけど、そう考えてるならまさか2イニングいくとは思わなかった。昨日14球で今日は32球。これで明日僅差で9回になったとしていけるだろうか?
マシソンもストレートの速さと球威がピッチングの要。コントロールや変化球は二の次三の次で、まずは球が走ってないことにはどうにもならない。この確実に疲弊してる状況で3連投させて大丈夫だろか。負けたら終わりの状況下で全力投球の32球はかなり堪えてるんじゃないかと思うけど。

そして、2012年と今年の決定的な違いは代役の層。
2012年はそれこそマシソンがいて山口がいた。西村と3人でスコット鉄太朗と一部で呼ばれた盤石な中継ぎ陣があってこその配置転換だった。
・・・それと比べるとなんと貧弱な2016年ジャイアンツブルペン。澤村の代わりをマシソンとしたら、じゃあマシソンの代わりは誰だ?誇張でなく本当に誰もいないだろ?
となると、澤村は「使わない」んじゃなく「9回に使わない」だけで、どこかで投げてもらわないと話が成り立たなくなる。しかも明日は内海だとしたら長いイニングは期待しにくい。澤村を出さずにいられるような余裕はないよな。

明日は何点勝ってても最後の最後まで気が抜けないと思う。
重い重い空気の中で薄氷を踏みゴールできるかどうか、タイトロープなリレーになるんじゃないかな。
・・・それと、勝った日くらい文句を言わないでおこうかとも思ったけど、こういうことがあるからシーズンでいろいろ試しておくべきなんだよなw 打順にせよクローザーにせよ臨機応変なのはいいことだけど、それまで一度もやってなかったことをここにきてやるんじゃ選手もたまらんよ。
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ゆうーべ眠れずにー 泣いて― いたんだろおぉー

と歌いたくもなる雨の土曜日。
え?元歌を知らない?・・・そりゃあおまえが不勉強なんだよ。浜省が好きだ嫌いだじゃなく、この名曲を知らないのは自分が無知だってこった。

そう、7番セカンドクルーズ、9番ピッチャー菅野を擁したもうひとつのジャイアンツを妄想して、管理人はアルコールの海に沈んだ暗黒の土曜日。
 


1番坂本は正しいか、3番村田さんは正しいか。
・・・問題はそこじゃなくてさ、なんでシーズンで一度も試してない手をこの期に及んで使うのかってことだよな。
そりゃあ坂本は打つよ。打率も出塁率もセリーグ1位なんだから、何番だろうがそりゃ打つよ。
でも結局、戦前の予想通り、ランナーなしの場面でばっかり坂本に回るようになって、どれだけ打とうが得点に結びつかない結果になったじゃん?いったいどういうシミュレーションをしてこの並びにしたんだ?

そして、ハイライトになった長野のバント。1点ビハインドの8回裏、ノーアウト2塁でバントw もう疲れるわ。やっぱりさ、今年再三再四書いてきてるけど、とにかく采配センスがないんだと思うよ。悪いけど小手先の話じゃなく、根本的に采配に向いてないんだよ。



それと、今日はとにかく青く染まった三塁側とレフトスタンド。
100回以上ドームに行ってる管理人だけど、こんな光景は初めて見た。この写真もサムネイルじゃなくて拡大して見てほしい。内野席のファンまでみんな両手を伸ばして筒香コールをやってる。ドームでこんなの見たことないよ。
ベイスファンのこの日に賭ける思いとか、10年越しの悲願叶ってCSに出た喜びとか、そういうものを熱く熱くしっかりと感じたCS初戦。ファンの意気込みでも完全に負けてたな。ヒマでヒマでしょうがないくせに諦めて試合を見ないとか、外野席にいてもちょっと点取られるとシュンとして声が小さくなるとか、巨人ファンはとかくそういう人種が多い。青い賑やかな集団を見るにつけ、悲しいけど戦う前から負けてた感ありだな。
・・・加えて、ホントにノリさんいたみたいだな。外野席ってことは球団が手配した席じゃない。それがノリさんの置かれた立場を物語るけど、自分の周りにノリさんいたらそれはそれでうらやましいわw ちなみに巨人側でも「ノリいるらしい」「は!?マジで?」ってあちこちで話題になってたよ。



そして、今年の球場グルメファイナル。確か第6弾かな?ラストを飾るは長野プロデュースのパン。
・・・あれだあれ。誰でも一度は食べたことのある、フランスパンにハムとかレタスが挟まったあれだ。食べた感じもまさにあれだ。この写真を見て食べたくなった読者の皆さんは、明日ドトールでミラノサンドでも食べりゃいいw
不味くはないし、たまごフィリングとかパプリカとかいいアクセントになる具も入ってたんだけどさ、いかんせんフランスパンが固すぎ。なかなか噛み切れなくて歯と歯がこすれてギイーッってなるあのイヤな感じを久々に味わいましたよ。

それと、美人揃いなことに関しては定評のある東京ドームの売り子さんたち。
ハイボールを売ってる売り子さんから、妙に熱い視線を感じた。いや偶然じゃない。熱のこもった視線を2度も3度も4度も感じた。
いい加減、怪訝に思い視線を合わせたら、なんだか見知った顔がそこに。
つい先日までプレミアムモルツを売ってた売り子さんが、どういう訳だかハイボールにコンバートw 「ありゃ?この前モルツ売ってたよな?変わったの??」と訊くと、成績が悪いからハイボールに回されたとのことw モルツ時代に見知った管理人を見付け、買ってくれないかなあと管理人の周りをウロウロしてた模様w
そうかそうか、大変だなw 管理人はあまりハイボールが好きじゃないんだけど、向こうからアプローチされたらもうしゃあない。結局ハイボールだけで3杯買ってやったからえらい酔ったよw
これぞキャバクラにハマる心理、これぞAKBに騙される心理そのものなんだけど、まあ美味しく飲ませていただいたんでそれはそれで良し。売り子さんたちも大変なんだね。
結局、昼間から5杯も飲んで、ライトよりもガラの悪いレフト巨人の最上段で騒ぎに騒いで疲労困憊。明日も仕事かと思うと目眩がするw
 
