Googleってのはすごい。本当にすごい。
ネットを開けた時に最初に表示される「ホーム」をyahooに設定してる私ですが、それでも大事な検索においてはGoogle重視。すぐに使えるようにツールバーを埋め込んでます。今回はそんなお話。
最近、「負の感染」で全国的に蔓延している硫化水素自殺。
あまりのことに、政府がそれについて書いてあるページを削除するよう各プロバイダーに指導、注意を促すそうですが、完全に「時既に遅し」です。
削除すればいい、なんてのはネットに疎い人の発想。情報でも画像でも一度流出したらもう終わり。アップロード→他の人が保存→削除、のいたちごっこになるだけです。
で、偉大なる検索エンジンGoogle様について。あまりに性能が高くなりすぎ、最近では文字入力してる途中から第2以下の検索ワードが次々表示されてきます。つまり、この単語を調べた人は一緒にこの言葉も合わせて検索してますよ、的なサービスです。実は世の中の関心が一番顕著に表れてくるのがここですね。
んでもって、問題の硫化水素に関わる商品Aと商品B。
AについてGoogleで調べようとすると、出てくる第2検索ワードは「A B」、「A 自殺」、「A 硫化水素」、「A とB」・・・。
Bについて調べようとすると、「B A」、「B 自殺」、「B とA」・・・。
なんとご丁寧なことか、と恐れ入ります。普通にこの商品を通販で買おうとした人までが「ひょっとして・・・」と気づいちゃいます。
書いてるページを削除しろ、と言ってる政治家の皆さんはこの辺のことまで頭に入ってるんでしょうか?
仮に気づいていて、削除させようとしたとしましょう。NGワード扱いにすれば技術的にも可能でしょう。
ただ、そのもの単体では何の問題も無い商品に対して、そんな圧力をかけていいものなのか?とも思います。
その商品を開発した人、製造してる人、売って回ってる人、一つの商品の陰には多くの人がいます。
下手に動くと国が圧力かけて一民間企業を潰すことになるんじゃないでしょうか?
・・・いずれにせよ、その方法での自殺はやめてください。
それは自殺じゃなくて、無差別大量殺人です。冗談でなくて奇麗事でもなくて、生きてりゃいいこともあります。それでもどうしても死にたい方は、お願いですから他の方法にしてください。近所でそれやられたら、と思うとホントに戦々恐々ですよ。
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