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白球追いかけ薄給になった管理人が運営するジャイアンツブログです。松本さん!そのやり方は超カッコ悪いです!w     ※コメントに書きたくないご意見ご感想はcoolvanilla3(アットマーク)gmail.com までどうぞ  
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なかなか勝てず足踏みが続いていることは気にしない。
マジック点灯からここまでが順調すぎたので、その頃と足して2で割って考えればちょうどいいよ。
それに、今この時期に調子が良くたって仕方ない。目標はこの先にある日本シリーズで、そこに向けて仕上げていけばいいんだからさほどの問題じゃないよ。

問題なのは中島のバッティング。すごく気になってる。
彼の代名詞だった、左腕で口元を隠しテイクバックを大きく取る打撃フォームに戻ってる。

もともと、このフォームで打つと露骨に振り遅れるようになって、それでオフに進退をかけてフォーム改造に取り組んだはず。フォームを小さくし、ボールまでの距離を最短で詰められるようにしていい結果に結びついたのが、どういう訳だか今月あたりからすっかり元に戻ってる。

当然に結果も悪い。
ノーヒットの日が続きファーストの座も俊太に譲ることが増えたし、なんというか打席で期待感がない。
本人は今だと思って振っても、心と身体が一致していないから振り遅れる。10年前ならクリーンヒットにできたスイング感覚なんだろうけど、悲しいかな打球はファールグラウンドに飛ぶ。これじゃホントに去年の状況に逆戻り。元の木阿弥だ。

春からここまで快調にこれて、本人も今一度と欲が出た状態なのかもしれないけど、これはベンチが指導しないとダメだ。管理人みたいな素人ブロガーにもあからさまに分かるもの。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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ほら、予想よりも早く、予想よりも劇的にデラロサの扱いが難しくなった。

この辺が助っ人外国人、それもあまり人気の無い外国人選手の難しいところで、一度こうなると一気に立場が危うくなる。
正直もうデラロサを9回に出すのは憚られるような空気が出てくるし、それでいながらこの大詰めの大詰めでクローザーの配置転換もどうかと思う雰囲気も否定できない。
つまるところ、今後のデラロサはどこのどういう場面で出しても「えぇ・・・」って感じになってしまう。


完全固定ポジションだったデラロサの牙城が揺らいだ。
そこに繋ぐ役割だった中川もいない、大竹もいない。
主要なピースが欠けていく一方じゃ心許ない。誰か出てこい。劇的に誰の目にもわかる形で誰か出てこい。出てきてくれないとソフトバンクなんかには太刀打ちできないよ。

・・・出てきた。
田口ならまあ納得だよ。実績も適正も申し分ない。
先発ではなんとも評価しにくい成績のシーズンだったから、本人としてもここで活躍して「ここに田口あり」と示す大きなチャンス。

チームとは生き物。
昨日までのセオリーに捉われることなく、そのときに調子のいいピースを適所に当て嵌めていかないといい結果は出ない。今日変わった空気を明日に反映させて活かす。特にシーズン終盤から短期決戦にかけては既成概念とかを考えちゃいけない。これが大事だよ。

中川とデラロサ二人の役目を負わせちゃさすがに気の毒だけど、本音はそれくらいの気持ちでやってほしい。田口、頼むぞ。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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134球。

ここまで毎回100球前後で、過保護なくらい大事に大事に使われてきた戸郷がこれだけ投げた。
昨日もまた5回で降りるんだろうと思っていたら、6回続投どころかそこで満塁のピンチを招いても、ベンチはまるで代える気配なし。あぁ、ようやく原が戸郷を一人前扱いして、壁を越えるべく試練を与えたかと悟った。

結果も吉と出た。
奪三振が9個もありながら与四球6という独り相撲も独り相撲の、褒めていいんだかけなしていいんだかという内容だったけど、この1イニングを越えたことで大きな意味ある登板になった。
壁を一つ越え、結果己の格がワンランク上がったんだと思う。

逆に、いつの間にか格が下がっていたんだと感じたのがデラロサ。
「あれ?代えるの?」と拍子抜けするほどあっさりとした降板劇。
代えた後の結果が凶と出たことでおもしろおかしく語られる試合になってしまったけど、巨人ファンが気にすべきはデラロサの扱い。守護神扱いだった助っ人は、いったいいつの間にこんなに格が下がってしまったのか。
昨日、ベンチに中川か大竹がいればまた違った。信頼度がデラロサ以上であろう中川に繋ぐならまだしも、ああやって格下の投手をマシンガンで繋がなきゃいけない状況でも代えた。これはなんというか一つ象徴的な出来事になる。

いよいよ大詰めも大詰め。日本シリーズに向け兵を整備するジャイアンツの明日はどっちだ。


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「え?ファーストスタメン俊太?」

と思った3日前。

そこからの成績

14日 3打数1安打
15日 2打数1安打2打点
16日 4打数2安打

すごいよ。
まずは文句なく俊太がすごい。今日だってあと1歩及ばなかったけども、最終回の3ベースは全巨人ファンのテンションが上がった。ヒットは全てきっちり捉えた当たりで、いわゆるラッキーヒットは1本もない。しっかりスイングできて広角に打ち分けられてる。

そして、この状態の俊太を見逃さずスタメンに抜擢したベンチもすごい。
中島の調子が下降気味だったとはいえ、ファーストとしては小粒な俊太をスタメンで出すのは抜擢と呼んで差し支えない。セカンドや岡本が下がった後のサードじゃあまりにもチャンスが限られるから、この好調期を逃すまいと使ったベンチがすごいよ。

亀井さんがいなかったり大竹も中川もいなかったり、終いには増田までいなくなって実はどんどんピースが欠けていってるジャイアンツ。そういう中で、こういう選手起用ができてるのは大きな光明。
俊太自身もそう。セカンドはどうやら尚輝がその座を掴んだし、若林も打撃で最近とても目立ってる。俊太の存在感が薄くなりかねないところで、ここに俊太ありと示せた3日間。
こういう感じならもうどんぐりとは呼ばせない。ね?