最後に、今年管理人が叩きに叩いてきたのは選手じゃなく監督の采配。この大詰めにきていじったオーダーとか、勝負どころで出したバントのサインとか、結局今年は監督で負けたんだなとしみじみ感じる秋の夜。今日解説やってた人が監督だったら、こんなブザマなことにはなってないよな。ただただ切なく秋風が寒い。

そして、今年由伸を叩きに叩いて、他にそういうブログがあまりないもんだから、いつの間にかアンチ由伸の人ばかり集まってくるようになった我がブログw
でも管理人は別に由伸が嫌いな訳でも憎い訳でもない。もともと同い年で特別な思い入れを持って応援してきた選手。こういう状況は決して望むところじゃないし、願わくば来年優勝してもらって管理人が由伸に手を付いて謝るようなことになってほしい。
・・・なあ、管理人も忙しくてなかなかブログを書けない中、たまに書く記事が昔好きだったヤツの批判記事じゃさ、いろいろしんどいんですよ。弱音というか本音です。管理人は評論家じゃなくあくまでジャイアンツファンだからさ。


君をー さーばこうとする その-心がー 時に俺をー 傷付けてしまうー 



不勉強で無知な方も、久々に名曲に浸りたい方もどうぞ
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ブラフ・・・、じゃないよなあ。
これがブラフだとして、ジャイアンツにプラスに働く要素が何もないもんなあ。

智之はきっと相当に状態が悪い。
夏場以降かなり無理をして騙し騙しやってきたのが、ここにきて遂に身体が悲鳴を上げた感じなんではないかなと想像する。
8月9月の登板なんか、見ていて明らかに身体が重そうだった。表情がアップになったり、仕種の細部が見やすいテレビ中継の話じゃないぞ。球場の外野席から観ていてでさえそう感じることが多々あった。これってやっぱり普通じゃないよな。

もう無理せず休んでいいよ。
投げやりで捨て鉢な物言いじゃなく、智之は大事なジャイアンツのエース。ジャイアンツは今年だけじゃなく来年も再来年も続いていくんだから、こんな17.5ゲーム差も付けられた恥ずかしいシーズンに無理してもらわなくていい。それに来春はWBCもある。智之が代表に選ばれない訳がないし、そこで頑張ってくれればジャイアンツファンも文句なんか言わないよ。

そういう気持ちを持ちながらも、あっという間にやってくるCSファースト。割り切りながらも匙を投げる訳にもいかない。なんたって管理人の手元には初戦のチケットがあるしさ。

誰がキーマンになるか?・・・いや、なってほしいかと思いを巡らす。
周知の通りクルーズは出場できない。代役は山本、中井、寺内、辻、脇谷あたりだろうか。その中でも寺内、山本、中井あたりが本命と目されている。起用法もきっとそのままクルーズが打っていた7番に置かれることだろう。

となると、重要になってくるのが代打陣。
クルーズに代打を出すなんてことはまずない。だけどそれが上記のメンツだと、むしろ7番が代打を使うべき恰好のポジションになる。本当はその次を打つ小林にこそ代打を遠慮なく使いたいところだけど、キャッチャーの役割とか、ベンチに入れる控えキャッチャーの数とかを考えるとそうもいかない。

だから、7番のところでバンバン代打を出す。ここが勝負どころと見たら、5回6回の中盤であろうと遠慮なく代打陣を注ぎ込む。そして、寺内、中井、山本が右であることを考えると、キーマンになるのは左の堂上だよ。
12年のボウカーのように、13年の寺内のように、堂上よ短期決戦のラッキーボーイになれと願う。そして、由伸よせめてこれくらいの采配はできるようになれと祈る。

今年の堂上は打率167、ホームラン2本6打点。
守備走塁に難があり、打つことしか期待できない31歳としては物足りないどころじゃない成績。首元がスースーしてきても不思議ない状況だけど、春より秋に活躍してこそのプロ野球選手。CSでここにドニキありと示せたら、ボウカー同様に自ずと自分の居場所はできる。
ボウカーや寺内のときとは違って、代打の場合ホントに一振りに賭けなきゃいけないキビシイ状況には違いない。だけど、ここでこそ一度死んだ男の意地が見たい。背水の陣で臨む大舞台で、失うものがない男の真価を見せて輝けドニイチャン。
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AさんとBさんが揉めていて、それをCさんが見ているとする。

Aさんが語る真実

Bさんが語る真実

Cさんが説明する真実

全ての物事には3つの側面があり、その3つの真実をすり合わせて出来あがるのが事実。片方の意見だけを鵜呑みにしちゃいけない。
客観的であるはずのCさんも、AさんBさんどちらかに肩入れしているようじゃいけない。AさんBさんCさん各々の言い分を十分に吟味してからでないと、外野で見ている第三者が結論を出すには早い。

そういう意味でいうと、今回のことはAさんの言い分だけが大々的にクローズアップされ、客観的であるはずのCさんことマスコミも随分とバイアスのかかった報道をしてる。
Bさんことクルーズが何か言えばそれは造反扱いにされてしまうし、曲がった真実だけが独り歩きして事実は永遠に藪の中に葬られるであろう流れになってる。

特にCさんが明らかに異常であることを示すのがこれ

クルーズ「チーム事情と言われたから従うだけ。チームに下で調整してこいと言われたので、その通りそれに従って調整するだけ」と反省の言葉を口にした
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161004-00000098-sph-base

・・・これ反省の言葉か?
ちょっと訳し方変えれば「なんだか知らねえけど二軍に行けって言われたから来たんだよ」にならないか?
管理人には、AさんとCさんが結託してBさんを悪者に仕立てあげようとしてる構図に見える。ハッキリ言うと非常に気持ち悪い。

Bさんことクルーズは、本当に不真面目で怠慢だったんだろうか?
仮にそうだとして、そこに汲むべき事情はなかったんだろうか?Cさんは長いものに巻かれてる場合じゃなく、この検証にこそ時間と労力を割けよ。

