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来年2020年は何を差し置いてもオリンピック。そりゃあもうオリンピック。春といわず年明けからテレビも街も一気にオリンピックムードになるんではないかと思われる。
野球も少なからずその影響を受ける。
開幕も早まるし、オリンピックまではやっぱりどこか頭の片隅でそれを意識しながらの試合になるんだと思う。ほら、活躍する他球団の選手を見ながら、内心で日本代表のスタメンを勝手に想像してく感じとかさ。
神宮が使えなくなることで東京ドームでヤクルト阪神戦があったりもするし、とにかくイレギュラーな年になること間違いなし。
でも、それはあくまでも「オリンピックまで」なんだよな。
真夏の盛りにオリンピックが終わった後は、いつもと変わらないシーズンに戻る。
そして、いざセリーグに目を向けたとき、飛車角落ちというか、今年と比べてタレントが減った感がすごい。
ジャイアンツからも阿部が去りどすこいが海を渡った。横浜の四番もメジャーに行き、どうなるかわからないけれどカープの菊池もいなくなる可能性がある。
外国人の入れ替わりはある程度仕方ないけれど、その辺の日本人以上の実績、知名度があるバレンティンはパリーグに戦いの場を移し、キャラが立っていたドリスもどうやら来年はいない。そうそう、ゲレーロだってそうだよな。
そして、忘れちゃいけない。ミスタータイガース鳥谷も阪神で見ることはもうない。
なんというか、各球団一様に戦力がダウンしタレントが減ったこの感じ。ただただ寂しくなっただけの印象を受けてしまう。
この「不在」を忘れさせてくれるような若手の活躍に期待しよう。
パリーグとのレベル差が尚一層ひどくなったとは言わせないセリーグのスター誕生に期待しよう。
2020年、セリーグにジャイアンツに幸あれ。
今日は一つのエポックメイキング。
新しい時代が来たような来ていないような。だけど、少なくとも風向きは変わったかな。
今日という日には、後々大きな意味があるような気がしてならない。それは決してマイナスな意味じゃなく。
まず、大地が来ないことが決まった。
・・・これは良かった。いや、負け惜しみでもなんでもなく。
ロッテにとって大地は特別な選手。サブローと福浦の後を受け、千葉のファンから特別な期待を受ける唯一のスペシャルワン。マリンで大地が打席に入るときの歓声を聞いたことがある人ならわかる。鈴木大地とは他とは一段違う特別な選手。
・・・それを引き継いで、サードにせよファーストにせよ、はたまたセカンドにせよレギュラーを約束できない状況は重い。ただただ黒くて重い。ずっとずっとそれが気になってた。来てくれても期待に応えられないんじゃないかと思ってた。飼い殺しにして潰すんじゃないかと心配してた。
管理人は少なからず大地が好きなのでこの結果は納得してる。今年、井口みたいな三流監督に嫌われていかに不遇な目に遭ってきたかも知ってるから、これはこれで良かった。人的も獲られない訳だしさ。
そしてそして、「はぁ・・・?」という日本中の醒めた声を背に受け旅立つどすこい。
・・・いや、別にいいんだよ。何も思うとこはない。
だけど、プレミアの内容を見て心配する気持ちと、「FAで来て不祥事起こして、挙句3年でポスティングとか気でも狂ってんのかおまえ?」って気持ちと両方あるけど、いずれどうでもいい。どれだけ勝っても脇役の域を抜けられないのがどすこい。最後までそんな感じだ。
ハッキリ言うけど、今年15勝してようが、巨人ファンにどすこいファンなどいない。
いるとすれば元々ベイスのファン。それは断じて巨人ファンじゃない。
申し訳ないけど、今年17回巨人戦を観戦してスタンドを見回した管理人の偽らざる感想。
だから、まあ元気で頑張ってとしか言えない。戦力が減るのは事実だし痛いところだけど、まあそれはそれでこれから考えりゃいいさ。
来ないヤツも、出て行くヤツも同等。
それが悪いだなんて言えないし、価値観は人それぞれ。むしろ、美馬と大地は正しい選択をしたとさえ思う。
「巨人に来ない」
「巨人から出ていく」
今までなかなか無かったことが立て続けに起きた。これは巨人の凋落じゃなく時代の変化だよ。そして決して悪い変化じゃない。管理人はむしろ今日を記念すべき日だと思う。
だけど、YGマークは野球をする者にとって特別。これもまた事実。
重い重い十字架を背負って、一番風当たりの強いところで戦い自分を鍛えるのもまた一つの途。坂本や菅野がそうであるように。
変わるもの変わらないもの。2020年のジャイアンツに栄光の光あれ。