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ペナントレースもいよいよ佳境。
マジックは一桁になり秒読み段階に入った。

それは間もなくシーズンが終わることを意味するのだけど、遂に今年は一度も球場に行くことなく一年が終わってしまいそうだ。
ブログで野球のことを書き始めたのが2007年の秋で、それ以降は毎年必ず球場観戦してきたから、一度も足を運ばずに終わるとなれば13年ぶりか。

一つの大きな原因としては、本拠地である東京ドームで未だにアルコール販売が解禁されてないことがある。
これは球場ごとにかなり温度差があって、神宮やハマスタみたいに通常よりも時間を短縮して売っている球場あり、去年までと何も変わっていないところあり。
その中でも東京ドームはもっとも厳しい対応を取っていて、おそらく今年はずっとこのままだろう。

ならば、ビジターで神宮や横浜に行くかというと、それもまた乗り気になれない。
声を出しての応援はできず、マスクを付けることを強制され、周りとハイタッチで喜びを分かち合うこともできない。
内野席や2階席でじっくり野球を見ることよりも、外野で酒飲みながら大声出して、全力で応援して周りと喜びを共有する。いつからか管理人にとっての観戦は100%後者になっていたんだと気付かされた。

この先はどうなっていくんだろう。
コロナがどうこう言われる前から、東京ドーム外野席は立ち見エリアの廃止が取りざたされていた。毎試合来ている常連さんたちはほとんどが立ち見エリアに陣取る人たちだから、彼らがいるいないでは雰囲気がだいぶ変わる。
球場のキャッシュレス化も進んでいるようだ。楽天さんほどじゃないけれど、球場側はコロナ対策という名目もできたことで最終的には全て電子マネーでの売買にしたいようだ。また1杯また1杯とエンドレスで飲むビール、酔った勢いと巨人が勝った興奮で買うグッズまで電子マネーかと少し頭が痛くなる。管理人は正直電子マネー嫌いだしさ。

管理人にとって、野球は生活の一部からテレビの中の出来事に変わりつつある。
多くの物を奪い多くのことを変えたコロナは、管理人の人生にも大きな変革をもたらすことになるのかもしれない。
でも、まだ心のどこかではあの熱狂を求めてる。他のどこでも味わえない興奮と感動を求めてる。きっと、いつかまたーにほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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パーラが痛々しい。
調子が戻っていないのが見て取れるし、本人も気持ちばかり焦って空回りしてしまっているように見える。

このままじゃ来年いなくなるだろう。
本人もそれをわかっているから、なんとしてでも日本シリーズで出番をもらっていいところを見せたい。そのためにはまず日本シリーズに出る足掛かりがほしい。周囲を納得させるだけの根拠がほしい。その状況で結果が出ないもんだからもがき苦しんでいる。

それに、もしかして営業サイドの事情もあったのかな。
今この時期になってようやくベイビーシャークのコラボグッズが出た。あまりにも遅すぎる発売に呆れてしまうけど、まあ出た物は一つでも多く売らなきゃいけない。当の本人が二軍暮らしじゃ売れる訳もないから、そういう事情もあって呼ばれたのかなと思ってしまう。本人がこのザマじゃ呼ばない方がよかった気もするけども。

完全に乗り遅れて、首位を走るチームから取り残されてしまったように見える。

でも、パーラにいったいどれだけの期待をしていたんだっけかと数か月前の記憶を辿ってみる。

一部で「メジャーの亀井」なんて言われていたように、280くらいでホームランはいいとこ10本くらい。期待値としてはそんなもんだったはずだから、決してそこから大きく乖離した訳じゃない。ある意味じゃ予想通りの働きをしたとも言える。

ほんの僅かな違いで一つボタンを掛け違えていたら、首位を走るチームの中心にパーラがいて、「松原?誰それ?」っていう世界線も十分にあり得た。

同じようなことを陽にも思う。
陽の出番はなくなったけど、レギュラーが確約された外野手は丸一人だけで変わっていない。松原や若林くらいの成績なら陽だって残せるはずだし、亀井さんと重信は今一軍にいない。右の代打で石川を出すなら陽の方が期待できる気もする。
だけど、陽の居場所はなくなった。誰かに明確に奪われた訳じゃないけど、陽の席だけがキレイになくなった。強いて言えば、ウィーラーと松原の合わせ技で奪われたのかな。

これを崖っぷちと見るも、松岡くんよろしく崖の下にいることに気づいていないと見るも自由。
まだ結果が出た訳じゃない。二人にとって状況は厳しく、追い詰められていることに変わりはないけれど、プロ野球ってのは1本の殊勲打で人生を変えられる世界。
クビ確実だったボウカーが日本シリーズで大暴れして翌年の契約を勝ち取ったように、1試合で全てが変わることだってある。陽だって2018年神宮でのCS初戦で打ったタイムリーは、エンドランを見事に決めたことだけじゃなくインパクト十分の一打だった。

実績も能力もある二人がこの先どうなるか。
今シーズンもいよいよ大詰めだけどそこにも注目して見ることにする。


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「自分が1年目のとき内海さんが100勝を達成された。そのときに自分は何勝できるんだろうと思ったのを鮮明に覚えている。まさか自分が100勝できるとは思っていなかった。今ウチには戸郷という若いピッチャーがいる。彼にもそういうところを目指して頑張ってほしい」

試合よりもよっぽど見応えのあったヒーローインタビュー。
ここで戸郷の名前を出すかと驚いた。

偉大な先輩内海の背中を見て育ち、自分がエースとなった今は若い戸郷に思いを託す。
過去と未来を繋ぎ続いてきたジャイアンツの歴史。86年の長い歴史の中でも、エースと呼ばれた男は数えるほどしかいない。菅野が語った言葉にエースにしかわからない聖域を見せられた気がした。

そして、そんな発言が出るってことは噂通り・・・
とセンチメンタルな思いにもなる。

智之は過去のどのエースにも負けない、ジャイアンツ球団史上に残るスーパーエース。
その偉大な大投手をリアルタイムで見られることがいかに幸せか。それを今一度噛みしめながら見ることにする。