そして、昨日「宮崎のおばちゃん」こともぐさんがこの件で連絡してきた。
まだ懲罰降格が明るみになる前で、怪我なのかなんなのか情報が錯綜しているときだったけど、「先日のドーム中日戦。クルーズが打ったワンバウンドの打球が捕球されたと判定されたプレーで、クルーズはなぜベンチが審判に抗議してくれないのか非常に不満げにしてました。何か関係があるのではと思えて仕方ないです」とのこと。
・・・非常に感心した。宮崎のおばちゃん改め、宮崎支局の敏腕特派員もぐさん。素晴らしい読みだし、非常にいい物事の見方だと思う。さすが長年のヘビー読者さん、だんだん思考が管理人に似てきたw

管理人はこのプレーをリアルタイムで見ていなかったのだけど、こういうことがあったのは知っていた。その直後に亀井も同じような打球を打ち、そっちにはベンチが抗議に出たんだよな。日本語のわからないクルーズからすれば疎外感を感じても不思議ないわな。
こういう積み重ねがあっての怠慢プレーだったり、あったかどうか知らんけどベンチに反抗的な態度に出たんだろうなと思えてしまう。

そう思えるもう一つの理由がマイコラス。
去年は愛妻家のイケメンナイスガイだったのが、今年はまるで気難しい暴君だ。
想像してみるといい。自分が巨人の日本人選手だとしてみる。由伸の現役時代を知っていることが監督の威光になるし、日本人的、会社員的発想でなかなかチームを批判しようなんて気にはならないよな?
今度は自分が巨人の外国人選手だと想像してみよう。「ヨシノブ?Who is it?」ってなもんだろうし、既成概念が無い分フラットに監督を評価するよな?特にクルーズみたいに去年まで違うチームにいたなら尚更だ。

そして、ラミレスみたいにいつまでも日本にいたいと願う外国人はレア中のレア。みんな心のどこかで数年間だけの出稼ぎで、いずれは自国に戻ることを自覚してる。
そういうシチュエーションだから、監督やベンチに不満があるときに、もっとも早く綻びが出るのが外国人選手なんだよ。ジャイアンツだって他球団だって事例はいくらでもある。

監督に求心力もないしベンチに威厳もないせいで、クルーズもマイコラスも全く抑えが効かなくなってて、それが試合中も含めて至るところで垣間見えてる。あまりに舐められると示しがつかないから、見せしめの意味でクルーズをスケープゴートにした。・・・こんなところじゃないか?

Cさんが意図的に悪意のあるミスリードをしたせいで世間がAさんの味方ばっかりになってるからさ、管理人くらいはBさんことクルーズを擁護してやるよ。
由伸はどれだけクルーズと話をしたのかな?どれだけコミュニケーションを取ったのかな?言葉がわからない異国の地で戦う選手をちゃんと繋ぎ止められていたら、きっとこんなことは起きなかった気がするんだよ。伊東と比べられて足元を見られたことをしっかり受け止めないと、きっと来年だろうが再来年だろうが、メキシコ人だろうがアメリカ人だろうが、何度でも同じ失敗を繰り返すんじゃないかな?

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タイトルはぜひ ♪なみぃ↑ おとぉ↓ がひびけばー 
と鼻にセロテープを貼って、白目を剥きながら歌う感じで。

71勝69敗3分けの貯金2で2016シーズンを終えたジャイアンツ。
これは「2位」と表現しちゃいけない。そう表現されてることがしばしばあるから、いろいろと焦点がぼやける。これは2位じゃない。首位と17.5ゲーム差の惨敗なんだと受け止めなきゃいけない。

個々の選手については、また改めて書く。タイトルを獲った選手については尚更。この一週間の間にちょっと頑張って書きまとめる。
今日はとりあえずシーズンを終えたことについて。

17.5ゲームという圧倒的な差に、頭の理解が追い付かない。
この後にCSは控えているものの、本音を言えば恥ずかしくて出るのが忍びない。だって17.5ゲーム差なんだもの。丸々3週間もの間ずっと連勝を続けて、相手がずっと連敗を続けてそれでようやくトントンになるのが17.5ゲーム差。これだけの大差を付けられて何がクライマックスだというのが本音。

ジャイアンツはCSの常連。毎年CSに出るのが当たり前の強豪チーム。
だから、この時期はいつも先に控える戦いに向けワクワクしていたし、優勝できなかった年もワンチャンスあることを夢見ていた。ここ10年ずっとそうだった。
でも、今年は何もない。本当に諦めて臨む秋。咬ませ犬であることを、アテ馬であることを自覚して挑むCS。Darlin' can't you see? I'll try to make it shine Darlin' be with me! Let's get to be so fine と掠れ声で歌いたい心境ですよ。

だけど、管理人はジャイアンツファン。物心付いた頃からだから、もうかれこれ35年になろうかというジャイアンツファン。
だから、土日が休みにくい仕事にも関わらずCS初戦のチケットは取った。今日の午前中、仕事をサボって必死に取った。何度も何度もキーボードのF5を押して必死に取った。今日がチケット発売の日であることも知らず寝てたようなバカとは訳が違う。

ずっとずっと思ってたことだけど、弱いから見なくなる、弱いから球場に行かなくなるようなバカは巨人ファンでもなんでもない。ただのバカだ。そういうバカはずっと流行りものに流されて生きればいい。

管理人はオレンジ色の血が流れ、G体とY体の染色体でできてる生き物だからさ、最後の最後まで全力で応援してやるし、今年の最後、死にザマをしっかり看取ってきてやらぁ。今年は散々ブログで罵倒したからさ、しっかり球場で返してやらぁ。来週待ってろよこの野郎wにほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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今年13回目の観戦記。
東京ドーム観戦は8回だけだったけど、神宮に4回、西武ドームに1回行ったことで今年もそれなりの回数になった。
CSにも行く気ではいるのだけど、CSファーストはデーゲーム。明日の仕事を煩わしく思いながらナイター観戦するのは今日が今年の最後。

