無事、日本の完勝、完全優勝で幕を閉じた稲葉ジャパンの初陣。
最後の最後に好投した田口がジャイアンツファンの溜飲を下げたものの、野手で唯一選ばれた宇佐見は左手首のケガでせっかくの機会を辞退した。
宇佐見の手首・・・。
多くのジャイアンツファンはざわっと過ぎった胸騒ぎを、あえて見て見ぬフリをして過ごしてる。
時は春に遡る。
当時はまったく無名の若手だったから誰も気に留めなかったものの、宇佐見は4月に右手首有鉤骨骨折で手術を受けている。
右左の違いはあれど、また同じ手首を痛めての離脱。ざわわっとイヤな予感が胸を過ぎる。
宇佐見のようにグリップの低いバッターのバッティングは、それすなわち手首の強さを活かした打法。ボールに最短距離でバットをぶつけ、上下動の無さをリストの押し返しの強さでカバーするバッティング。
そういう打者が手首を痛めたことは、普通に考えてもちょっと重い。
そして、ジャイアンツファンであるならば、「有鉤骨骨折」というキーワードにピンとこないはずがない。
原ファンである管理人はこの映像は涙なくして見れないし、何度見ても号泣してしまうのだけれど、ここで抑えてほしいのは打者にとって手首を折るということの重要さ。
悪い予感しかしないし、言葉を選ばず言えば2013年に膝を痛めて中井が離脱して、復帰後まるで別人になっていたことが重なって仕方ない。
杞憂に終われ・・・、杞憂に終われ・・・。
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