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もう完全に優勝は既定路線。
管理人も横目でテレビを眺めるような観戦が増えたし、見終わった後もブログを書こうという気持ちにならない。ある意味、既にして消化試合モードである。

そんな中、今日こうしてPCに向かう気になったのは、6回表のナカジのセカンドゴロに感動したから。
あれがサラッとできるところがナカジの強みだよ。

大多数の巨人ファンがそうであったとはいえ、管理人も去年はナカジにだいぶひどいことを言った。それは無かったことにするのじゃなく、しっかり謝らなきゃいけない。中島さん、本当にすいませんでした。

今年のMVPを考えたときに、(まあ菅野一択ではあるのだろうけど)野手の中で探せばナカジだと思う。岡本でも坂本でもなくナカジだと思う。ナカジは毎試合出ている訳でもないのだけど、存在感は非常に際立っている。

そして、その復活した打棒で貢献するだけじゃなく、今日みたいな仕事ができるのがナカジの強み。
6回表の場面、状況は点差を詰められてのノーアウト2塁。是が非でも追加点が欲しいところ。
そこでスッと右打ちの進塁打が打てる。自分のバッティングをして結果で貢献して胸を張りたくなる場面で、自分を殺してランナーを進めることに傾注できる。これが彼の大きな武器。

西武にいた頃のナカジはスーパースター。
今の巨人でいう坂本のような、いや坂本よりも目立っていた華のあるスター。なんたって、坂本が登場曲をキセキにしてるのはナカジの影響なんだから。
そういう頂点を知る選手が、当たり前のように自分を抑えて進塁打を打てる。この辺が陽との違いだよ。わかるか台湾産3軍選手?

去年と今年でナカジを見る目は180度変わった。
ファンの目、同僚の目、他球団の目、解説者の目、そのどれもが変わった(唯一変わらなかったのが去年からナカジを信じ続けた原の目なんじゃなかろうか)。

こういう選手が下位をしっかり務めてくれてる。だから今年のジャイアンツは強い。
中島さん、日本シリーズまでよろしくお願いいたします。
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意地悪な言い方をすれば2年遅かったなと。

ジャイアンツの1番バッター、リードオフマンに誰が座ってほしかったかといえば間違いなく尚輝その人。
それはみんなが内心わかっていたことだから、今月の活躍はあえて褒めない。
むしろ、遅かったじゃないかこの野郎、と言ってやる。

期待されている立場と、明日なき崖っぷちにいる立場。
尚輝の場合、見事なまでに50/50のギリギリだったんじゃないかと思う。
突出した守備力。もう誰が見たって頭抜けてる守備力があるし、打も走も実績に裏打ちされた一定の実力がある。
だけど、あまりにもフィジカルが弱かった。そして、原はそういう弱さを何よりも嫌う監督。
二軍の試合にすら出られないひ弱なスピードスターに突き付けられた、容赦ない背番号剥奪の現実。0番のレプリカが少なからず売れていたにも関わらず、指揮官は己の立場をわからせるべく冷や水をぶっかけた。

なんとなく傍目にも尚輝の立ち位置が変わったんだとわかる中で迎えた2020年。
こうなるとちょっとやそっとじゃ挽回できないのが世の常。サラリーマンだってそうだろう。ギリギリまで追い込まれたら、並の活躍じゃなく周囲みんなが納得するだけの大活躍をして見返さないと居場所がなくなる。

この9月、尚輝の存在感はまさにそれに見合ったものじゃないかな。
ろくに試合を見ていなくても、「あー、吉川最近いいみたいね」と評判が聞こえてくるだけの働きができてるんじゃないかな。

尚輝、だいぶ遠回りしてやっと掴んだその椅子、死んでも離すな。
そもそも、おまえがだらしないから去年は亀井さんが、今年は坂本が1番を打つハメになったんだ。去年は若林、今年は北村。後進が出てきて自分の立場が脅かされ、それでも幸運にして守れたその座。次はないぞー、頑張れ尚輝。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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15年くらい前のファミスタで「レフティーズ」というチームがあった。
打者も投手もみんな左利き、当時の現役選手で左打ち左投げを寄せ集めた、いわば子供の妄想を具現化したかのようなチームだった。


その妄想の具現化の実写版とでも言おうか、プロ野球じゃなかなかお目にかかれないオール左打ち打線。これぞマジックが出てるチームの余裕だね。
小粒なことは否定しないけど、それでもそれなりの打線が組めてしまうことに感心。で、少し考えてみたけどオール右打ちでも打線組めるね。右と左で試合したらどっちが勝つのかちょっと興味ある。これぞ子供の妄想だけれどもw

そのレフティーの中でいつも出てる丸や亀井さんじゃなく、この打線を組むことで出番が回ってきた一軍半の選手たちが輝いた。これぞ何をやっても上手くいく濡れ手に粟のようなウハウハ状態。原も内心ほくそ笑んでるんじゃないだろか。

その中で今日取り上げるのは俊太より立岡。
次から次に若手が出てきて、内野手登録の選手でも普通に外野をこなすユーティリティが増えた中、立岡の存在感はめっきり薄くなった。
主戦場は二軍となり、真っ黒に日焼けして東京ドームに帰ってきた男のラストチャンス。

守備でもいいプレーが2つあったし、タイムリーにもホームランにも思わず声が出た。こんなにも見事にチャンスを活かしてくれて少し驚いたくらいだ。

今から5年前、2015年のシーズンは立岡だけが希望だった。規定には僅かに届かなかったけど、夏前から1番センターに定着し打ちに打ちまくった。チーム全体が貧打にあえぐ中、F1のテーマに乗って打席に入り、いとも簡単に打って出塁するその姿は間違いなくファンの希望だった。

その年も何度も現地観戦した管理人だけど、当時立岡のグッズは売れまくり、元から数が少ないことも相まって常に売り切れ状態だったのを覚えてる。

1番中井2番立岡時代の印象が悪すぎて実態以上に株を下げた感がある選手だけど、実は彼はまだ30歳。老け込むには早すぎる。
元祖スピードスター、まだまだカッコいいとこ見せてくれ。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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10個の中から一番を選ぶのは簡単。
100個の中から印象深いベストを選ぶのも、少し悩むかもしれないけどできるだろう。