その最後の夜を祝うかのように、東京ドームは360度超満員のだいかんしゅ・・・



・・・オープン戦か?
写真は試合開始直後のもの。昨日25,397人っちゅう、しばらくは破られない金字塔を打ち立てたばかりだけど、今日も負けず劣らすひどい。
これには理由がある。地震で中止になった熊本の振り替え試合だから、シーズンシートのお客さんが対象外になってしまうイレギュラーな試合。だから、昨日はオレンジユニ、今日はTシャツを配布してなんとか集客を試みたけど、いかんせんチームがこのザマ。2位争いだなんだと言ったところで、カープと15ゲームも離れた2位争いじゃどうしても見る目は冷ややかになる。
そんなこんなで今日も30,015人。回が進むごとに徐々に増えて多少マシにはなったけど、プレーボール直後の3塁側D席は明らかに客が二人しかいないブロックがあった。
これを「振り替えだから仕方ない」と思わずに、来年以降の教訓にしないとジャイアンツに明日はないよ。
 
 

さて、ホントにグダグダな試合だった。
小林が最後に決めてくれてなんとか救われた。試合時間実に4時間38分。電車乗ったら11時、家に着いたら12時直前のハードすぎる試合だったけど、勝ってくれたから救われたよ。

小林のバッティングに言いたいことはいろいろあるし、今日も2回裏のチャンスで凡退してレフト立ち見エリアからは小林の応援歌をもじって「はーたらけー こばーやしー!」とヤジが飛んでた。2割そこそこの打率で見ていても期待感ゼロなんだけど、まあ今日は「よくやった、ありがとう」と言っておこう。

男・村田さんだけ6打数4安打の大爆発だったけど、上位打線が揃いも揃って沈黙。
長野がダメなのが非常に目立ったけど、亀井も5の0、坂本も6の1の有様。阿部は復調してるように見えたけど、あれだけギリギリでファールになるホームラン未遂が2度もあった時点で今日は「もってない」ってことだ。
こういう流れの日はどう決まるか、どっちに転ぶかと思って観てたけど、そうですか小林ですか。まあ、なんか世の中って上手くバランス取れてるもんだねえ。

  
 
・・・菅野はどうすんだろなあ?
今日の菅野は本当に最低の出来だった。初回の荒木に粘られに粘られた時点で、管理人はいろいろと察してしまった。3ヵ月くらい前にもこんなことがあったよな?そう、ロッテとの交流戦で細谷に粘られに粘られて、それで球数が増えて崩れてしまったことがあったよな。なんで覚えてるかって、そのときもレフト巨人応援席にいたからだよw
今日はダメだなと思って観てたけど、これだけ早く下げたってことはもしかしてまだもう1回チャンスがあったりするかな?状態がいいようには見えないから、一日でも多く休ませてCSに向けて調整させてほしいけど。



さて、恒例の食レポ第5弾は内海弁当。
崎陽軒タイアップの中華弁当。・・・うん、見ての通りで無難な感じ。エビチリ、シウマイがメインなんだろうけど、右上にあるナスとひき肉の炒め物と左上のナムル、チャプチェが美味かった。それと、いいアクセントになってたのが筍の煮物。コリコリした食感が美味いし、油だらけの口内もリセットされるしで実にいい箸休めになった。
膝の上に置いて食べてたら管理人のユニにエビチリの色が付いてしまい、内海に罵詈雑言を浴びせたいくらいムカついたけど、トイレの洗面台でジャバジャバ洗ったら汚れも落ちたのでまあ良し(八つ当たり)。



それと、配布されてたTシャツがこれ。
左肩に「GIANTS」の印字はあるけど、パッと見だと野球色をあまり感じないデザイン。これなら普段着るのにも抵抗ない感じでいいかもな。なんか、外国人観光客ならまだしも、東京に住んでる日本人が「TOKYO」ってTシャツを着るのもいかがなものかとは思うけどw

まあ、ようやく2位が決まったので今日はとりあえずオーケー。
残り3試合しかないけど、明日からのスタメンをどうするかが見ものかな。
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今日の今日ようやくシーズン勝率5割以上を確定させ、2位の座をぐっと引き寄せたジャイアンツ。
余談だけれど、いつまでもいつまでも順位が確定しないので、実はCSファーストステージのチケット当選結果発表はずっと延期になってるw 

そんな冴えないチームの中でMVPを選ぶとすれば誰だろう?
坂本?うん、それはよくわかる。
だけど、管理人としては、もう自分の持ってる票を全振りで村田さんに投票したい。

村田さんがここまでやるだなんて、いったいどこの誰が思っただろうか?
今日現在で打率298、ホームラン24本、打点79。ついでに書けば併殺打21。
チャンスに打てず打点が異常なまでに少なかった村田さんが、今日のサヨナラ満塁アーチで遂にチーム内の打点トップに立った。あの村田さんが坂本よりも打点が多いんだ。信じられるかこんなの?
残り4試合、普通にやれば打率3割ホームラン25本、打点80の一流スラッガーの成績になる。大変失礼ながら、ここまでの劇的な復活は夢想だにしなかった。この場を借りて村田さんごめんなさい。
(今日、今年の過去記事を自分で読み返していたら、村田さんの打点が異常に少ないことを叩いてる記事があった。本当にごめんなさいだな。)

今年、開幕前の期待値以上に頑張った選手は何人かいる。
もう半ば諦めていたのがV字回復的に甦った選手も何人かいる。
だけど、そのどの観点でも村田さんがナンバー1だよ。
チームの成績はふがいないけれど、村田さんがいなかったらその成績すら成し得なかった。村田さんがいたから勝てた試合がいくつもあるし、巨人に来てからの5年間で間違いなく最大の貢献だった。

スーパースラッガー的な成績を残しそうな状況でありながら、「二塁打王と併殺打王の二冠」っちゅう、足が速いんだか遅いんだかわからない栄冠を手にしそうなのも実に村田さんらしい。
こうして今年くらいやってくれれば、こっちも気兼ねなく村田さんをネタにできるんだよな。今年の成績なら、どんなに叩いてもいじっても村田さんの輝きに何の影響もないもの。ネタ選手ってのはこういう成績を残してナンボだし、近い将来に岡本が超えるべき壁の高さをしっかり身体で示してくれた。
村田さん、あんた最高にかっこいいよ。そして、ちょっと早いけど今年一年本当にありがとう。来年も巨人にいてね。
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タイトルは試合後の監督様コメントより引用。

違う違う、そうじゃない。
なんなら口髭をたくわえて光るグラサンかけて、顔の前で人差し指を振りながら言ってやろうか?
そうじゃない、誰がどう見たっておまえが悪い。おまえが訳のわからんことやってるから負けたんだよ。それを認めてないのはおまえ一人だ。

男性諸君。仕事でミスをやらかした部下を呼びつけて説教して、反論の一つでもあるなら言ってみろってシチュエーションで、「そう言われたらそうかもしれませんし、私の判断ミスと言えばそうかもしれません」って言われたらどうよ?頭から湯気が出ませんか?

