一見、なーんにも見るべき点の無い完敗。
それでも、やっぱりあれこれと気になるのが中日戦。
だって、０７年から４年も連続してクライマックスファイナルステージを戦ってきたのは巨人と中日なんだもん。互いが低迷している状況だろうが、相手のことは気になってしまう。

で、「今年の巨人はダメだ」、「今年の巨人は弱い」と笑ってる諸君。今のうちに吼えてなさい。
阿部がいない、由伸がいない、山口がいない、松本がいない、藤井がいない、朝井がいない、おまけにガッツと脇谷が大不振。これが全部上がってきたときに、調子が戻ってきたときに、どこのチームが「巨人は弱い」なんて言えんの？だから今のうちにせいぜい喜んでなさい。
加えて書けば、去年の春先、バットを振ればヒットになるほど絶好調だった松本や、最多勝を獲らんばかりに勝ち続けた東野みたいな、いわば調子の良過ぎる選手は誰もいない。好調な坂本や長野だって特別目を引くような成績じゃない。言ってみれば、実力通りに結果を出せてるだけのこと。
つまり、これから上がる要素は山ほどあるけど、下がる要素は何にも無い。だから、アタクシは何にも心配してません。必ずこれから良くなる。

話を戻す。
その巨人を愛する一人として、気になるのはやっぱり中日なのですよ。ヤクルトや阪神よりよっぽど気になる。
その中日について、アタクシは去年の日本シリーズのとき、「落合は岩瀬と井端をあえて使って衆人環視の中でクローザーの座、レギュラーの座を外そうとしてるんじゃないか？」、「もっとも野球ファンの注目が集まる場で功労者二人に引導を渡そうとしてるんじゃないか？」と書きました。
そして、「おそらく来年(今年ね)クローザーには浅尾が、セカンドのレギュラーには堂上がなるだろう」と書きました。
・・・その予想は外れました。
でも、その二人が活躍してるのかどうかは、皆さんご存じの通りです。
この３連戦も井端に注目してましたが、たまに井端らしさの片鱗は見えましたが、巨人を徹底的に苦しめてきたリードオフマンの面影、どこに何を投げても三振しなかった巧打者の面影はありませんでした。
そして岩瀬。もう見てるのが切ないほどです。
今日もセーブも付かない場面なのに９回２アウトから謎の登板。たった一つアウトを取れば終わる状況なのに、打者３人に対して被安打２。一人で勝手に試合を盛り上げました。
今日だけでなく、前回登板も打者６人に被安打３。４月２６日もまったく同じ。たまにキレイに抑える日もあるようですが、防御率は４点台。コバヒロと並んで、ある意味もっとも安定して打たれてるピッチャーです。

まさか、落合はこのままの布陣で戦う気なんでしょうか？
岩瀬はもう絶対に通用しませんよ。不調じゃなくて衰えだもの。今年３７歳なんだから、これはもう仕方ない話。真っ直ぐでもスライダーでも、球に力が無いのは本人が一番自覚してるはず。
シーズン序盤だからまだどうにかなってるけど、これが一つの勝ちが大きな意味を持つ夏以降の試合になればそうはいかない。どのピッチャーよりも簡単に打ち込まれますよ。
落合ほどの男がそれに気付いてないはずがないし、受けてる谷繁も同様。これだけどうしようもない状態が続くと、いかに功労者だろうが他の選手も不満に思うはず。
ひょっとして、自分からクローザー降格を申し出てくるのを待ってんのかねぇ？落合だけは常人の感覚で計り知れない監督だけに、今年の終盤までの戦い方をどう見てるんだか非常に不気味・・・。

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　　（　･ω･）　竜ファンはこの現状をどう思ってんのよ？
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