ただ、1,000個、1,067個も選択肢があるとさすがに一つだけを選ぶのは難しい。
長い長い積み重ねであり、近年のジャイアンツの歴史はそれそのまま原政権の歴史。だってこの20年弱、原以外の監督じゃ優勝したことないんだもんな。

生で観られた勝ちはいくつあるだろう。
管理人の観戦歴もそこそこ長いから、もしかしたら100くらいはあるのかもな。そんな管理人でも原政権のベスト1の試合は選べない。1,000ってそれだけの膨大な数だ。球団史どころか球史に残る偉大な大監督をリアルタイムで見られることに感謝だね。

誰かすごい選手がいたから勝ってきた訳じゃない。3期に渡る超長期政権の中で使う駒は絶えず入れ替わり、原自身もブラッシュアップを繰り返しての14年。成功体験に捉われず、常にどん欲に新しいことにも目を向け取り入れてるからここまでの監督になれた。同じパターンで型にはめてチームを作って、同じパターンで采配してたらこうはならないよ。ほら、一年だけ勢いで結果が出てその後鳴かず飛ばずになる監督がたまにいるけど、それってパターンが一つきりだってことなんだよ。

常に進化。唯一変わらないのは個よりもチームを優先する自己犠牲の精神かな。
あといくつ勝ちを積み重ねてくれるのか。あとどれだけ楽しませてくれるのか。原と同じ時代を生きていられる幸せを噛みしめながらまた明日。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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ほら、ついこの前言った通りになった。

今年中に2,000本安打を達成するのは無理じゃないかとか、打率250にも乗らないままシーズンを終えるんじゃないか、とかいう稚拙な雑音を、ものの見事にキレイサッパリ打ち消す奇跡のナゴド3連発。

丸と坂本はレベルが違うよホントに。長年に渡って打線の中軸を務めるというのはこういうことなんだよな。浮き沈みはあっても年間を通せば数字は残るし、何をどうしたらいいかなんてのは本人が一番わかってて外野がとやかく言うことじゃない。

220台をさまよい規定到達者の中で最下位を争っていた打率は277まで上がったし、ホームランは今日の3本を加えて14本。19本でトップを走る岡本の背中が見えてきた。
これなら280~290くらいの打率で、ホームランも25本程度でフィニッシュするのも現実的になってきた。なんだ、いつもの坂本じゃないか。

そして、こういう感じになってくると、今一度打順を考え直してもいいのかなと。
坂本、丸が共に不振で2番3番コンビを解体した訳だから、この先に向けた一番ベストな形として組み直すのはアリだと思う。3番を日替わりにしてるくらいなら、坂丸岡で2~4番を固定して真ん中を決めてから端っこを揃えていった方がいいんじゃないかね?

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ずっと澤村を擁護してきた管理人としては、これぞまさに青天の霹靂。

なんだかんだ言われながらも澤村はこの先も巨人にいるものだと思ってた。

しかも、相手の子は全くの無名。
将来性を買ったと言われりゃそれまでだけど、今年の戦力としては見込んでない。すぐには戦力にはならない年俸数百万の子を獲るために、推定年俸1.5億のタイトルホルダーを放出した訳だ。
これってつまり、もうチームの中に澤村の居場所がないってこと。全くつり合いの取れない1対1トレードは、巨人側がどうしても澤村を放出したかったことを示す。正直、「切り捨てた」という表現しか浮かばない。

憤る思いはあるし、管理人は澤村擁護派で彼の復活を信じてきたから、悔しさも悲しさも少なからずある。澤村が3軍で激やせしてることが報じられたりしてたけど、それはこういう事情だったのかと切ない気持ちにもなる。

だけど、決まったものはしょうがない。湿っぽくなるよりは前を向いて、拍手で送り出してやろう。
それに、ピッチングスタイル的にはパリーグ向き。山川や浅村あたりの強打者に、真っ向勝負の150キロ超のストレートで挑む姿を想像したら少しワクワクする。澤村のやりたかった力勝負を実現するにはパリーグの方が向いてる。
チームカラーも然り。やっぱり、どうやっても澤村のキャラはジャイアンツ向きじゃなかった。傍から見ててもはみ出し者の異端児なのが丸わかりで、今日こういう話になったのは成績だけの問題じゃない。
そういう意味でも、自由にやらせて長所を伸ばすロッテの雰囲気は合ってる。コーンロウにしてた小林とか茶色い後ろ髪をなびかせてた西岡みたいに、結果を出せるなら好き放題に振舞えばいい。澤村なら結果が出せない訳がない。

ロッテさん、澤村をよろしく。
使い方を間違えなきゃ必ずや大きな戦力になるよ。具体的にいえば、辞めたジャクソンの代わりにはピッタリなんじゃないか?益田が技巧派だから8回澤村9回益田でリレーできれば、余計に各々が活きると思うよ。
そして、澤村。9年間ありがとう。本当にありがとう。クローザーを務めていた頃、登場曲「Sandstorm」に乗ってマウンドへ上がった勇姿、ずっとずっと忘れない。長野や内海と同じくこれからも応援してる。

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プロ野球ってのは一週間も目を離すと情勢が激変してる。
普段あまり試合を見ることのないライトな野球ファンと世間話的に野球の話をすると、まるで噛み合わないことがあるのはそのせいだ。


なんか、ごくごく最近まで丸は不振なはずだった。
岡本の不振が取り沙汰される前までは、坂本と並べて二人一緒に丸の不振があちこちで語られてた気がする。

それがすっかり元通り。
高次元で安定する丸ならではの感じにしっかり戻ってる。
打率  286 (13位)
本塁打  14 (2位)
打点   42 (6位)
安打   63 (12位)
出塁率 371 (10位)
打率が少し物足りないけれど、気付けばしっかり丸らしいハイレベルな成績になってる。主要項目でほとんどリーグトップ10以内で、おまけに盗塁も5つあってこちらもセリーグ7位。
ほぼ毎日試合を見てるはずの管理人でさえ、この短期間で大復活してすっかり平常運転の丸に戸惑ってしまう。