その例えがリアルに感じられず、「由伸さんイケメン!かっこいい!」の女子のみなさん。こう考えてみよう。
あなたの彼氏さんや旦那さんがどうやら浮気をしているようだ。その証拠を突き付けて「どういうこと!」って詰め寄ったら、「そう言われたらそうかもしれませんし、私の不徳の致すところと言えばそうかもしれません」って言われたらどうよ?皿で頭かち割ったろかって思いませんか?

・・・クソパンダ様、なんでおまえは素直に謝れないんだ?
「一国一城の主である監督を部下や旦那に例えるな!」って言うなら、自分の上司がミスを糾弾されてタイトルのセリフを言ったと想像してみればいい。どう?余計にムカついたでしょ?

栗山みたいに寝ても覚めても「俺が悪い」もどうしたもんかと思うけど、こういう試合の日くらい素直に自分のミスを認めろよ。そして、認めることで選手をかばってやれよ。こんなのクールでもなんでもない。ただ単に自分のミスや間違いを認めたくないだけの幼稚なガキだ。カッコばっかりつけてるだけで、ハリボテのポーズにしか見えないよ。で、大変申し訳ないけど、春から秋まで終始一貫こういった他人事発言を続けてる男のいったいどこが人格者なんだ?一社会人として相当に問題のある発言だらけじゃないか?

ギャレットを下げたのもそうだし、内海を引っ張ったのもそうだし、ワンポイントの連続でリリーフが底を突いたのもそう(仮に9回に追い付いてたらその後誰が投げたの?)。
目立つところでもそれだけあるし、あれだけ重篤な左右病を患ってるのに左の田中に代打堂上、立岡の左2連発。これは戦い方の問題だって自分で証明しちゃってるし、もっと言えば試合前のメンバー登録の時点から負けてるじゃん?
具体的にいえば、全球着払いみたいな最低のスイングをしてる立岡をなんで上げた?あれはもう本人じゃなく使った方の過失だよ。二軍戦や練習であのスイングを見て何を求めて一軍に上げた?

この明らかにベンチが原因で負けた試合をやっておいて、試合後に「そう言われたら(ry」ですよ。雨の中金払って観に来て、長時間声を枯らして応援してくれたファンに対して何か思うところはないか?あれか?やるのが選手なら観るのは観客ですってか?

監督になった経緯が云々まだ言う人は、きっと来年も再来年も同じこと言ってるよ。管理人みたいな短気な人には真似できないし、とてもとても心優しい人なんだろうと尊敬します。
阿部を叩くのもいいよ。到を叩くのもいいよ。クルーズを叩くのもいいよ。打たれた投手陣を叩くのもいいよ。管理人も選手個人に矛先を向けることも多々あるから、そういう見方をすることに異議はないよ。だけど、監督様がここまで他人事の中で選手を叩いたら、それはもう水に落ちた犬を叩くようなもんで良心が痛む。
実際アウトだったのかセーフだったのかはわからんけど、試合を左右するような微妙な判定で抗議にも出ない。サラリーマンでいえば、困ってるのに上司が助けてくれないどころか、有事のときにお客さんのところに謝りに出向くのも自分、会社に弁償するのも自分の完全放置プレーですよ。

・・・なんか、ただただ悲しい。いろいろと。語り尽くせないくらい悲しい。悲しいので今日も酒飲んで寝る。
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管理人が個人的に「宮崎のおばちゃん」呼ばわりしているヘビー読者もぐさんが上京中。
もぐさん、昨日は人生初のサヨナラ勝ちを観戦できたと大喜び。今日は今日で管理人と一緒に観戦。早いもんで前回会ってから丸一年以上が経過。ホントに早いなあ・・・。

せっかくなので丸一日かけて東京観光。
下町を中心に都内の名所を歩く。いや、宮崎のおばちゃんを連れ回す。普段歩くことの少ないおばちゃん、ヒーヒーハーハー言いだすも頑張って管理人のペースに付き合ってくれる。
うん、おかげで管理人も人生二度目のもんじゃも食べられたし、なかなか新鮮な感じで楽しかった。

・・・さて、試合だ試合。

  
 
切り取りやすいところ、取り上げやすいところは「四番の差」なんだろう。
試合を決められる満塁の場面で三振した阿部、グランドスラムをぶっ放した筒香。確かにわかりやすいし対称的だ。まあ確かにそこがハイライトには違いない。2位になりたいというベイスの気迫も感じた。空中戦で圧勝してみせた迫力も感じた。
 
 

だけど、ハッキリ言っちゃうと2位はジャイアンツで決まりだ。どんなにマスコミが煽ろうと、ベイスファンが騒ごうとそれは揺るがない。2位に固執する気なんざ微塵もないし、ましてそれを誇ろうなんて気持ちもゼロなんだけど、客観的に見て2位はジャイアンツだ。不安に思ってるジャイアンツファンがいるなら、♪ワンモー トライントライン アゲーン ドンウォーリー アバウティイット とパーソンズの名曲を歌ってやる。

なんだろう。だから、管理人が今日の試合を見て感じたのは窮屈な手詰まり感。
例えば、村田さんとギャレットが出てノーアウト1塁2塁になった2回裏。
クルーズ、小林、田口と続いていく打順で、完全に無策のフリースイングなんだよな。たまたま田口がヒットを打って点も入ったイニングだけど、クルーズに送らせる訳にもいかないし、小林に回してもしょうがないし、また小林はホントに打たないしで、指を咥えて見てる感がすごかった。