坂本にも同じことが言えるのだけど、やっぱりこのレベルの選手には余計な心配は不要なんだろね。スポット的に単年で活躍したんじゃなく長期に渡ってずっと実績を残してきたんだから、周りにわかることは本人が一番わかってるんだよね。ジャイアンツでそのレベルにいるのは丸、坂本と菅野の3人だけだ。

それと、今日はやっぱり内海にも触れよう。
スマホで見たり、家のテレビを2画面モードにして今の内海がどんな状態なのか気にして見た。
腕を振る。とにかく腕を振って遅い変化球を投げ込む。腕の振りが球種で変わらないから、その変化球を見た後だと135キロのストレートが速く見える。
そして、その投球術を可能にするのが狙ったところに投げられる高い制球力。打てそうに見えるんだけど打てない。管理人の知ってる内海だった。打球を捌いた内野手に軽く指さしたりする仕草も管理人のよく知る内海だった。
おかえり。まだ今シーズンのうちに2つ3つ勝てそうだし、これだけ投げられれば来年もやれるだろ。気にしてるから頑張れよ。

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13連戦→1日休み→9連戦

都合、23日間で22試合。簡単に言えば3週間で休みが1日しかない訳だ。

これは自分の身に置き換えやすい。
しんどくない訳がないし、管理人なら先を思うとちょっと憂鬱になる。

ピッチャー増田という極論が当て嵌まるかどうかはさておき、捨てる試合は捨てる。投手運用もそうだし、野手も主力を遠慮なく休ませる勇気が必要。試合途中で下げる配慮だけじゃなく、思い切って代打でも使わない日を作っていい。投手と違って、相手の采配の計算をラクにさせちゃうからベンチ外にする訳にはいかないけどさ。

この22試合、12勝10敗なら文句なし。
消極的な数字に見えるかもしれないけど、日程的には間違いなくここが今シーズンのヤマ。この3週間は「乗り切る」と捉えるべき期間。勝ち越せばその先にはもう優勝が待ってますよ。

紆余曲折あった今日の試合、中継ぎ陣の負担を減らすべく奮闘したエースに勝ちは付けられなかったけれど、勢いは大いに付くサヨナラ勝ち。
キラーカード代走増田を切り、まだまだベンチに山ほど控えていた代打陣をチラつかせて余力を見せつけての勝ち方。うん、いいスタートだと思うよ。

残り22試合。さあ、ここを乗り切れジャイアンツ。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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自分がもし若手打者だとして、一軍の打席に立つチャンスを与えられたとしたら、そりゃあもう結果を出したくて出したくて仕方ない。
なんとかアピールするんだ、なんとしてでも一軍に残るんだ、そんな思いでガチガチになりながら、不格好であろうとも冴えない当たりであろうともなんとかスコアボードに『H』のランプを灯そうとする。

そういう中で、逸る気持ちをグッと抑えて冷静にフォアボールを見極める。これは思っているよりもずっとずっと難しい。何十個フォアボールを取ろうが打率は000のまんまなんだもの。年俸の評価云々も大事だけど、バッターたるもの己の打率が気になって当たり前。そこでフォアボールを選ぶのは経験の無い若手にはとてもとても難しいこと。

他球団も含め、そういう焦って空回りする若手を山ほど見てきたけれど、ジャイアンツ野手陣2020年の若手は一味違う。
松原は早々に結果を出せたことで、もう打席内で余裕すら感じる。「試合に出させてもらった」借り物じゃなく、しっかり一軍の選手として試合に入れてる。
結果を焦らなくていい状況にできたから余裕が生まれる。余裕があるからいい結果が出やすい。結果が出るとまた落ち着いて打席に立てる。この好循環サイクルが見て取れるし、原もその波に乗った状態を見逃さず2番に抜擢するさすがの慧眼。
モタもそう。振り回すだけかと思ったら、我慢して我慢してボールを見極めてる。春先と比べたら格段に成長したんじゃなかろうか。代打起用の場合、チャンスは1日に一度。そこで結果が出ようと出まいと次のチャンスはいつになるかわからない。そんな中で打率250ながら出塁率が500なのは十分褒めていい。

重信、石川あたりはこれを見て発奮しなきゃいけないし、椅子取りゲームに負けるとどんどん立場は悪くなる。5年前、今の松原と全く同じような立ち位置で打ちまくった立岡は、まだ今年一軍に一度も呼ばれてない。
みんな頑張れ。己の椅子をしっかり掴め。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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さて、直江くんとはいかなるピッチャーかと興味津々で見た。
普段は何かを食べながらだったり、スマホを見ながら横目で試合を見たりすることも多い管理人だけど、今日はしっかりじっくりテレビの画面に向き合った。

・・・ストレートに力がない。
ないと言ったらあんまりだけど、プロの一軍の球としては足りてない。
右打者相手のスライダーやフォークには時折唸らされたけど、いかんせんメインになるべきはずのストレートが物足りない。しっかり指にかかっていい軌道で来る球と、シュート回転して内側に逸れたり抜けたりする球が割合にして半々くらいでちょっと頼りない。

一回り目はそういう評価だった管理人だけど、3回裏に思わず変な声が出た。
これはもう作戦勝ちなのだけど、まるでリードの組み立てが変わった。一回り目はストレートの中に変化球を散りばめる攻め方だったのが、二回り目からはまるっきり逆になった。
スライダー、フォーク、カーブ、変化球を軸にカウントを作るようになり、時折挟むアクセントとしてストレートが使われるようになった。
これなら単品としては物足りないストレートも活きる。もしこれが大城の発案ならば彼の大きな成長だし、もしベンチの指示だとしてもそれは直江の引き出しの多さを理解していればこその話。どっちにせよ悪いことじゃない。

3回裏を見てこれは行けると踏んだ。
一回り目と二回り目で組み立てを変えてまるで違うピッチャーのように攻められれば、これはどんな相手であれ通用するはず。そして、二回り行ければ、それは結果として責任回数の5イニングはクリアできるはず。

・・・その期待も束の間、握力が尽きた。

得意の変化球も抜けるようになり、球は真ん中に集まるようになった。もうこれは分かりやすく握力がなくなった証拠。二回りは行けるように大城やベンチの配慮がありながら、残念だけど本人のスタミナがもたなかった。

直江くん、走れ。走ってスタミナを付けろ。
長いイニングを乗り切れる体力が付けば、君の変化球は必ず通用する。クイッと逃げるスライダー、一度浮くカーブ、しっかり落ちたりチェンジアップのようにも見えたりするフォーク、変化球はこのままで十分に一軍でいける。
そして走って下半身が強くなればストレートの威力も増す。ストレートが今より少しでも強くなれば、また今とは違ったピッチングの組み立ても可能になる。輝く未来を信じて走れ直江くん。

で、ほらハッキリ言っとくよ。8月23日にハッキリ言っとくよ。
なんJでもヤフコメでもツイッターでも、こうして負けが込むとネガティブな意見が増える。首位陥落が近いとか、優勝は無理だとか、短絡的で浅はかな書き込みが増える。
野球とはいかなるものか、半年をかけて戦うペナントとはどういうものか、昨日今日野球を見始めたならいざ知らず、去年までの教訓をキレイさっぱり忘れて目の前だけを見てオロオロするバカが増える。
ハッキリ言う。そいつらは本物のバカか、アンチ巨人がふざけて煽ってきてるかのどっちか。気にするほどの価値もない。
管理人は何の心配もしてません。このまま一度も首位を譲らず優勝する確率は少なく見積もっても95%以上です。100%と書きたいところですが、遠慮して5%引いときます。管理人はとてもとても謙虚な人間なので。
読者の皆さん、バカを信じるか管理人を信じるかはあなた次第です。




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今年の菅野智之はどうにも評価しにくい。
いや、数字の結果は言うまでもなく100点どころか1,000点くらいなんだけど、管理人の知る智之とはどうにもズレがあって答えが出せずにいる。


3~4年前、智之のストレートは強かった。そりゃあもう凄まじく圧があって、見るからにドーンと勢いをもってキャッチャーミットに収まっていた。
今年のストレートにそういう印象はない。もともと球速的にはさほど速くない投手だけど、その球速通りに見えることが多い。

内容としても、立ち上がりはだいぶ苦労してる。序盤から球数が増え、こりゃあこの先どうなるかと思わされるような日も多い。そういうときは持ち前の制球力も冴えないし、変化球も特筆すべきものは無いように見える。

ところが、どういう訳だか試合の途中で見事に修正して仕上げてくる。これがよくわからない。
序盤もたもたしていつでも打てそうに見える中をどうにか乗り切り、気が付けば中盤からは完全に菅野のペースになっている。
ストレートは管理人の知るそれではないし、スライダーを始めとする変化球もなんだかピンとこないのだけど、トータルのクオリティは一段も二段も上がり結果は破竹の8連勝。
これはもうモデルチェンジをしたものと理解して、少し見方を変えなきゃいけない気がしてきた。去年までの菅野と比較するのではなく、フォーム同様生まれ変わった投手として見てみよう。智之が前に進んでいる中、見てる側がいつまでも過去に捉われてちゃいけない。

そして、その大エースが週の頭に長いイニングを投げてくれるから、今日みたいなアクシデントがあってもベンチが動じない。
昨日ブルペン陣を全て温存できたから、惜しみなく注ぎ込み予定外ではあるけどもブルペンデー的な戦い方ができた。
「負の連鎖」という言い方はよく聞くけれど、その逆の「正の連鎖」とでも言おうか。こうして一週間が上手く回っていけば自ずとゴールが見えてくるね。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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今さらだけど、明るいよねえウィーラー。
陽気なアメリカンを地で行くような陽キャラぶりに、なんだか見てる方も笑顔になってしまう。
自然と人が集まってくる太陽のような男に見えるし、管理人もできることならあんな風にいつも笑顔で人生を楽しんで生きられるようになりたいw

選手としては少し好不調のアップダウンがあるのかなと。
だけどすごく状態が悪いように見えても、何かの拍子でポーンと会心の長打が出る。まさに今日もそんな感じに見えた。
そうすると、一気に気分も調子も上がる。この辺がさすが陽キャラ。
ただ、試合中にあれだけ笑ってられるのは外国人選手ならではなんだろう。日本人選手があんなにニヤニヤしてゲラゲラ笑ってたら首脳陣からベンチ裏で殴られるw。


本来はこの選手をクリーンアップじゃなく、6番7番あたりで使えるとベスト。
確実性よりは1試合に1本の長打を求められるタイプだし、本人も自由にやらせた方がより活きる気がする。

そして、非常に余計な心配だけれど、彼の登場曲はあれ状況を問わず共通なんだろうか。
例えば、日本シリーズ第7戦の終盤、一打同点逆転の緊迫した場面で代打に出て場内に響き渡る


♬ハッ ハッ ハクショーン だいまおうー

つぼの中かぁーらー ハッ! 飛んでくる~♪

いや、笑うわこんなんw




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どうして亀井は出ないのか?

先週末、名古屋で不甲斐ない試合を繰り返したチームに対し囁かれた疑問。

今週に入り原の口から足の状態が原因と説明があったのだけれど、管理人は亀井さんの起用についてはまあこういう形でいいような気がしてる。

「代打の切り札」という言い方は少し違う。
それはジャイアンツでいえば大道、石井、矢野みたいな打つことに特化した選手であり、亀井さんのイメージとは異なる。

そういうプレースタイルの面だけじゃなく、亀井さんが目指すべきはベンチにいてここぞの場面で使える最後のカードの役割。
今日みたいな大詰めも大詰めのところでチームを背負い登場する。この役目は他の選手には無理だ。
代打だけじゃなく、少し状態が上向けばスタメンで出ればいい。去年までの阿部、5年前までの由伸のように一番根っこのところでチームを支える。それが精神的支柱でありビッグボスの仕事。

今日、尚輝と若林がチャンスを活かせなかった後で亀井さんが出てきたときの期待感。これでダメならしょうがないとまで思えたのは、これまで亀井さんとファンが築き上げてきた歴史の賜物。だって、亀井さんはこの入れ替わりの激しいチームに16年もいるんだもの。山あり谷ありのキャリアだったけど、今こうして亀井さんは自身が憧れた先輩たちが務めてきたポストに就いた。