試合を決められてしまった7回表もそう。
尾花大コーチ様お得意のマシンガンで、桑原に田原、梶谷に山口、ロペスに宮國。・・・そこまではよかったけど、ロペスの後の筒香に対して在庫切れ。もっとも手強い打者を満塁で迎えて、その絶体絶命の状況で何も打つ手が残ってないこの絶望感。マウンドにいたのがマシソンならまだいいんだけど、今日が久々の登板になる宮國じゃ「右でも左でも代える必要のないセットアッパー」じゃなく、「代えるピッチャーがいなくてマウンドに残った中継ぎ」感なんだよな。左は中川くんが残ってたけど、彼を出してたらどうなったかは期せずして9回に彼本人が証明したしさ。



まあ、黙って明日勝て明日。明日勝てばうるさい外野も黙る。どんな試合であろうが明日勝て。明日勝てば全て収まるよ。



・・・って締めようかと思ったら一つ忘れてた。
恒例、食レポ。

  

今年4つめの選手弁当は尚広。
・・・うーん、ヘルシーだねえw とし子ちゃん特製の豚ロースは美味しいよ。だけど、なんかこう球場で食べる弁当にしちゃ華がない。五穀ごはん、ごぼうの漬物、ブロコッリーサラダ、ひじきとレンコンサラダ・・・。尚広がいかに普段身体のケアに神経を使ってるかはよく伝わったけど、球場でビール片手に食べる物って健康志向とは180度違うと思うんだよな。少し残しちゃったよw

それと、亀井のグッズばかり手当たり次第に2万円近く大量に買い込んでいかれた宮崎のおばちゃん、大変お疲れさまでした。たぶん今頃夢の中でしょうがゆっくりおやすみください&明日は気を付けてお帰りください。言われて気付いた「一緒に観戦した試合3連敗」が次で止まるよう、またいつか遊びましょう。
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さてさて、シーズンも大詰め。
今まで取り上げていない選手についても書いておこうか。

その第一弾は今日から復帰したクルーズ。
ここまでの成績は、73試合 打率252 11本 36打点
・・・うん。まあ、こんなもんだよな。試合数が少なすぎるのは問題だけど、過去2年ロッテで築いてきた成績そのまんまのライン。何を求めてあんな高額な年俸を出したのか知らんけど、まあクルーズの打撃成績なんてこんなもんだよな。

だけど、やっぱり期待感はある。
それが今日のスタメンを見て感じた率直な感想。辻や山本、脇谷、寺内といったあたりはもとより、本当は併用するはずだった片岡と比べても存在感はある。
今日も非常によかったんでないかな?結果が出たのは第一打席の1安打のみだったけど、状態はかなりいいように見えた。

そして、クルーズという選手を象徴するのが守備。
上手い。だけど粗い。結果的に信頼していいんだか悪いんだかわからないのがクルーズの守備。
守備範囲は片岡より劣る。だけど、いわゆる「魅せる守備」をできるのがクルーズの武器。
先日、叩かれに叩かれた、前進守備なのにバックホームじゃなくゲッツーを狙いにいったプレーも、バックハンドトスなんていう器用な真似ができてしまうからこそ起きたこと。日本人の内野手じゃまずあのプレーは不可能。

奇跡的なトスをしてみたり、飛び込んで倒れたまま華麗にスローイングをしてみたり、鮮やかなプレーも頻繁に飛び出す。実に「画になる」選手。
だけど、なんでもない球をファンブルしてみたり、明らかに適当に捌いてやらかしたエラーも垣間見える。トータルで見ると70点になる選手なんだろうなあと思う。

70点の選手ってのは二通りあって、なんでもソツなくこなして、その代わり秀でるものがない70点もいる。クルーズの場合はそれの真逆で、100点もあれば50点もあって、それが総じて70点になるタイプ。だから非常に評価に困る。
守備範囲も「狭い中で上手い」って表現が一番妥当な気もするけど、クルーズがダイビングしてヒット性の打球をアウトにした記憶も一度や二度じゃない。「ムラっ気」ってことになるのかもしれないけど、褒めてもケチが付くし、けなしても反論があるタイプの選手。

だから、結論的には今の7番あたりで打たせて、期待してるようでしてないような起用がいいんだろうなと。来年も辻や山本と併用して、彼らの成長と上手くシンクロさせていくような役割になってくれればベストなんじゃなかろうか。違うかな?

  /⌒ヽ 片岡をどうしよう(切実)・・・
 く/・〝 ⌒ヽ
  | 3 (∪ ̄]
 く、・〟 (∩ ̄]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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話が話だけにあまり大きく報道されなかったのだけど、今年の球界トピックの中で、DeNAが港湾ヤクザ相手にTOBを仕掛け70億以上の額でハマスタを買い取ったのは、近年じゃ出色の大ニュースだった。

発足当時は海のものとも山のものともと言われたDeNAが、いかに本気で球団経営に取り組んでいるかがよくわかるし、いかに前親会社のTBSがクソだったかもよくわかる。

そして今日、そのTBS暗黒時代はもちろんのこと、遥か昔の横浜大洋時代をも知るヒーローがマウンドに別れを告げた。

DeNAになる以前のベイスターズは暗黒そのもののような球団だった。
成績やベイスボールや観客動員について書くと終わらなくなるので省略するけれど、内部の暗黒面が一つ顕著に表れていたのが中心選手の移籍。
一時期クリーンアップを形成していた内川、村田、吉村が今や全員他球団にいるのは周知の通りだし、扇の要を務めた谷繁も相川も自らチームを出た選手。
引退を間近に控えたベテランと揉めることも多く、石井啄朗も佐伯も金城、多村でさえもベイス戦士のまま看取ってやれなかったお粗末さ。

・・・これって、ファンからするとすごくつらいことだと思うんだ。
ずっとファンだった中心選手が晩年に移籍し、他球団の選手として引退していく割り切れなさ。入団から見てきた若手が成長してチームの軸になったのに、さあこれからというところでFA移籍してしまう寂しさ。
ベイスのファンは身を切られるような思い、砂を噛むような思いを何度も何度も味わってきたんだと想像する。

だから、番長はヒーローだったんだよな。
FA宣言したけどチームに残ってくれた。25年もの長きに渡って暗黒のチームを支え続けた真のエース。そして、最下位の常連だったチームにおいて、積み重ねた勝ち星172。・・・172勝だぞ172勝。最大級の賛辞と思ってくれて構わないけど、紛れもなく超一流の投手だよ。

リーゼントと「番長」のニックネームからイメージされる豪腕じゃなく、実は繊細に丁寧にコーナーを突く制球力が生命線の投手。力まかせじゃなく、真の実力に裏打ちされたピッチングスタイルだから四半世紀もやってこれたんだよな。
強いチームにいたなら200勝できたと思う。余裕でできたと思う。「弱いチームだからエースでいられた」って声が聞こえるけど、いやいやそんなことないよ。番長ならジャイアンツにいたってエースだった。

そんなピッチャーがずっとずっとチームに残ってくれたから、番長はハマのヒーローなんだよ。どの球団も一人や二人はこういうベテランがいるものだけど、ベイスにとっての三浦は他球団の比じゃないと思う。
「お疲れ様でした」って言いたいけど、寂しくて寂しくて言葉に詰まってしまう。来年からベイスに番長がいないことが信じられない思いでいる。なんたって管理人が高校生の頃からベイスにいたんだから。
あまりジャイアンツに強いピッチャーではなかったはずだから、どちらかといえば打ち込んだ記憶の方が多いかな。だけど、生で観たこの記念の日は覚えてる。ずっとずっと覚えてる。
・・・24日、引退試合らしいけどさ、チケット持ってるジャイアンツファン、三塁側だろうがレフトスタンドだろうがベイスファンに譲ってやれよ。この日くらいいいじゃん?
そして、さらば番長。ハマのヒーロー最後の雄姿、楽しみにしてます。
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こんな感じなんだと思うよ。
約1ヵ月後、CS1stステージを勝ち上がってマツダでカープとファイナルをやるとしたら、今日みたいな感じで間違いないんだと思うよ。
360度真っ赤なスタンド。カープに対する大声援というよりか、あまりに小さいジャイアンツへの応援。こっちがヒットを打とうがファインプレーをしようが、スタンドが静まり返ってるからなんだかおかしな間ができる。阪神が強いときの甲子園はまさにそうなるんだけど、今年はマツダでこの独特な感じを味わうことになる。

そういう中でやるにあたり、少しは考えて臨まないとやるだけ無駄なことになってしまう。
まあ、11連戦の初戦と2戦目で、全てのリリーフ投手を出し尽くすような真似をしてるベンチに考えがあるだなんて思えないんだけども。

田口くんは今日で4度目のマツダ登板。
成績で見れば1勝3敗なんだけど、23回と1/3を投げて防御率は3.09。今日もそうだったけどしっかり試合は作れてる。

1stステージの初戦は菅野。これはもう動かない。先のことを考えて計算するのは大事だけど、1stで転んだら元も子もない。いつかの阪神みたいにエースだった能見を温存したまま終わったらシャレにならない。
普通にいけば、菅野の次は田口でしっかり連勝を狙うべきなんだけど、そうなった場合にマツダの初戦を誰が投げるかが問題。
マイコラスはマツダで1試合投げて6イニングで防御率6.00。内海は2試合7回1/3で防御率11.05。高木も1試合6イニングで防御率4.50。彼らにこのアウェイの中で初戦を託すのはちょっと怖い。

逆に東京ドームの成績を見ると、マイコラスは5試合30回2/3で2.93。内海は5試合31回2/3で3.98。高木でさえも12試合で3.43と安定してる。
となると、1stの2戦目3戦目はマイコラスと内海でなんとか凌いで、ファイナルの初戦は田口くんに託すのが正解なんだろな。広島出身だし。

そういう目で見たときに、今日の田口くんは十分合格点。この空気の中で21歳の若手がこれだけやれてるのはたいしたもんだよ。きっとCS本番でもこれくらいの結果は出してくれると思う。
そして、今日投げた中継ぎ陣が一人も登場せず、そのままマシソンにバトンを渡す展開が理想。5人も出てきて全員1イニング未満っていったいなんなんだよ。上でも書いたけど、これが11連戦2戦目の戦い方か?みんな死んじまうぞホントに。今日は使った方にも抑えられない方にも、両方に腹が立つ素晴らしい試合を見たよ。
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今年、澤村のことを全然書いてない。
先日そんなことにふと思い当たり、いい機会なので澤村が書いた本を買って読んだ。

うん。意外に読みやすい上に、こういう有名人本に付き物のゴーストライターではなく、ひょっとすると自分で書いたかもなと思わせる内容だった。
その感想も含めて、タイミングを見計らい澤村がセーブを挙げた日にでも彼について書こうか。
今日もそんな思いで見守った巨人戦。

・・・うん、何が書いてあった本だっけ?
全部忘れたよ。まあ、実に見事なマッスルミュージカル名古屋公演。誰が先発だろうが、誰が中継ぎだろうが、最終的に全部もっていくいつもの澤村ワールド。それで抑えてくれればサマにもなるけど、こうして盛大にやらかしてくれると全てが無になる。
本の中で語っていた理論も、自身の考え方も、全て結果があってこそ説得力を持つ。それこそが抑え業のつらいところではあるけれど、こういう試合でやらかしてくれるとフォローする気にもならない。

消化試合であろうとも、今日という日には明確な意味があった。
今年の菅野はまるで悲劇のヒーロー。防御率1点台を9月までキープしながら、ここまでまさかの9勝止まり。本題じゃないから深くは語らないけど、そんな悲運のエースになんとしてでも10勝させるべく臨んだ試合。

見たかい?今日のひどい出来の智之を。
管理人が見た中じゃ間違いなく今年一番悪い出来だよ。球の抑えが効いてないのか制球は最低。ストレートも走らないし、たまにいい変化球はあったけど曲がりが早いのか見極められる。並のピッチャーなら3回もたずにKOされる出来だった。
それでもこうして試合を作ったスーパーエース。ふがいない打線を尻目に自分で打点も挙げて、小林が送って菅野が決めるおかしな構図になんだか違和感がなくなってきた感さえある。
打線はまるで点が取れなくて、春先に何度も何度も見たイライラする展開だったけど終盤ついに爆発。