まあ、あまり無理しないで。
勝負どころがきたら足が痛かろうがなんだろうがスタメンで出てもらうから、それまでは無理せずに。
カッコいい大先輩亀井さん、例えたった3秒でも、3時間出ずっぱりのヤツより目立ってたからそれでいいんです。そして、その3秒のために陰に努力があることを後輩たちもファンも皆知っています。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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ここ数年、宮國について書くときは、いつも否定的でこきおろす内容になった。
開幕投手まで務めたポテンシャルがありながら、その気の弱さが災いし敗戦処理に甘んじる男を罵倒し非難し笑いのネタにしてきた自覚がある。


昨日今日、いろんなトピックがあった2日間だったけど、実は管理人がもっとも強く思ったのは

宮國ってすげえ

この一言だ。これに尽きると言っていい。

また小馬鹿にした物言いになってしまうけれど、あいつはプロの敗戦処理だ。
その、ともすれば汚れ仕事のような役目さえできない若手を2人も見せられて、相対的に宮國のすごさ、存在価値がよくわかった。

一軍と二軍の差なのか、はたまた支配下と育成の差というべきなのか、堀岡くんと沼田くんは明らかにまだ力不足だった。
ストライクを取るのにあっぷあっぷで、置きにいった甘い球を痛打されることの繰り返し。空振りを獲れる球どころかストライクを取れるボールもなくて、もう見てる方がしんどかった。

一方、完全に他の話題にかき消されて埋もれたけれど、実は昨日の宮國は本当にすごかった。
誰も覚えてないだろうけど、昨日の5回裏サンズ、大山、ボーアのクリーンアップを相手に三者連続三振の素晴らしい内容だった。その記録に表れる部分の結果だけでなく、投げてた球が尋常じゃなくよかった。特にフォークが出色で、ストライクゾーンからあわやワンバウンドになるほどの落差があった。

なんでこいつは敗戦処理になるとこんなに活き活きと投げるんだ、と思わず笑ってしまったけど、これはこれで価値のあることだと少し思い直した。
若手2人と宮國の間には、高いか低いかはともかくしっかり分厚い壁がある。その壁を越えられないと一軍じゃやっていけないし、毎年新人が何人も入ってくる世界において一軍で通用しないってことはイコールそういうことだ。


ただ、誤解の無いように言えば、宮國に過度な期待はしない。それは変わらない。
僅差や勝ちパターンで使えば、きっと昨日今日堀岡くんや沼田くんに感じたような気持ちを宮國に対して抱く結果になる。それはもうかなりの確率でそうなる。それはそれとして受け止めて、高望みはしないようにする。いや、そうしなきゃいけない。何十回も裏切られてきたんだから。

これもこれで適材適所と言っていいのかわからないけど、プロの一軍で敗戦処理を務めるのにも一定の能力が要る。誰もがこなせる訳じゃない。
それに宮國の場合、1イニングだけじゃなく回を跨いでロングがいける。勝ちパターンセットアッパーの中にもほぼ1イニング限定投手は少なくないから、ロングで2イニング3イニングを投げられることは胸を張っていい。実際昨日だって2イニング投げてるしな。

注目されることは少ない地味な仕事。陽の当たる道じゃないし、よほどのことがない限りスポットライトは当たらない。
でも、誰かがこれをやらなきゃいけない大事な仕事。敗戦処理をきっちり務めて流れが変わったからチームが逆転したなんてこともある。
・・・久々にちゃんと向き合って、襟を正して応援しよう。頑張れ宮國。

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ほら、昨日から随分とくだらないことが騒ぎになってた。
あまりにもくだらな過ぎて取り上げるのもイヤなんだけど、表に出るか出ないかの違いだけであんなの当たり前に言ってるからな。
いつだったか、坂本なんか藤浪に向かって自分の手に滑り止めスプレーかけるジェスチャーして大笑いしてたくらいでさ。で、当の藤浪だって実は気にしてないよ。間違いない。
ヒマな阪神ファンがここぞとばかりに暴れてるだけ。だからこの話はくだらないの。

ただ、表面上は嘘でも謝らなきゃいけない状況になって、そして迎えた今日の試合がこうなった。
そうなったときに我らが原辰徳はレベルが違った。

阪神ベンチは全員モヤモヤしたものが残って大勝どこへやらになったし、気持ちよく帰れたはずの阪神ファンは、みんな収まりの悪い気持ちを抱えて家路についた。
そして、見るに堪えない試合を見ていたはずのジャイアンツファンは、二度と見られないような貴重なものを見た興奮に胸を弾ませ、怪訝な顔をしてる阪神ファンを見て大爆笑しながら帰れたはずだ。きっと、今夜のお酒は普段の勝ち試合以上に美味しいんじゃないだろうか。

テレビで見ていた全国数百万の巨人ファンは言うに及ばず。管理人もこれはやっぱり爆笑したし、昨日から続いたイヤな空気が消し飛んで溜飲が下がった。
明らかに困惑してる阪神ベンチ。さっきまでの歓喜はどこへやらで目の前の状況を消化できずにいるスタンドの阪神ファン。そして、笑いながら投げて抑える増田。全てが面白かった。

阪神は後味悪く、二桁得点で勝ったことは霞み中谷のグランドスラムなんかもはや忘却の彼方。
逆に巨人はなんだか負けてスッキリ。何も引き摺らず、「キャッチャーキムタク」の第二章を見られたような思いでいる。
あー、おもしろかった。こんなんやれる監督他にいない。絶対にいない。原さん、今後もお好きなようにどうぞwにほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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あれは痛いよ。誰がどう見たって痛い。

素人には想像しにくい類の痛みじゃなく、誰だってスネをぶつけてのたうち回った経験はあるはず。鍛えようのない場所に、ものすごい速さで石のような硬球が飛んできてぶつかる。想像できるけど想像したくないような、そりゃもうどれだけ痛かったかは推して知るべし。


で、代わると思ったら代わらないんでやんの。それにたまげたよ。
てっきり続投のフリだけして数球投げて、「あ、ダメです・・・」って手でバツ印出したりする小芝居して代わるパターンかと思ったよ。
ちなみに、この小芝居ちょいちょいあるけど、これは必要悪だからね。この時間稼ぎの間にブルペンは急ピッチで投げて肩作ってんだから。

そんな下衆い予想を見事に裏切り、マウンドを守り続けた我が大エース。
無理しないで病院行けよと思った気持ちは否定しないけど、結果的に巨人ファンも阪神ファンも心にしっかりと刻まれたのは「菅野すげえ」の一言。球団史上初、自身2度目の開幕から6連勝以上に強烈なインパクトが残った。
これから先もことある毎に「菅野さんはすごい」、「菅野は意地でもマウンドを降りなかった」って尾ひれも付いて称賛される。

逆に、もうメッキが剥がれ落ちていて、その評価は地に落ちているんだと思わされたのが陽。
代打に松原を出されたときの心境はどんなもんだろう。
管理人が陽なら今夜は寝られないな。深酒で済めばいいけれど、おかしなクスリに手を出すのはきっとこういうきっかけもあるんだろうな。それだけ屈辱的な起用だよ。
俺ってもういらない人間なんだろうな、ってイヤでも思わされる残酷な現実。

菅野はドラフト1位。陽はフリーエージェント入団。
言ってみれば新入社員のナンバーワンと中途のナンバーワン。いずれも三顧の礼で迎えられたエリート。
でも数年経ってみたらこうなる。容赦なくシビアに評価されハッキリと明暗が分かれる。今日の試合一つを取ってみても、菅野の株は更に上がり、陽の存在感は気の毒なくらい小さくなった。

ホントはここで陽に発奮して頑張れ的な締めがキレイなんだろう。管理人も今までならばそうしてきた。
だけど、陽に未来は無いな。この選手はピークをとうに過ぎているし、限界がここなんだろうなと察してしまった。残酷だけど、この選手をFAで獲って高給でもてなしたこと自体が間違いだ。代走も守備固めも間に合ってるし、右の代打も北村や石川で十分足りてるよ。今の陽なら立岡を使った方がまだいい。近年のFA失敗例として森福と野上ばかり語られるけど、陽ももはや大差ない。値段を考えたらむしろこっちの方が深刻だ。

上がってこれるヤツ、下がっていくばかりのヤツ。
それらを乗せて今日もジャイアンツ号は進む。さあ、大いなる航海の明日はどっちだ。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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マウンドからバッターボックスまでの距離を、ざっくり二等分くらいのイメージで見ます。

ついついピッチャー寄りの手前側に目が行きがちですが、意識を真ん中からバッター寄りの方に向けます。


手前側がスピードガンの表示に表れる初速。

真ん中から奥が終速。もっとなじみのある言葉でいうと伸び。管理人はそう解釈してます。

初速が速くても、それならそれでバッターは準備というか軌道の予測ができます。
「よし!ストレートだな。それならこれくらいのタイミングで・・・エイッ!」と言うかどうかはさておき、それまでの経験で合わせてこれます。

逆にあまり速くないと見切った球が、勢いそのままに失速することなく手元まで来たら、それはやっぱりやっぱり差し込まれます。
本当に僅かな差でも、タイミングがずれればクリーンヒットはできません。


長々と何が言いたいかというと、今日の畠の球は伸びてました。
1球見て「おおっ!」と感心するくらいの球が来てました。ストレートはスピードガン表示以上に伸び、カーブはブレーキがかかって打者を崩すのに十分でした。

だからこその4回1/3で被安打たったの1。その1本がホームランだったのは残念ですし、その後の危険球退場はもっと残念ですが、これは間違いなく次に繋がる内容でした。

だからまた来週。この内容なら一軍でも絶対に通用します。己を疑うことなく自信を持って臨んでいいです。もう一度仕切り直して今度こそ勝ち名乗りを受けられますように。また来週。






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初めは驚いた。
こんなに近いタイミングで、こんなに似た投手が二人も出てくるかと驚いた。

もちろん大江と高梨の話。
左のサイドスローなんてもう何十年もチームにいなかったのに(だよね?もしかして角以来?)、ほぼ同時に二人も出てくるかとびっくりしちゃったよ。

大江くんの方は対左打者が超有効になるタイプ。
大きく大きく一塁側に踏み出して投げるので、左打者からすれば背中の後ろから球が出てくる。
これは本能的に怖い。見えないところから球が来るとどうしても腰が引ける。だから、明らかに腰砕けの空振りがよく見られるし、とんでもなく遠いところに投げるスライダーでも振ってくれる。
言ってみれば、左投げであることもサイドスローであることも、最大限に活かしたピッチャーだ。

一方、高梨は少しタイプが違う。
彼の特徴は球の出どころ。サイドスローであることにはそんなに意味はない。投げる左腕をギリギリまで身体の陰に隠して、バッターにタイミングを取らせないのが武器。これはオリックス往年の大エース星野伸之に近いと思う。
タイミングが取れれば打者は合わせてくる。澤村とかビエイラの160キロがいとも簡単にクリーンヒットされるのはそれが原因。だけど、「一二の三」じゃなくいきなり「三!」で来たら140キロでも160キロに見えるんですよ。
これは左打者だけじゃなく右にもいける。今日のソトなんかまるで合わない、球が来たから仕方なく振りましたみたいな気のない空振りをしてた。

同じに見えて少し違う。
高梨はだいぶ使い勝手がいいし(楽天さんはなんでくれたんだ?)、右左関係なくセットアッパーとしていけると思う。
大江くんはそれに比べると偏りがあって、セットアップよりは落ちる立ち位置で、ピンチで左を迎えたときなんかに出てくることになるんだろう。
全く特徴が被るならどちらか一人だけでいいやとなるけど、これはこれで住み分けができているような気もする。
中川、京介と合わせていきなり左の中継ぎが豊富になったようでちょっと楽しいね。にほんブログ村 野球ブログ 読売ジャイアンツへ
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