・・・これで大団円だろ普通?
さすがにさすがに今日はこれで終わってくれ、このまま智之に勝たせてくれ。いや、終わるだろう、10勝するだろうと全ての巨人ファンが思ったはずだよ。
なんでよりによって今日こうなるかなあ。実に堪える負け方。現地で観てたら疲労感ハンパない試合だよ。
しかも消化試合で11連戦という罰ゲームみたいな日程の初日。今日名古屋で明日は広島、明後日から2日間東京の後は兵庫っちゅうとんでもない強行日程。どんなにタフガイでもくたびれるに違いないメチャクチャなスケジュールの初日。そのスタートがこれはしんどいよ。本当にしんどいよ。見てた人も、延長戦になってから明らかに野手の集中力がなくなってたのわかったでしょ?そらそうだよ。選手も人間だもの当たり前だよ。

まだ、残り試合から考えれば智之が10勝するチャンスはある。それは数少ない救いのうちの一つ。
だけど、今日の8回表はさ、なんだか今まで噛み合わなかった菅野と野手がガッチリ噛み合って、ようやくここにきて一つ帰結した感があったんだよ。春からずっと好投に報いることができなかった打線。打てないことで勝たせてやれなかった後悔。夏場に入り智之もペースダウンして内容の悪い日も出てきた。それに呼応するようにチームも失速。その全てのハイライトが今日の日で、内容は悪いながらも投げ抜いた智之、打てないながらも最後の最後に打ってみせた野手陣。映画のようなドラマティックな展開だっただけに、一つターニングポイントになる試合のような気がしてた。

・・・うん。1敗じゃない1敗ってこういうことだよ。
願いが一つ叶うなら、田原じゃなくて負けを澤村に付けたいし、1つじゃなく5つくらい付けたい。うーん・・・。

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カープさんおめでとう。完敗でした。
今日の試合もそうだけど、今年一年しっかり実力で負けました。

25年ぶりの優勝おめでとう。
素直に祝えない人も、自分が25年前に何をしていたか考えたらその重さがわかる。尋常じゃない積年の苦しみが、やっとやっと報われた瞬間だよな。本当におめでとう。

そして、少しうらやましいな。
管理人は一度だけ広島の地を訪れたことがある。
失礼ながら、中国・四国地方では最大の都市であろうとも、東京に慣れた身には物足りなく感じる小さな地方都市だった。
だけど、その小さな街にしっかり根付いてるカープ愛。名古屋のドラゴンズ熱より関西のタイガース愛より広島のそれは上なんじゃないかな。今頃、広島は街をひっくり返したような盛り上がりに沸いてることだろね。
ジャイアンツが優勝しても東京はまるで盛り上がらない。ヤクルトが勝った去年だって盛り上がらなかった。県民性といえばそれまでだけど、街ごとお祭りムードになれるのがうらやましいね。

カープさんの強さはフロックじゃない。
去年のヤクルトはバランスが奇跡的に噛み合った産物だったけど、2013年からCSの常連に成り上がって、欠けていたものや足りなかったものを一つ一つ補ってきたカープさんは本当に強い。きっと来年も再来年もセリーグの優勝候補になるチーム。

「CSは負けないぞ!」「来年こそは負けないぞ!」と虚勢を張りたいところだけど、胴上げも見ずにさっさと逃げ帰ったバカが監督をしてる限りそれは難しいだろな。カッコつけばっかりで中身が何もないバカが監督じゃ、いつまで経ってもジャイアンツはカープさんに勝てない。予言しとくけど、間違ってCSファイナルに進んだとしても完敗しますよ。セの代表として日本シリーズ頑張ってね。

カープファンさん、今日は飲め。もう飲んでるだろうけどもっと飲め。25年の思いってそんなもんか?もっともっと飲めw 明日が日曜で良かったな。吐くまで、明日の昼どころか夕方まで起きられないくらい飲め。
おたくの監督は去年バカだアホだと散々言われたけど、今年になってしっかり成長して化けた。ジャイアンツの監督もそうなれるかなあ・・・。今のところ100点満点でマイナス2,000点くらいのバカ監督なんだけど、そのレベルでもまともになったりするのかなあ・・・。

まあ、今日はそれはいいやw カープさん、本当におめでとう。

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 .|  ./川\  |
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     。┃祝┃。
  ゙ # ゚┃!┃; 。
   ; 。 ・┃優┃・ #
  。 ;゙ #┃勝┃# 。
  ゙・# : ┃  ┃。 ; 。
 .;:# ゙。゚┃!┃゚ 。 #
 ; 。;; ゙.:。┗┯┛。 # : #
  ∧_∧ │
. ( ´・ω・)│ オメデタス
 :/   つΦ
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あれから10年経ったか。

当時あまり熱心に野球を見ていなかった管理人だけど、この試合だけはしっかりと覚えてる。
それまで過去に一度たりともなかった東京ドームでの他球団胴上げ。それをなんとしてでも阻止すべく、とにかく異様な空気の中での試合だった。
何もかも出し尽くし、死力を尽くして最後の最後に力尽きた劇的な試合。その結果、タイロン・ウッズはジャイアンツファン最大のトラウマになったし、10年経った今もこの「痛烈!一閃!今日は!今日は!」の名実況は心に刻まれてる。

そしてまたこうなったか。
明日はいったいどんな空気になるのか。立ち見席でも1万円を超える値が付いた試合はどんな結末を迎えるのか。

目の前での胴上げだけは避けたい。
CSや日本シリーズなら諦めもつくけれど、数ある組み合わせの中でよりによって自分の本拠地で敵の胴上げだけはさせたくない。プロなら、いや男なら当たり前の感覚。

明日はきっとCSよりも熱くなる。ひと足早くプロ同士の意地のぶつかり合いが見られる。
10年の時を超え、また歴史は繰り返すか。それとも自分たちの手で新たな歴史を書き換えることができるのか。
久々に地上波で野球が見られる土曜の夜、プロ野球に熱くなれ。
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